2004/08/01
■ 2004年08月01日 ■寝て暮らす
今日は朝から今まで、文字通り寝ていました。
・・・なぜだろう、昨日駅から花火会場まで歩いたせいだろうか・・・?
夕食後に野々市のじょんから祭りに行こうと行っていたけれど
この調子ではどうなることやら。
■ 2004年08月01日 ■<本>ローゼンクロイツ 三冊
お試しに最初から三冊。アキテーヌという地名を聞くと某小説を思い出してしまう私は、いろんな名前やエピソードの元ネタを連想して、読んでてなんだかムズムズしてしまうというか、いたたまれないというか、うーん、困りました。(笑)
■ 2004年08月01日 ■<本>高殿円『ジャック・ザ・ルビー』
『ローゼンクロイツ』が男でありながら隣国の宰相の妻になる話だったのと対照的に、こちらは女でありながら8人の后を持つ王様の話。ビーンズレーベルはそういう話が多いのだろうか・・・・この一冊を読んだ限りではギャグの部分とシリアスの部分がちぐはぐしているように思うんですが、私が参考にしている書評サイトで一押しって書いてあったので、続きも読んでみるかな〜?
2004/08/02
■ 2004年08月02日 ■<ドラマCD>『少年舞妓 千代菊が行く』
あははは、まるマのコンラッド役の森川さんとユーリ役の桜井さんが出演しているので、買ってしまったドラマCD。衣擦れの音、三味線の音、蝉の鳴き声、竹林の風の音。音響も凝っていて楽しい作りですが、やっぱり30すぎの大人が13歳の舞妓さんにせまっちゃいかんだろうーというところがひっかかっちゃいますね。それさえなければ、楢崎さんの慇懃無礼な役に森川さんはぴったりなんですが。この声はコンラッドくらいストイック(?)な役の方がかえって色っぽいかも。あからさまな役よりもね。桜井さんは普通にやってると、美青年風の声で、ユーリ役の方が珍しいのかもしれない。主役の松本さちさんが上手い!13歳の中学生の男の子の声と、舞妓さんに変身したあとの声が、同じ人なのに、ちゃんと男の子と女の子の声に聞こえる。舞妓さんの声がかわいくていい感じ。この話は文章で読ませるより、ドラマCDの方が面白いし、アニメか実写の方がさらに広がると思う。豪華な舞妓姿をビジュアルで出した方がアピールするだろうなあ。その際、花街の遊びをどの程度一般常識内に収めるかがポイントかも。そこさえクリアしてくれたら楽しめるんだけれどね・・・
http://www.shueisha.co.jp/s-book/chiyogiku/com/
■ 2004年08月02日 ■読売 ブックスタンド コミック館
二ノ宮さんの公式HPのBBSで話題になっていた、読売新聞の紹介記事がネットで読めます。
のだめ以外にもいろいろと記事があっておもしろそう。
このページは一週間たっても消えないかな?
http://www.yomiuri.co.jp/bookstand/top23.htm
■ 2004年08月02日 ■<本>奈波はるか『少年舞妓5すっぽかされたお披露目』
これは、おもしろかったです。仕込み(見習い)の期間を終え、舞妓としてデビューするお披露目の日。千代菊の最大の贔屓である楡崎が祝いの席に現れません。初日に千代菊を貸切にしておきながら遂に現れなかった楡崎・・・いったい何があったのか?
いったいどうなるんだろう、という興味で読んじゃった。お披露目の豪華な着物や帯、三日間しかつけることのできない鼈甲のかんざし。そういうものを見せることができないもどかしさ。千代菊がちょっと本気になるところも面白いんだけれど・・・・いったいこのシリーズの最後はどうするのかなあ。それによって、これまでのお話の見え方が変わるんだろうな。当分、このまま続くんでしょうけど。
■ 2004年08月02日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚1』
イギリスのパブリックスクールに通う、日本人の血をひくユウリ。彼は霊感が強く、友人達と開いていた「百物語」もどきの会で、見えるはずのないものを見てしまいます。その後学校では次々と不審な出来事がおこり、ユウリはどのように立ち向かえばいいのか悩むのでした。
湖畔の全寮制パブリックスクール。魔物に連れて行かれる友人。月と鏡と水鏡。ケルトの民話。などなど。好きな人にはたまらないお膳立て。これは作者のデビュー作なので、細かいところにはいろいろとつっこみどころはありますが、全体としてイメージは伝わってきます。このシリーズは五冊出ているのかな。とりあえず、出ているところまで読んでみようと思いました。
■ 2004年08月02日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚4終わりなきドルイドの誓約』
本が入手できなくて、二冊飛ばして第四巻です。一話完結なので、まあ大丈夫でしょう。今回もケルトのお話が中心でした。たぶん作者はこの方面に造詣が深いのでしょう。だからちょこっと能書きが長すぎるきらいがあります。それでもレギュラーの男の子達がだんだんかわいくなってきて、そっちでじゅうぶん楽しめるみたい。ユウリにシモンにアシュレイ。ほどよい距離感がおもしろい。三冊目くらいまで読んじゃうと、そのまま続きを読みたくなるんですよね・・・・
2004/08/03
■ 2004年08月03日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚6聖夜に流れる血』
また一冊抜かして第六話。ああ、このシリーズけっこう好きかも。ようやくお話の形が見えてきました。イギリスのパブリックスクールを舞台に、霊感の強い日本人の血をひくユウリ、フランス貴族の末裔のシモン、おそらく中国の血をひくイギリスの豪商の息子アシュレイ、この三人の身辺に起こる怪異を描きます。アシュレイが交霊術や魔法や悪魔的なものに惹かれているのと対照的に、シモンはそれらを浄化する天使のような力を持っている。ちょうど中間に位置する主人公ユウリは、異界への扉を開く存在なんですね。誘惑する存在であるアシュレイからユウリを護る守護天使のシモン。BL的要素は少しで、アシュレイとシモン両方に好意を持つユウリという感じ。トーマの心臓というより、ジルベールのいない風と木の詩か(笑)
『聖夜に流れる血』はクリスマスの話です。でも、普通のクリスマスではなくて、ケルト系の?クリスマスというか。かつて宿願を果たさずに死んだ修道僧の無念を晴らすお話。それでもプレゼントの買い物に出るユウリとシモンとか、時間があるとアフタヌーンティーを飲んでいるふたりとか、シモンの双子の妹たちが作ってくれたアドベントカレンダーとか、クリスマスネタ満載。ザビーンズ三号に雪舟さんが描いたヴォルフラムのイラストがありましたが、シモンはああいうイメージだな。
■ 2004年08月03日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚7古き城の住人』
今回はケルトのお話はなくて、古城に出てくる貴婦人の幽霊と吸血鬼のお話。ありがちと言いながら最近は見かけないので、読んでて楽しかったです。ある程度人間関係が定まったら、その中で遊ぶ話があると楽しいね。クライマックスまでにページを使いすぎて、肝心のところとエピローグが急ぎ足になってしまうのが残念。巻を追うごとにどんどん上手くなっていく人なので、そのうち緩急自在になるでしょうけれど。ユウリとシモン、ユウリとアシュレーそれぞれ楽しい場面もあって、続きが読みたいと思ったら、なんと最新刊は8月始め発売だって。うれしい・・・
丁寧な紹介のページみつけました。
みどりさんの『Club Chant』より
http://catchant.hp.infoseek.co.jp/sinoharamiki.html
■ 2004年08月03日 ■小ネタ
毒女アニシナシリーズ第五弾は・・・
「毒女アニシナと不死身の交響楽団」だそうだ。
(2ちゃん情報)
ちなみに、これまでのは
『毒女アニシナと秘密の研究室』
『毒女アニシナと患者の意思』
『毒女アニシナとあるカバンの修理』
『毒女アニシナと煩悩のコルセット』
でした。
■ 2004年08月03日 ■<本>『マリみて3 いばらの森』
うわー『ふたりぽっち』だよ。なんて思いましたが、どうでしょう。さて、前の二冊よりもちょっと深くなりましたか。でも、マジな話になるとつらいものがあるのは、やっぱり私はBLは読めても百合系は無理なのかしらん。いやいや、『アプローズ』が読めたんだから、きっとそのうち慣れるかも。もう少し読んでみます・・・
■ 2004年08月03日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚8水にたゆたふ乙女』
今日発売の最新刊。とある女子学院には伝説があって、『ハムレット』を学園祭で演じようとすると、必ずオフィーリアが水の事故にあう。縁があってその劇に関わることになってしまったユウリは・・・・
これはかなりいい感じかも。モチーフはミレーのオフィーリアの絵です。『残酷な神が支配する』のオフィーリアを彷彿とさせる場面があります。そしてユウリを救うため協力するシモンとアシュレイなんてのも見られます。雨の降る日に寄宿舎から外をながめるユウリとか、川沿いの柳の木とか、河のほとりでピクニックする少女ふたりとか。そういう言葉にぴんとくる方は是非手にとって読んでみてください。途中から読んでも大丈夫。昔好きだったいろいろなものがふんだんに散りばめられた世界。しかも日英ハーフな霊感の強い主人公だ。陰陽師的世界も楽しめて盛りだくさんです。
追記
篠原さんが萩尾さんを好きだろうということは、第一作目からわかりましたが、この本を再読していて、かなりそれが根深いと思いました。萩尾さんの作品のいろんなものが血や肉になってる感じがしました。初読のときはきがつかないくらいさりげなくね。『トーマの心臓』だけではなくて、『銀の三角』とか。同じものを食べて育ってきた人がたくさんいるわけです。その上で独自の個性もあって、読んでいて楽しい。
2004/08/04
■ 2004年08月04日 ■<本>とみなが貴和 『EDGE4 檻のない虜囚』
最新刊。これまでよりも日常に近い話でした。本当はこの本で完結する予定だったのが、五冊になったと日記に書いてあったと思います。クライマックスまでの間奏曲のようです。東京近郊の住宅地に住む中学生のありふれた生活の中で小さなゆがみがだんだんとふくらんでいく様子を丁寧に描いてあります。本の半ばまでそういう調子だったので、これまでの本との違いに少しとまどったんですが、しっかり落とし前をつけてくれて、カタルシスさえ味わうことができる結末になっています。以下ネタバレ。
↓
■ 2004年08月04日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚SP背信の罪深きアリア』
番外編。ユウリがパブリックスクールに転入し、シモンと初めて出会った13歳の時のお話。ユーリのあらざるものを見る目と、シモンの守護天使的な役割の基本を、あとから書いてみましたという感じですが、面白かったです。今回はもうまるっきり『トーマの心臓』。贖罪と許しという感じですか。最後の最後に実体を出してしまうのが、ちょっと惜しい。でも最後までこれでいけるかしら?
■ 2004年08月04日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚2嘆きの肖像画』
寄宿舎内の権力闘争と、ナチに奪われた絵画に秘められた謎と、『チョコレートキス』みたいな誰がかわいい子を自分のものにするか、みたいな話が混ざった第二巻でした。楽しい。
■ 2004年08月04日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚3囚われの一角獣』
夏休み後半をシモンの住むフランスで過ごすユウリ。楽しいはずの夏休みにとんでもないことが起こって・・・・という話。悲劇の伝説のあるお城に荒天のため閉じ込められるお客達に、城の呪いがふりかかる。ええと、『呪われた城』と『十三月の悲劇』と『最後の一角獣』(ちょっと違うか)を連想させます。後半の展開がいまいち荒唐無稽かな。日常の描写の方が楽しいです。
■ 2004年08月04日 ■<本>英国妖異譚まとめ
イギリスを舞台にした幽霊話。ということで以前から気になっていたんだけれど、なかなか手にとらなかったのは、表紙のイラストが少々子供っぽかったせい。でも一冊読んだら、9冊一気に読めました。第一作がホワイトハート大賞の優秀賞受賞作で、応募した作品を手直しして文庫になり、そのままシリーズとして続いているようです。だから巻を追うごとに上手になっていくので、最初がちょっとどうかなと思っても第四作目くらいから落ち着いて楽しむことができます。いっそ途中から読んだ方がいいかも。最初の数冊は、妖精や幽霊があたりまえに現れるので、驚きます(笑)それから登場人物の容姿を形容する時に、何回も同じ言葉を使うのがちょっと困るかなあ。アマチュアからプロへ、だんだん変わっていく過程を見るような感じ。それでも一気に読ませてしまう力があるのは面白いと思う。作者のたどってきた読書歴をある程度、推測することができます。昔の少女まんがにどっぷりつかった人で、その上で、興味のある分野を自分で調べて、小説を書いている感じ。寄宿舎、お城、湖、妖精、幽霊、ケルト文化、お茶会、監督生、キーワードがいっぱい。無垢な主人公をはさんで、悪魔的な友人と守護天使の友人が綱引きをしているという(笑)。BL的要素はかなりはっきりあるんですが、それを目に見える形にする以前の駆け引きで済ませているところが美味しい。守護天使のシモンの性格がけっこう面白い。感情を細かく分析して折れるところは折れるところがあって。悪魔的なアシュレイは、作者の中でも最終的な性格付けが保留されているような感じです。主人公にだけは優しい、ということにするか、本当に冷酷な人間にするのか。主人公のユウリはわりと地味なんですが、なぜかもてるという。どっかのユーリと似ています。日英のハーフ。父親は子爵。(セルジュみたいね)母親は日本の格式の高い神官につながる家出身。ユウリには陰陽にくわしい従兄弟がいて、イギリスの妖精譚やケルトの宗教と日本の陰陽道みたいな話もからんで、和洋折衷幽霊譚も書けるかも。9冊のお話を終えたのに、ユウリの力は今目覚めたばかり、まだまだ続きそうで楽しみです。
■ 2004年08月04日 ■ひとやすみ
怒涛の読書月間でしたが、ここらでちょっとお休みします。お盆に実家に遊びに来る大学生の姪っ子と遊ぶ約束をしているので。この一ヶ月に読んだ本は三十冊くらいかな。いわゆるライトノベルをまとめて読みました。この分野は全く読んだことがなかったので、新鮮でした。読む本全部楽しくて。いや、ほんとに。まだまだごく一部なので、これから少しづつ新しいものを読んでみようと思います。
★これまで読んだシリーズ
まるマ、Flesh&Blood、EDGE、少年陰陽師、英国妖異譚、彩雲国、少年舞妓
★読みかけのシリーズ
マリア様がみている、ローゼンクロイツ
★これから読む予定
楽園の魔女、ちょー、流血女神伝
『炎の蜃気楼』と『フジミシリーズ』も読みたいなあ。
2004/08/05
■ 2004年08月05日 ■「空想ハイウエィACT2」
井上陽水の「空想ハイウエィACT2」は今日放送です。
同じ番組を二日連続で放送。ハイビジョンは20分長いです。
8月5日(木) 23:00〜24:30(90分) NHK BS-2
8月6日(金) 23:45〜25:35(110分) NHK BS-hi
9月11日(土) 19:30〜21:00(90分)8/5の再放送版 NHK BS-2
ところで、昨日テレビがふっとため息をつくように消えてしまいました。
電源は入るけれど映らない。ああ、15年がんばってくれたのに。
まあ、新しいのを買いますけれど、その先に電気やさんが入れるようにしなくちゃ。
それまで、14インチのテレビをモニターにする予定。
29インチのテレビなんて階下に下ろすこともできやしない。
2004/08/06
■ 2004年08月06日 ■「空想ハイウエィACT2」感想
優しくてシビアで、ぎりぎりの距離を保った不思議な番組だった。最初、いったい何をしたい番組なのかわからなかったが、最後にはやっと「時間」をテーマにしていることに気がついた。いや、もちろん「30年ぶりのフォーク同窓会」とサブタイトルについていたくらいだから、最初からそれは明らかだったのだけれど。ありきたりの展開にならず、上っつらの言葉をつかわず、それぞれが妥協しないまま、お互いを認め合って同窓会は終わった。ラストに陽水が夕暮れの沖縄の海をバックに「ゼンマイじかけのカブトムシ」を弾き語りで歌う。この画面はそれだけで、心にしみるような映像だが、番組の最後としては出来すぎだった。
30年前、陽水が一緒にツアーをしたフォーク歌手の四人、高田渡、加川良、三上寛、友部正人と、小室等を迎え、沖縄の洒落たリゾートホテルで一日を過ごす。それぞれが陽水のリクエストに応え一曲ずつ歌い、間に一人一人のインタビューとみんなで談笑する場面と陽水のコメントが入る。陽水の歌はスタジオで撮影した曲とホテルで撮った曲、合計5曲が途中にはさまれていた。
出演している陽水の友人の五人は、小室さんを除いてお名前は知っていたものの、歌は聞いたことがなかった。72年当時、私は小学生で五歳年上の姉がいたので、当時のフォークソングをわりと聞いていた方だが、姉が好きなのはガロとかそのへんだった。反戦フォークや生活に密着したような歌はあまり耳に入らなかった。今回彼らの歌を聞いて、それぞれが骨のある個性的な人たちだということがわかった。それでも自分との接点はあまりない。当時の彼らがどういう評価を受けていたのか、現在何をしているのか、そういうことが全然わからない。私が目にするメディアに彼らが登場することはこれまであまりなかったので。
陽水の出発点はフォークソングといわれている。彼らの中で過ごした時期が確かにあった。しかし小室さんが番組の中でおっしゃっていたように、陽水の歌は最初からフォークソングではなかった。今回の番組では陽水はあまり語らない。歌でさえ最後の一曲以外は途中で映像や音声がかぶり不完全な形だった。その分、ゲストの歌はしっかり放送されていた。三十年の間、表舞台で活躍し続けた陽水と、かつてのフォークソングの仲間の同窓会は、いったいどんなものになるのか、はらはらしながら番組を見ていた。冒頭に書いたとおり、最後にはゆっくりと時間の流れを見るような視線が印象に残った。そして陽水が年齢相応に年をとって見えた。友人達を見る表情は、最初の頃のLPのジャケットに映っているサングラスをかけてない優しい青年の表情と重なった。
無口な友部正人さんの言葉が心に残る。日本とNYを往復している彼は言う。「リアリティは人それぞれ。工場で働いているからリアルなわけじゃない。陽水の一見ちゃらんぽらんな歌詞にリアリティを感じる人もいる。そしてそれを伝えるのは言葉」「アメリカは保守化している。日本も世界もその影響を受ける。ぼくたちは幻のような自由な雰囲気の中で2,30年を過ごしてきたけれど、それが一挙に冷えてしまう可能性がある。あっというまに30年前に逆戻り。何か言ったほうがいいかもとちょっと思う。」
最近の私は、本を読むことに没頭していたので、他のことにあまり気がまわらない状態だ。実は、放送時間にスタンバイしていながらうたたねしてしまい、冒頭30分を録画しそこねた。パソコンに予備の録画予約をしておいたので、それを見てこれを書いている。陽水の歌や言葉は、私が他によそ見をしていても、引き戻す。そういう力がある。番組中歌われた「クレイジーラブ」は昨年のコンサートで披露されたジャズバージョンで、まだCDに入っていない。押さえて歌う「クレイジーラブ」はとても素敵なのでよかったら見てくださいね。ハイビジョンは今日放送予定。再放送は9月はじめです。
★陽水の歌
1.かんかん照り 2.傘がない 3.夏星屑 4.クレイジーラブ 5.ゼンマイじかけのカブトムシ
☆ゲストの歌
1.生活の柄(高田渡) 2・夢は夜ひらく(三上寛) 3.教訓(加川良)
4.雨が空から降れば(小室等) 5.一本道(友部正人)
<演奏順 ★1.★2.☆1.☆2.★3.☆4.☆5.★4.★5.>
2004/08/07
■ 2004年08月07日 ■「空想ハイウエィACT2」陽水伝説Part2
BS2とハイビジョンで二夜連続放送された空想ハイウェイACT2だが、ハイビジョン版には陽水伝説と題して、20分のおまけがついている。これまでのプロモーションビデオを何曲かとりあげる。Part2の今回は一曲づつ陽水の解説がついていた。
1.ジェラシー
2.リバーサイドホテル(相米慎二監督)
3.夢寝見(操上和美監督)
■ 2004年08月07日 ■少年舞妓シリーズまとめ
『濡れ衣で祇園追放?!』『禁じられた初恋』の二冊を読んで、一応出ているところまでは全部読んだ。ほり恵利織さんのイラストにひかれて手にとった本だが、お話を好きかというとちょっと考えてしまう。13歳の中学生の男の子が舞妓さんをするというのは、とても良いアイディアだし、華やかだし、知らなかったいろいろな祇園の習慣も面白い。だけれど、そもそも前提がウソなので、話の中でいくら主人公が本気になっても、どこまでホントかわからないということになる。しかし花街の御茶屋遊びがそもそも虚実とりまぜた世界なので、その二重の構造が何かひっかかって読み続けてしまった。主人公の千代菊がウソをしょっていれば、お客ナンバー1の楡崎も、色事遊びに長けた客として千代菊を扱う。サービス業なのだから、そこに報酬以上のホントを求めるのがまちがっている。そういういかがわしさが微妙にただよいつつ、コバルトという年少者も読むシリーズなので、純情ぶったりするところがなんともはや。いったいどこに着地するのか気になって読んじゃうのかも。
2004/08/08
■ 2004年08月08日 ■川北町の北國花火大会
このあたりでは、一番大きな花火大会だという川北町の花火に行ってきました。金沢から車で20分。手取川沿いの河川敷です。あたりは田園地帯なので、町中では上げることのできない20号花火を見ることができます。初めて行くので、花火の四時間前に会場に行きました。車は会場に近いところよりも、金沢へ帰る道路の一番金沢寄りの場所に入れました。駐車場内では一番出入り口に近いところに車を止め、フィナーレが始まった途端に撤収。ダッシュで駐車場に戻り、なんとかスムーズに帰ることができました。連日の真夏日。今日も入道雲が空に浮かび、日なたは照り焼きになりそうな暑さ。レジャーシートで場所取りをして(撤収しやすい入り口付近)木陰に入って時間をつぶしました。花火の前には、虫送りや大きなかがり火を焚く火祭りや踊りや太鼓の演奏があります。日が傾いてからは、シートにすわりごろごろしていました。アスファルトの余熱でぽかぽかになりました。今日は風があまりなくて、せっかくのスターマインが煙でかくれてよく見えなかったのが残念。それでも、やっと夏らしい気分になって満足して帰ってきました。

■ 2004年08月08日 ■萩尾望都さんの仕事場
仕事場の写真がフラワーズのHPに載っていました。
http://flowers.shogakukan.co.jp/workroom/workroom_04.html
あはは、私のパソコン周りとおんなじ(笑)
■ 2004年08月08日 ■松任CCZの北陸中日花火

今日も花火。おねーちゃんはもういい、というので、次女とふたりで行きました。金沢の隣の松任市の海岸の花火です。松任CCZが会場ですが、その手前の海岸でいつも見ます。海辺で見る花火は、始まる前の待ち時間に波の音を聞いたり、沖合いに浮かぶ漁船の灯りを見たりして時間をつぶせるので、いい感じです。昨日の川北大会はスターマインを何回も打ち上げたり、新作花火が上がったり、派手なんですが、北陸中日花火はひとつひとつの花火を丁寧に上げて、上品な感じです。大きな花火大会もいいけれど、松任の花火も身軽に動けて私は好きです。
2004/08/09
■ 2004年08月09日 ■<まんが>渡辺多恵子『風光る』1巻〜15巻
ずいぶん前から連載されていることはしっていたけれど、雑誌をぱらぱらとめくっても、どういう話か全然わからなくて、これまで読まなかった作品。とりあえず15巻まで読みました。ぱっとみて把握できないのは、全員黒髪で、全員ほぼ同じ顔で描かれてるせいですね。だから斉藤さんが一番印象に残る。まあ、あの人は顔だけじゃなくて、本業とか性格も独特だから。(笑)少女マンガ的に新選組を描こうという試み。セイが男の子の方が、すんなり受け入れられると思うのは私だけかしら。なんかそのへんでもやもやしちゃうんだなあ・・・・これからだんだん話が進んで、明るくまとめることができなくなったときに、いったいどうなるのか注目していきたいと思います。
■ 2004年08月09日 ■英国妖異譚再読中・・・
どうして、こんなに気になるのかわからないけれど、何回か読み返してしまいました。やっぱり面白いのはユウリとシモンとアシュレイの駆け引きなんだろうなあ。寄宿舎とかパブリックスクールとか監督生とか、少女マンガ的アイテムがたくさんあるけれど、そういうものを扱いながら、こまごました駆け引きが作者オリジナルなんだと思う。彼らの容姿をものすごくありきたりな形容詞で表現しているので、赤面してしまうんだけれど、そのうち「ま、いいや」と思わせるくらい、駆け引きの部分が面白い。シモンとアシュレイはタイプは違うけれど、頭が良くてプライドが高くて能力的に優れているという点で似ている。二人に比べればユウリは現実的には何も持っていないカワイコちゃん的立場なんだけれど、異界との接点に立ったときには、ユウリにしかできないことをやる。そのときにはシモンもアシュレイも何もすることができない。立場が逆転する。その面白さ。確信犯的に読者サービスをはさむ作者の思惑と別に、何か確実なものもあるような気がして、ついつい読んじゃうのが不思議。イラストが内容にあってないかも・・・と、時々思うんだけれど、それも、どこかそう言い切れないところもあって、このシリーズはそのへんのバランスが絶妙です。
■ 2004年08月09日 ■昨日買った本
石田育絵『プライド』を買いました。帯にほだされて。ユギさんとはん子さんのかけあいがおもしろくて。マンガもおもしろかった。検事たちの三角関係って話でした。身内に手を出すといろいろとやばそうですが・・・しかし何でBLって三角関係が多いのかね。
これも、買ってから、帯に荒川弘さんの推薦文がついてるのに気がついた。鈴木有布子『罪と罰ツミトバチ』古い屋敷の開かずの間に、神様がいるという。扉をあけると何か悪いことが起こるという言い伝えが。座敷わらしのお話が二編。ほかに叙情的な短編がいくつか。お話はまだちょっとこなれないところもあるけれど、雪が降る音が聞こえそうな絵が好きかも。
高野宮子『小鳩邸異聞』異世界のいろいろを見ることができる主人公とその友人の、のんびりした日常。あまり禍々しいものは出てきません。ツミトバチと同じように、ほんの少しの不思議が心地よかったです。
三冊とも表紙買いをした本ですが、なかなか当たり。掲載誌の名前も知らないけれど、いろいろと楽しい漫画があるんだなあと思いました。
2004/08/10
■ 2004年08月10日 ■<まんが>『のだめカンタービレ』第59回
朝、ごみを出しに行くついでに(車で・・・)コンビニでKISSを買いました。のだめ59回、指揮者コンクールの三次予選結果。二週間のお休みの効果か、今回はものすごく密度が濃くて楽しかった。二ノ宮さんは上手いです。セリフを使わず言いたいことを伝える。ゆったりとしたコマ割りなのに、充実しています。見開きのふたりがすごい。今後どうからんでくるのかほんっとーに楽しみ。
2004/08/11
■ 2004年08月11日 ■虫の声
昨日、ベッドに転がって本を読んでいたら(こればっか。働けよ。ちゃんと。)セミの鳴き声に混ざって、小さなコオロギの鳴き声が聞こえてきた。窓の下の畑のどこかから。こんなに毎日暑くて、夏の盛りのようでも、ちゃんと季節は移っていくんだなあと思った。この小さな鳴き声がだんだん大きくなって、そのうち夜にものすごい大音声になるんだな。昨年だったかおととしだったか、月の晩に、あまりに虫の声がすごかったので、びっくりしたことがある。昨年はばたばたしていたので、おととしかな。今年は雨が少なくて、畑の雑草もそんなに生えていないんだけれど、またあんな音が聞けるだろうか。
■ 2004年08月11日 ■『水にたゆたふ乙女』と『トーマの心臓』
(『水にたゆたふ乙女』の内容に触れています。)
『英国妖異譚』を最初から順番に読み返してみて、どうしてこんなに気になるのかやっとわかりました。これを書いている人は、24年組の漫画を読みふけって、彼女達の作品を食べて育って、それを形にしているので、同じような本を読んできた私の心にひっかかるようです。最初に読んだ時からなんとなくそんな気がしていたけれど、再読してから『水にたゆたふ乙女』を読むと、それがはっきりとわかりました。竹宮さんや山岸さんの影響もあるけれど、やっぱり萩尾さんの作品の影響が一番強いみたい。
『水にたゆたふ乙女』は、主人公たちの親の世代から話が始まります。仲の良いふたりの少女がいて、一人が水の事故で死んでしまう。このふたりは、学園祭で『ハムレット』を演じることになっていたので、それ以来、『ハムレット』をやろうとするとオフィーリア役の女の子が水の事故にあうようになり、「オフィーリアの呪詛」という伝説になりました。主人公のユウリは「オフィーリアの呪詛」を解こうとするのですが・・・
ふたりの少女のうちのひとりは、お互いの友情をそのままの形で永遠にとどめておきたいと願っていました。水に落ちた少女は、友情から進んで恋人になりたいと思っていました。ふたりの思惑が交錯し、(柳の木の呪術的な力もあって)少女の死によって、ふたりの願いはかなえられ、生き残った少女の心の中には変わらない友人の姿が残り、死んでしまった少女は自らの死によって、友人の心に永遠に残ることになりました。
これって、形を変えた『トーマの心臓』みたいじゃありません?そして、この話がそれにとどまらないのは、このエピソードに主人公のユウリとシモンの関係を重ねているところで、BL的要素を撒き散らしながらも、ぎりぎり友情の範囲でこれまで話をすすめてきているわけですが、もしかしたらその先へ行くつもりなのかしら?という感じが見え隠れしています。いったいその先には何があるんでしょう。
シモンとユウリの話がどういうふうに進むのか、先のことはわかりませんが、 『水にたゆたふ乙女』で作者は少女達のエピソードによって、時間を止めることも関係を変化させることも、両方とも可能性としては否定したのではないかと思います。そうしたら、三番目の道は何なんだろう。外見とはうらはらに処世に長けたシモンが、ユウリを抱えたまま、世間に出て行くのか?(大人になることができるのか?)そういう話が読めたらとってもおもしろいと思うんだけれど。
作者には「オフィーリアの呪詛」ならぬ「トーマの心臓の呪詛」がついているのかも。「グレンスミスの24ページの呪い」と同じように。そんなふうに第二世代の作品が世にたくさん出てくるようになったんですね。
追記:しかし、この作者は第一作発表の2001年当時30歳と書いてありました。とすると、リアルタイムの読者ではないわけで、後から読んだのかな?
2004/08/12
■ 2004年08月12日 ■英国妖異譚の抜書き
さて、何回かこのシリーズを読み返して、一冊に一ヶ所くらいの割合で、すごく好きな場面があることに気がつきました。他の場所の文章が薄くても、その部分があるから大丈夫といえるような文章。少し長くなりますが、抜書きしてみます。ネタバレ・・・というより美味しいところばかりなので、未読の方はもったいないかも。ちょっと調子に乗って引用というには長すぎる文章を抜書きしてしまったので、しばらくしたら消します。
追記ししん
うふふふふ、射程距離ですか。あのページは読者サービスですね。
いまどきあんなシチュエーションは誰も使わないだろうと突っ込まれつつ。
読んで、つまんなかったらごめんなさい。一人でも引きずりこめたら本望です(笑)
お試しなら最新刊からどうぞ。その方が読みやすいかも。
■ 2004年08月12日 ■実家から
実家で、父のパソコンで自分の日記を見てびっくり。表示が崩れてますね〜いつもは横長のディスプレイで見ているから、サイドバーがちゃんと表示されているんですが、ここのパソだと、お勧め本の名前の下の写真以下全部、本文の下になってしまってる。いつもお見苦しい画面をご覧になっている皆様。すみません。そのうちちゃんとします・・・・
今日は七人の孫のうちの六人と私と母が実家に揃いました。明日は金沢の姉が来てお墓参り。遠方に住んでいる従妹たちも顔を見せにくる予定。夕飯にビールを飲んで、ちょっと酔っ払い。今日はブックオフ巡りは無理だなあ。
2004/08/13
■ 2004年08月13日 ■ミラージュ
今日は、起きて子供達に朝ごはんを食べさせて、姉を駅まで迎えに行って、それからお墓参りに行った。帰りにデパートでお茶菓子を買って、家に戻ってお昼を食べた。毎年買ってる呉羽の梨を、直売所まで買いに行き、それから夕食の買出しに行った。夕飯までの時間に、ブックオフへ行き、『炎の蜃気楼』が30冊近く出ていたので、大人買いする。(表紙がちょっと恥ずかしかった。)そこまで揃えたら、もう少し欲しくなって、夕食後、違うブックオフに遠征し、さらに10冊買い足した。あと10冊くらいかな?なんか違うシリーズも数冊混ざっていたような。足りないのはアマゾンででも注文しよう。家に帰って、甥っ子とビールを飲む。明日は親戚が来るので、寝坊できないと母に言われるが、パソコン部屋で遊んでいる私・・・・明日の夜には家に帰ります。
2004/08/14
■ 2004年08月14日 ■<本>高殿円 遠征王シリーズ 二冊
シリーズの二番目と三番目を読了。一番目は『ジャックザルビー』。ギャグなのかシリアスなのかわからないお話。王様は後宮に8人もの愛妾を抱えているが、実は女王である。気が向くとふらりと旅に出て温泉につかっている。旅先できれいな女の子を見つけるとツマにし、強い男を見つけると騎士に召し上げる。しかし、幼い頃の愛情不足で本当の性格はやや暗い。その上、かつて政略結婚をさせられ、自分の親戚達が夫の一族を皆殺しにし、1人生き残った元夫は、復讐を心に誓っている。王様の未来に幸せはあるのか?
女たらしをしている王様と、元夫が身辺をうろうろするときの王様に、ややギャップあり。プロットをそのまま書き下ろしたような印象があって、これは個性なんだろうか・・・三冊まで読んでしまったので、きっと最後まで読むんだろうなあ。ちゃんとした感想は全部読んでから。
■ 2004年08月14日 ■ただいま
九時頃家に帰ってきました。午前中は近所のショッピングセンターに子供たちを連れて行き、スタバでキャラメルマキアートをおごってやり、午後はパソコン部屋で一人で昼寝をしたり本を読んだりしました。姉が来たら私は8番目の孫の立場になるので楽。来客の応対も食器の後片付けも母と姉がやってくれるので。ごはんができた頃に下に降りていって食べたらパソコン部屋へ行ってしまう。
そうして、M&Cの第四巻の上巻とミラージュの第一巻を読了。それから、姪っ子が持ってきてくれた陽水がゲスト出演している清水ミチコのラジオ番組を聴きました。うーん。これは別項で感想を書くほど内容がなくて。一時間以上も陽水が出ていて、しかも好意的なスタンスなのに、それを生かせない番組スタッフって感じですか?もったいない。それでも陽水の清水さんの物まねへのコメントは、なかなか本当のところをついております。にこやかに言ってるけれどねー
帰り道、三軒のブックオフに寄りながら、ミラージュの欠本をこまめに埋め、それからパブリックスクールもののライトノベルを数冊入手しました。遠征王も全巻購入。明日でお盆休みは終わり。
■ 2004年08月14日 ■妖怪ドリンク

ビレッジバンガードで見つけた「妖怪ドリンク」と「目玉おやじ汁」。
ついつい買ってしまったけれど、おいしいのか?これ。
http://www.apris.co.jp/index.html
他の商品を見るとさだまさし汁(違)なんかも。
2004/08/15
■ 2004年08月15日 ■<本>『月と茉莉花〜羞花閉月〜』
中華風耽美小説の第二巻。国を滅ぼされた公子(月心)と国を滅ぼした公子(大牙)のお話。一巻で紆余曲折を経てラブラブになったふたりの、さらに続くすれ違いと和解。でも基本はラブラブ。読んでいて気持ちがいいのは、心の移り変わりが濃やかに描写されていることと、大牙のまっすぐな気性のせいで結末はすっきりと収まるせいだろうな。ハードな描写ばかりだと飽きてしまうけれど、その背後にちゃんとしたストーリーがあれば楽しく読める。そういうさじ加減が絶妙でした。このごろ読んでる本には雪舟さんのイラストがついてることが多いなあ。
■ 2004年08月15日 ■<本>駒崎優『歓楽の都1 手折られた青い百合』
以前から書店の平積みになっているのを見て、気になっていた本。表紙イラストは雪舟薫さん。19世紀末イギリスの青年ふたりの並んだ姿。もう表紙を見ただけでなんとなくBLっぽいんだけれど、ビーンズなので一応BLにしないのだそうだ。
19世紀イギリスのパラレルのような設定で、政府公認の歓楽街レーンが舞台。レーンで働く娼婦や男娼は宝石と呼ばれ、中でも最高級の宝石は金の城に住む。主人公のひとりは金の城に住む宝石のショウ。もうひとりは、レーンに新任の医師としてやってきたレイ。とりあえず第一巻はショウとレイがどうやって知り合ったかという話。
レーンは一種治外法権のような場所で、お金さえ払えば最高級の宝石が買えるが、外での社会的地位は全く関係なく、国王といえどレーンのきまりに従わなければならない。独自のシステムと情報網を持ち、国の最高機密を左右する駆け引きがレーンで密かに行われることもある。
そういう基本設定を作ることで手一杯な感じがする。作者があとがきに書いているとおり、ショウとレイがまず最初にあって、事件の方が追いついてない感じ。でも、もう少し話が練ってあったらもっとおもしろいだろうなと思う。
レーンという設定自体が、かなりきわどいので、そこを舞台にするのは難しいだろうと思う。この先、巻が進むにつれて、堕落せずに純愛路線を続けることができるのか?というところが見どころかも。
雪舟さんのイラストが、けっこう好きなんだけれど、いろんなシリーズの絵を見て、主人公達の一番個性的な部分は絵にはしないんだな、と思うようになった。内面までは踏み込まない。お人形のようなところで筆を止めているような気がする。それは想像の余地を残すためにわざわざそうしてるんだろうか?とか思ったりするけれど、まだよくわからない。
作者の公式HP「楽園貴族」
http://members.jcom.home.ne.jp/y.komazaki/
■ 2004年08月15日 ■<本>駒崎優『歓楽の都2 譚詩曲の流れゆく』
基本設定が頭に入ると、続編を読むのは簡単。第二巻も面白かった。本を読み終わって、作者のあとがきを読み、作者の公式HPを読んで、これを書いている人が既に何冊も本を出し、同人誌を出していることがわかった。ここのところ読んでいる本のいくつかが、プロットをそのまま本にしたような印象だったけれど、この人の場合、本人がはっきり書いている。19世紀末イギリスの雰囲気だけを拝借しているけれど、資料は少ししか読んでいない。ちょっといいなと思う舞台で、キャラクター達の既にある物語を動かしている感じ。だから読み終わったあとの印象が軽い。骨組みがしっかりしていれば楽しく読めるんだし、そのことの良し悪しを言うつもりはない。それでもちょっともったいないなあと思う。歓楽の都の場合、二冊ともミステリものに仕立てても十分面白い話だったけれど、そこをじっくり書くつもりがなさそうで、あっさり流れてしまう。ショウとレイの関係を前面に出すより、きちんとしたミステリの中に組み込んだ方が美味しいと思うんだけれどな。この巻の雪舟さんのイラストは、みんな素敵でした。ある意味本文以上の情報量。
■ 2004年08月15日 ■<本>久和まり 英國少年園シリーズ三冊
『英國少年園』『天使は荒野に舞い降りて』『モーヴの埋葬』三冊読了。一冊目の始まりが、あまりにもステレオタイプのパブリックスクールものだったので、どうなることかと思いましたが、読み進めていくうちにだんだんそれだけじゃないことがわかって三冊読みました。多分作者の描きたいものと、それを表現する技術がまだかみ合ってないんだろうな。一番大事なところを、全部独白で片付けているのはいかがなものかと。三冊ともそうだったし。でも、すごくいいところが一冊に一ヶ所はある。それは大事に育てて欲しい芽だと思う。書評をさがしていて、この話が最近舞台化されたことも知りました。続編は出ないのかな?
■ 2004年08月15日 ■<本>高殿円 遠征王シリーズ読了
『尾のない蠍』『運命よ、その血杯を仰げ』読了。展開が目まぐるしくて、ところどころ一読しただけでは把握できないんだけれど、作者が描きたいと思っている場面のイメージはわかる。本当は惹かれあっているのに、運命のいたずらで敵対関係にある二人が、(別れを予感しながら)ほんのひととき平和な時間を過ごすみたいな。誰も来ない冬の離宮で過ごすとか。血筋がつながっているとかいないとか。離れ離れになったりまた出合ったりとか。ビーンズ文庫はそういう話が多いな。私もそういう話が好きだけれど、あともう少し整理整頓して、読者をそういう場面で遊ばせてくれる余裕があったら、どんなにいいかしらとおもう。本を読むことが好きで、自分でお話を作ることが好きな、友達のノートを見せてもらったような気分。素材はいいのにもったいないぞー。私はこのお話が嫌いじゃない。むしろ好き。だからもっと上手く書いてほしい・・・
ところで最終巻の最後の方で、三箇所ばかり萩尾さんの漫画からの影響というか、引用を見つけた。ヴィオリータだったり、グレンスミスだったり。ほんとに創作少女への萩尾漫画の呪いは深い。
■ 2004年08月15日 ■<本>『炎の蜃気楼』1,2
さて、ミラージュ。二冊読みました。読み始める前に、漫画本を三冊立ち読みしてきました。あの漫画はほぼ原作一巻そのままでしたね。文章で読むより漫画のほうが派手かも。女の子の友達って、なんとなくジャマなんですけれど。。。そのうち出てこなくなるのかな?まだ何があったのか全然わからなくて、思わせぶりなばかりで、今後どんな展開になるのか楽しみです〜
2004/08/16
■ 2004年08月16日 ■おたく:人格=空間=都市
アマゾンで本を注文しようと思ってうろうろしていたら、こんなの見つけました。
おたく:人格=空間=都市
ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展−日本館 出展フィギュア付きカタログ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344008979/
展覧会のカタログ。英、伊、日、三カ国語併記だそうです。書店でも9月30日に発売されるそうですが、とりあえずアマゾンで予約注文受付中。公式サイトもあります。
http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/otaku/j/index.html
このHP内の、おたくの美意識という項目をご覧ください。
Wabi【わび】Sabi【さび】Moe【もえ】Puni【ぷに】Hetare【へたれ】Yaoi【やおい】
・・・いいのか、こんなものを展示して・・・
■ 2004年08月16日 ■<本>『炎の蜃気楼』3、4巻
仙台編。六月に行ったばかりなので、面白かった。瑞鳳殿とか広くて静かでいい場所だよね。青葉城とか東北大学の広大な敷地とか。サイキック・アクションの場面はどうもあんまり想像力が働かなくて抜かしちゃう読み方って、だめかしらん。さて。
■ 2004年08月16日 ■<本>『炎の蜃気楼』5、5.5巻
番外編『最愛のあなたへ』が面白かった。でも、正直な感想は、直江氏は変・・・。こういう話だって知ってたけれどさ、ちょっと唐突に思えましたね。全部読んだら納得できるんでしょうか。もうひとつの方はいい話でした。家裁の調査官がいい人でした。これを読むと成田君にしといた方が無難じゃない?って、思うよ。今のところ。富山が舞台なので、なんとなく親近感。やっぱり話題になりましたね。魚津の蜃気楼。実際はわりと地味な現象です。富山市内の様子もちゃんと取材してある模様・・・・
続きを読む...■ 2004年08月16日 ■<本>『炎の蜃気楼』6,7,8巻
『覇者の魔鏡』日光編。上中下三冊読了。いやー、おもしろかった。この鏡を使ったお話は極上のファンタジーだよね。山場には大物が次々現れるし。そこに横糸か縦糸かしらないけれど、ずっしり重い直江氏と高耶君の話がからんで、もうお腹いっぱい。やっぱり直江氏は変・・・・だんだん引きずり込まれる高耶君あやうし!と思いつつ、うだうだ言ってないでさっさとやっちまえ〜と少佐のような言葉をはきつつ読んでいました。なんかライトノベルのいろいろな話の原型を見るようで、おもしろいです。今日はどこまで読めるやら。
■ 2004年08月16日 ■<本>『炎の蜃気楼』9巻
京都編。おおっ!リーマン直江。もうそのまんまBL漫画に出演できそうなはまりっぷり。そこに登場する小悪魔高耶。これって、勢いで読んでるとキャラの統一感があんまりないのよ。でも、一段階づつ深みにはまっていく関係がすごく面白いけれど。未遂で残念でした(笑)
2004/08/17
■ 2004年08月17日 ■<本>『炎の蜃気楼』10,11,12巻
『わだつみの楊貴妃』三冊読了。ここで第一部終了。うーーーーん。この話の途中で、シンクロすることができなくなりました。心情吐露に作者が出てきちゃってね。このあともそういう感じかな?それともちゃんとコントロールできるのかな?織田信長がもう少しかっこいいといいなあ・・・・
■ 2004年08月17日 ■<本>『炎の蜃気楼』13,14巻
江ノ島編。謎の男、開崎登場で、きっと発表当時は大いに盛り上がったんだろうなあ〜続きをさくさく読めるのって幸せなのかも。読めば読むほど本筋の方がどうでもよくなっちゃうけれど。信長、はじけすぎー
■ 2004年08月17日 ■ギブアップ
あはははは。ミラージュ20巻まで読みましたよ。でもってあと15冊くらい買ってあるんですが、ざっと斜めに読んで、今回はここまでにしておこうかなと思いました。いや、直江と高耶の出てくる部分だけは拾って読みました。私は20巻までの現実感覚が残ってる話の方が好きでした。今日、ブックオフでドラマCDも一枚買ってみました。これを聞いてちょっと考えちゃったんですね。作者さんが脚本を書いたCDですが、耳からだとストレートに入ってくるので。・・・直江というキャラは好きなんですよ。高耶と直江っていうのはいいなあ。すっごい諦めの悪さっていうか、粘り腰というのは、パワーの素だと思いました。
2004/08/18
■ 2004年08月18日 ■閑話休題
怒涛の読書週間が続いていますが、これは毎年恒例の夏休みのイベントが全然無いからですね。いかにこれまで、そういうことにエネルギーを使ってきたかということでしょうか。それが10年〜15年続いていたわけ。手当たりしだいに読み散らしていますけれど、一応テーマとしては「空白の10年間を埋める」ということです。私が結婚したのが1989年で、すぐに長女が生まれたので、1990年代のサブカルチャーには大穴があいています。で、ぼつぼつ埋めていこうかなと思っています。
「やおい」が話題になったときも、一番最初はわかるんだけれど、途中経過がわかりませんでした。(その後、こまめに埋めておりますが。)エヴァもしらない。そしてゲームもあまりやらない。ゲームについては、ゲームブックの一番最初のやつ(火吹き山の魔法使い)を発売当時にメモを作って樹形図みたいなのを作って、それでもういいや、と思ったのでした。テレビゲームはファミコンのマリオを三日三晩やり続けて、これは時間を食うだけで、実にならないと思ってやめました。ゲームボーイも三日三晩やっておしまい。だからそのあとのことがわからないんですね。RPGを何かひとつくらいやるべきだったろうなあ。
最近たまたま手に取ったライトノベルが面白くて、芋づる式にいくつか読んでみて、すごくパワフルだなと思いました。そして、そういう本が小説や漫画やアニメやゲームを土台にして生まれているように思いました。現実の体験だけじゃなくて、サブカルチャーが共通体験になっていて、いろんな作品が生まれているようだと。そのうち1990年以前のものなら、けっこうわかるけれど、それ以後のものはあんまりわからない。どういう作品を読んだらいいのかな?と考えていろいろグーグルしていたら、有里さんの和製ファンタジーとかコバルトのページにたどりつきました。おお。参考になります。90年以前のものは、やっぱり結構押さえていたようでした。90年以後の年表を見たいです(笑)いろいろ補完する年表が作られているようだし、読本なんかも参考にしつつ、やってみよう。
ゲーム系のライトノベルには手がかりひとつないなあ、と書店の棚の膨大さを前にため息をついていたんですが、身内に大きな助っ人がいたのでした。大学生の甥っ子。こいつは物心ついたときからゲームにどっぷりはまっていたヤツだ。最近は本を山ほど読むようになって、いろいろと貸してくれるんでした。奈須きのこもかなり前に貸してくれたんだけれど、その頃興味がなかったので、読まずに返しちゃった。今度、基本になるようなライトノベルを貸してと頼んだので、そっち方面も少しづつ開拓予定。
自分の面白いと思うものを中心に読みたいので、傾向は偏っちゃうけれど。とりあえず今出ている本で、自分の好みと似ている書評サイトさんのお薦め本を中心に読みつつ、そのルーツをたどる形でブームになったようなもので、知らないものを補充したいなと思ってます。好き嫌いが多いし、系統立ててやるほどの根性もなし。燃料切れでぱたっと途絶える可能性も大ですが。
おあつらえむけに、キッズステーションで今度の土曜日深夜『エヴァンゲリオン』全話一挙放送だ。できれば一気に見たいけれど、どうなることやら。
2004/08/19
■ 2004年08月19日 ■五箇山へ行ってきました。

長女を塾に出してから、実家へ向かい、それからドライブに出かけました。高山へ行こうかとか言っておきながら、この気合の入らない時間の出発では、とても無理。とりあえず県内の観光名所にしておこう、ということで、五箇山に行くことになりました。最初に井波の道の駅に寄り、田舎まんじゅうを買い、それから156号線を庄川沿いに走って40分。紙すきの里の道の駅で休憩し、相倉集落をひとまわりし、流刑小屋で往時をしのび(?)五箇山ICから能越自動車道で、実家へ帰りました。
姪っ子はこのごろ、「ご当地キティ」を集めているので、道の駅に入るたびに、新作を捜します。五箇山キティとさるぼぼキティなんかを買っていたようです。
数日前に雨が降ったせいか、高速道路沿いの緑は生き返ったように艶々と輝き、台風が接近中のせいか、妙に澄んだ青空と低いところに浮かぶ雲がおもしろい空模様でした。実家で夕食を食べ、金沢に向かう頃には突風が吹き、横風がひどくて高速を60キロで走って帰ってきました。風がひどくて危険を感じたのはこれが初めてです。高速を降りると今度は、視界が悪くなるような大雨。天気予報はまずまず当たったようでした。
2004/08/20
■ 2004年08月20日 ■<本>あさのあつこ『バッテリー』1、2
ネットのいろんなところで書名を見かけたので、読んでみました。角川文庫で二巻まで出ていますが、全六巻。会社員の父が身体を壊して、その療養を兼ねて一家四人で母の実家に越してきた原田家の長男、巧が主人公です。巧は中学一年生になったばかりですが、天才的なピッチャーで、日々トレーニングをこなし、強い意志で自分の力を伸ばしていこうとしています。自分の力を信じている巧は、周囲と妥協をするということができない。納得できることなら従うけれど、建前やウソには従わない。そんな巧の態度は家族や友人や先生や先輩との軋轢を生みます。弟の青波(せいは)や、キャッチャーの豪や、祖父の助けを得ながら、彼が意思を通しつつも周囲を理解していく様子をきめこまやかに描いた作品。
久しぶりにライトノベルから離れて、児童文学のお話を読みました。文章の感じがかなり違うので新鮮。浮ついたところがないって感じかしら。よく練った言葉で、納得のいく心の動きを描いています。それでも、なんとなくまだお話に入り込めませんでした。あとがきの作者の文章が硬くってね。本文が柔らかい言葉遣いなのに、あとがきは硬い。作品の最後に、作者の意図とか書かないほうがいいんじゃないかなあ。主人公のまっすぐな意思というのは読んでいて気持ちがいいけれど、人に有無を言わせない実力があるからそういう強さがある、ということに、私は疑問を感じるんだろうと思います。これもある意味ファンタジーだなあ。続きは文庫になるのを待つことにします。
■ 2004年08月20日 ■今日読んだ本
ギブアップといいつつ、ミラージュの番外編の入った本を二冊読了。
シリーズ外の短編くらいの密度の方が、私は好きですね。
フジミを読み始めました。ブックオフにあった第二作から。
おもしろかったので、前後数冊を買ってきました。
アマゾンから届いたペーパーバックの最初の数ページをななめ読み。
恩田陸の『麦の海に沈む果実』ととみながさんの『夏休みは命がけ!』を購入。
2004/08/21
■ 2004年08月21日 ■富士見二丁目交響楽団シリーズ第一部
富士見二丁目交響楽団シリーズ第一部 四冊 読了。いやー、おもしろかった。続きをさっそく買ってこなくては。
フジミというシリーズの名前はちょくちょく耳にしていたし、秋月さんのお名前も聞いていたし、たつみや章さんという名前も知っていたし、市議会議員をされているという話も聞いたことがあるけれど、読んだのは初めて。読む前の勝手なイメージでは学生のアマオケの中で誰が誰を好きとか、けんかしたとかしないとかそういう話じゃないかと思っていました。違ってました。ちゃんと音楽の話で、ちゃんとBLの話でした。ハードなBLは読めないという人に読んでもらえないのがもったいないくらい面白かったな。最初に読んだのが二冊目の『さまよえるバイオリニスト』だったので、一番最初の○○シーンへの感想が甘くなってしまいました。最初にあれを読んだら、ちょっと文句のひとつも書いちゃったかも。でも、一応フォローの話が何回も出てきて作者の心遣いは感じました。秋月さんはとっても上手い人なんですね。初めて読んだので、フジミが何作目か知りませんが、最初から安心して読むことが出来ました。そしてかなりきついシーンも平気で書けるけれど、これ以上やっちゃいけないという見極めもあって、だから安心して読める。でも、私のこういう安心なんていつでも蹴飛ばされそうな人の悪さもありそう。ミラージュを読んでいて、人と人との距離の取り方に不安を感じたのと対照的に、フジミは大人でした。このままの調子でシリーズが続いているなら、多分ファンになりそうです。
あ、ストーリーの紹介を少し。東京の郊外の富士見町のアマオケ。守村悠季は高校の音楽の臨採講師をしながら、このアマオケのコンマスをつとめています。彼はバイオリンの才能がありながら、引っ込み思案の性格が災いして、プロの演奏家として立つことをあきらめていました。そこへ新しい指揮者として現れた男は、芸大を一年で中退、外国で二年勉強して帰ってきたという桐ノ院(とうのいん)圭。アマオケにはもったいないような才能の持ち主で、ハンサムで無愛想な指揮者は、実は悠季のバイオリンの音に惹かれて、悠季のまとめているアマオケの可能性に惹かれて、富士見にやってきたのでした。二人の間の愛と音楽はこの先どうなっていくんでしょう・・・というお話。サービスシーンが必ずあるのもプロの技(笑)
続きを読む...■ 2004年08月21日 ■しくしく・・・
フジミの第二部を買おうと思って本屋に行ったら、無くなっていた。昨日まではあったのに。金沢の郊外のおたくな本屋さん。漫画はもちろん、ライトノベルも充実していて、マリみて、まるマ、少年陰陽師、少年舞妓、FLESH&BLOOD、ローゼンクロイツまで平積みしている。ミラージュが全巻揃っていて壮観。フジミも昨日までは全部揃っていた。そのうち第一部の本を買って帰った。誰かが二部を買ってしまったのね。悔しいので、三部と四部と五部と番外編を全部買って帰ってきた。・・・・あ、明日の家族サービス用レジャー費を使い込んじゃった。ま、いいか。家で本でも読んでいよう。
2004/08/22
■ 2004年08月22日 ■富士見二丁目交響楽団シリーズ第三部
第三部三冊読了。第二部は七冊あって、そのうち二冊は読んだけれど、五冊は未読。第二部は、圭が指揮者コンクールに、結季が日本音楽コンクールのバイオリン部門に出て、音楽的に新しい世界に入っていくのと同時に、ふたりの関係をより確かにするという話・・・らしい。
第三部は、圭の抱える家の問題がひとつは片付き、それと同時に新たな課題を得たということ。それと、悠季が自分の音を見つけるまでの七転八倒を描く。アマオケにいる時は、本番前にがたがた震える悠季を圭が助けることによって、良い演奏をすることができたが、演奏家を目指すとしたら、いつまでもそういうわけにはいかない。悠季が自分の力で自分の音をみつけ、そのためにはわがままにならなければいけないし、孤独な作業をしなければならない、という王道の持って行き方でした。お話がまっとうで気持ちがいいくらいです。そして第四部ではふたりはヨーロッパに留学することになりそうです。
・・・・のだめのストーリーはかなりフジミにだぶりますね。のだめを好きな人はフジミも楽しいと思うけれど、BL小説ってところが、普通におすすめできないのが残念。全部ひっくるめておもしろいですー
■ 2004年08月22日 ■富士見二丁目交響楽団シリーズ第四部
第四部6冊読了。ヨーロッパ留学編。悠季はコンクール入賞後、イタリアのマエストロ、エミリオの弟子になり、圭はヨーロッパの指揮者コンクールを転戦する日々。ここにきて悠季と圭の恋と音楽が対立する様相を見せています。いいかえれば依存と自立の問題。第四部の圭は唯我独尊おれ様天才指揮者ではなくなって、自分の不安を悠季で埋めようとする。悠季は引っ込み思案な性格だったのが、音楽に目覚めるにつれ本来の自分が現れて、圭に依存する必要がなくなってくる。二人が恋も音楽も両立するにはどうすればいいのか、試行錯誤が続きます。
この作品は雑誌のJUNEに載った中短編が文庫化されているので、一冊の本にふたつの挿話が収録されています。雑誌掲載の作品なので、続けて読んでない人にも話がわかるように、経過をきちんと説明する部分があるし、だいたいその挿話の中で起承転結があって、とっても読みやすいんだけれど、続けて読むと繰り返しがしつこいかも。一つの話に一回は入っているサービスシーンというのが、いっそ邪魔になってきて、なかなか難しい。それでもマンネリにならないような、あの手この手のバリエーションが楽しいんだけれど。(←ほめてます)
悠季が自分の音を見つけ出していく過程が感動的でした。圭も自分の音楽を自分で作らなくてはいけないわけで、共演する場合以外は、それは孤独な作業なので、極めれば極めるほど別々の話になっちゃうんですね。過去のスポーツ漫画や芸術漫画がたどったのと同じように。そこをどうするのかが今後のテーマでしょうけれど、結論はでないかもしれないな。小さな起承転結を繰り返しつつ、ずーっと続くことに意味があるという境地に達するのかもしれませんが。
■ 2004年08月22日 ■富士見二丁目交響楽団シリーズ第五部
三冊出ているうち最新刊の二冊を読みました。うーーーーん。
文体が変わってしまった。桐ノ院圭氏が、スランプで苦しんでいるというだけじゃなくて、硬くて面白くない文章になっちゃったなあ。なんだろうこれ。やっぱり作者さんの生活環境が変わってしまったせいだろうか。せっかくここまで読んできたのに。悲しい。
追記:読み返してみたら、そうでもなかったかな。やっぱり桐ノ院氏の暗さがいかんのかも。でもトンネルを抜けたので、新刊に期待。
再々読後:変わったわけじゃなくて、抑制してる感じかも。最後の1ページ。実はすごいことになってるのかも。
2004/08/23
■ 2004年08月23日 ■フジミ番外編『桐院小夜子さまのキモチ』
富士見二丁目交響楽団シリーズの番外編。桐ノ院圭の妹の視点から見た話。第三部でいささか唐突な登場をした圭の妹の小夜子。美人でプライドが高くて、プライドを守るためには努力を惜しまない完璧なお嬢様の小夜子は、兄のことが大好き。しかし、桐院家の複雑な人間関係の中で、兄と妹は良好な関係を作ることができない。家を飛び出して、悠季という救いを得た兄に、小夜子は言う。「お兄様だけずるい・・・」
本編ではものすごくヤな女、小夜子嬢にこれだけの説得力をもたせたのがすごい。とってつけたような番外編とは違って、この一冊できちんとした話になっていました。まあ、だからといって、圭と悠季のジャマをする言い訳にはなりませんが(笑)一方、これは圭のゆがんだ性格を裏側から書いた話にもなっています。悠季以外には冷たい態度をとる圭という男は、じつは、つまんない男なんだなあって。もうちょっと妹に優しくしろよ。
追記(050205)「本編ではものすごくヤな女」という言葉にあんまり深い意味はないです。
私は小夜子さんが嫌いじゃないしね。一応、ひっそりとここに言い訳書いておきましょう。(笑)
■ 2004年08月23日 ■『今日からマ王』一挙放映
これまでのマ王のアニメがBS2で一挙放映です
この機会にぜひ、未見の方はご覧になってください。
アニメよりも小説の方が面白いけれどさ。とりあえずお試しってことで。
http://www3.nhk.or.jp/anime/mao/index.html
2004/08/25
■ 2004年08月25日 ■さすがに
バイトが二日続けて入ると、本は読めませんでした。そろそろ潮時か?『テレプシコーラ』の新刊を買い、甥っ子から『げんしけん』を借り、由比さんから90年代ライトノベルおすすめ箱が届く。ヤフオクで落とした『魔女の結婚』全巻揃いとか、人から借りた漫画の本とか、積読本はいっぱい。少しペースダウンして読もうっと。
2004/08/26
■ 2004年08月26日 ■富士見二丁目交響楽団シリーズ感想まとめ
古本屋で二冊買い、新刊書店で17冊買い、見つからない分を三冊はアマゾンで、三冊はbk1で買って、今日、出ているところまで25冊読み終わりました。おもしろかったです。抜けている分の到着を待つことができなくて、所々抜かしながら読んだけれど、このシリーズは雑誌連載の短編と中篇で構成されているので、必ず簡単なあらすじが本文中に載っています。どこから読んでも大丈夫。途中からでも十分話しについていけます。
フジミって名前は以前から知っていました。人気のあるシリーズですよね。でもこの五年ネットをやってて、私の巡回ルートで話題になったり、書評を読んだりしたことはありませんでした。でも、小説JUNE読んでる人は読んでるんでしょうね。今さらかもしれないけれど、感想を書いてみようと思うんですが・・・
いや、こんなにまじめな話だとは思っていなかったので驚きました。そしてこんなに長いのに、話が前に進み続けてることも。大まかに言うと「音楽と恋」ということになるんでしょうか。味付けはBL。この味付け部分が問題で。描写がかなりハードなんですね。だからここで読者が限定されてしまう。このごろ私は全然気にならなくなってしまったので、バリエーションを楽しむ境地(なんだよそれ)ですが、嫌いな人は嫌いなんだろうなあ・・・このジャンルの量は膨大だから、質の高いものもたくさんあります。そういうのを読まないのはもったいないなあと思いますが、こればっかりはそれぞれの趣味だしね。そういうシーンを抜いたフジミというのも、ちょっと想像がつかない。ていうか、それはつまらないとも思う。音楽がコミュニケーションであるのと同様に、ラブシーンもコミュニケーションなわけで。この作品の場合、それが不可分に結びついています。(読者サービス的なものも結構ありますが)
主人公は、音楽大学卒業後、臨時採用の教師をしながら富士見二丁目交響楽団のコンサートマスターをしている守村悠季。穏やかで引っ込み思案の彼は、バイオリンの才能がありながらプロになることをあきらめています。そこへたまたま悠季のバイオリンの音を聞いて、ほれこんで、アマオケの指揮者としてやってきたのが桐ノ院(とうのいん)圭。彼は名門の家を飛び出して、指揮者として世界に出て行くことを心に期しています。圭に出会ったことで、悠季は音楽に目覚め、悠季を得たことで圭は救いを得る。悠季が穏やかで優しいように見えて、実はプライドが高く、頑固者で、切れると激怒したりする反面、圭は何でもできてかっこよくて、天才肌でありながら、実は心に傷があったり弱さを持っていたり、それを隠すためにつっぱったりしています。二人はお互いの足りないところを補い、刺激しあって、より良い状態を模索する。その過程をゆっくりと納得できる描き方をしてあるので、読んでて楽しいです。
主人公ふたり以外の登場人物も皆、それぞれ個性的で、おもしろい。圭のライバル高嶺とその養子のソラはもちろん、フジミの仲間たち。バイオリンの先生、桐ノ院家の人々。このシリーズは中短編の積み重ねなので、本編中でも話によって視点が変わります。いつもは悠季の一人称ですが、圭になったり、後輩の五十嵐になったりします。妹の小夜子の時もあれば、M響の同僚、飯田の場合もあります。ひとつの事件を他の視点から見て説明したり、客観的に組み立てたりすることで、奥行きを出したり、二度美味しかったりしています。
圭の実家、桐ノ院家は元華族で銀行経営をしている名門で、ゲイであることをカミングアウトして家を飛び出した圭の素行を調査して、悠季との関係を把握しています。『シンデレラ・ウォーズ』では、悠季は圭の祖父の誕生祝の祝宴にバイオリンの演奏を頼まれます。そこには圭の妹小夜子の思惑がからんでいるのですが、悠季のことを快く思わない桐ノ院家に乗り込んだ悠季に思わぬアクシデントがふりかかる。そこで示した悠季の強さと優しさ。圭の強さと脆さ。この話は物語の転回点になるんですが、いろんな意味で素晴らしい場面でした。思いがけない場面がシリーズ中にはたくさんあって、読んでいて飽きさせません。
一方、悠季の実家は新潟にあり、両親を早くに亡くしているので、姉が婿をとって家を継いでいる。悠季のバイオリンの勉強を支えてきたのは、故郷の家族でした。ところが、圭を生涯の伴侶にするということは、故郷の家族を悲しませるということになり、悠季は圭と家族の間で板ばさみになってしまう。そこからも悠季は逃げません。うそをつくことは圭を傷つけ、ほんとのことを言うことは家族を悲しませる。誰も悪くないのに、誰もがつらい。それでもいつか受け入れられる可能性も残してあるような場面でした。ゲイであることをカミングアウトするという問題もひとつづクリアしていく二人ですが(バイオリンの先生にばれた話には笑った)シリーズがすすむうちに、きっと現実がお話を追い越してしまうかも。意外とフジミの中の世界の方が保守的です。だから読んでいて安心できる世界なのかも・・・
圭はハンサムで才能があってお金持ちで優しくて、悠季のためならなんでもする。このへんはお約束ですから読んでいて面映いところも多々あるんですが(キザだし、セリフがくさいし、過保護だし、ケダモノだし)そうやって大事にされる悠季に感情移入して、読者は満たされるという構造になっていますが、それだけでは終わらない何かもあるような気がしています。守られていた悠季が圭の中の弱さに気づいたあたりから、次の段階に入ったんでしょう。
そして音楽。フジミの音楽について音楽に携わっている人はどう思うのか、というのは私にはわかりません。秋月さんはアマオケをやったことがあるわけではないとあとがきに書いてありました。楽器の扱いについても、まちがいに後から気づくということもあったようです。細かいところに突っ込み所はいろいろあるんだろうなあと思いつつ、それでも悠季の音楽に対する姿勢や、ひとつづつ音を掴んでいく描写は、私を感動させます。自分の中の何かを探して寝食を忘れ、圭のことも忘れ、ぎりぎりのところで何かを掴んで、世界を開いていく。自分を解放していく。それは音楽に限らず他の世界でも極めていくときには通る道だと思います。その過程に他人は入り込めないし、孤独な作業です。何もできないとわかっていながら、横に寄り添い、見守って自分のことのように一喜一憂してくれる人の存在は、何者にも替えがたい。悠季にとって圭がそういう存在であり、圭にとっても悠季がそういう存在である、というところまで話が来ています。
このシリーズは富士見二丁目交響楽団の名前からフジミと呼ばれていますが、彼らの原点が富士見である。というのも、本当は難しい問題で。楽しむための音楽をプロの音楽を極めた悠季や圭が支えていくことができるのか。本当に、富士見二丁目交響楽団を理想のオケにしていくことができるのか、そっちの話に戻ってくることができるのか。というのも見ていきたいと思っています。
■ 2004年08月26日 ■フジミ同人誌ワールド 7冊
ブックオフに行ったら、同人誌ワールドの本が一冊100円で出ていたので7冊買ってきました。定価は1000円なので、一冊の値段より安かった・・・ブックオフって便利です。で、1時間くらいで全部読めちゃいました。フジミの同人誌から作品を集めたアンソロジーで、マガジンマガジン社から出ているので、いわば公認パロディ本ってところでしょうか。
続きを読む...■ 2004年08月26日 ■いろいろ
のだめ第60回・・・コンクールの結果も出て、一段落。今度の回は特に言うことなし。決勝をあっさり流しちゃったからかな。何かというといちゃつくフジミを読んでしまったあとは、「D」とつぶやく千秋はぬるい。
『テレプシコーラ』・・・もう第六巻。それなのに空美ちゃんの行方はわからない。六花ちゃんは振り付け師への道へ行くのか?という展開が楽しいけれど、ほんとに贅沢なペースで連載が続いている。この調子でじっくり描いてほしいなあ。
『幻月楼奇譚』・・・一年に一作のペースなのか〜これも気の長い話。確かに、人が多くて話がややこしい。かも。ライトノベルな頭の私も、心を入れ替えてから読まないとちゃんとした感想が書けません。あ、この本、仕入れの多いマンガ書店で買ったんだけれど、もう残りわずかだった。買う人は早めに入手した方がいいかも。
2004/08/27
■ 2004年08月27日 ■<まんが>今 市子 『幻月楼奇譚』第一巻
年に一回のペースで『CHARA』という雑誌に掲載されている、『幻月楼』のシリーズが単行本になりました。四つの話が入っています。まとめた紹介文を書く時間がないので、第一話が掲載された時の、私の日記のメモをコピーしておきます。
限りなく昭和初期に近いある時代、鶴亀味噌の若旦那升一郎と、
吉原のお茶屋の幇間(たいこもち)与三郎の話。
鶴亀味噌の主人である升一郎の父親の葬式から話は始まります。
跡を継ぐのはずの升一郎が今ひとつ乗り気でなく、
周囲もあやぶんでいるところに、次々起こる怪現象。
犯人は誰か?与三郎は何を知っているのか?
幻月楼の幻の月とは何なのか?
升一郎のキャラがおもしろい。
今さんの作品にめずらしく、ちゃんとした(?)美形で頭もいい、
何でもできるのに何もものにならない、器用貧乏の素っ頓狂。
キーワードは素っ頓狂です。いちいち、タイミングがはずれているところが絶妙です。
与三郎も、幇間でふらふらしているように見えて、
実は腕に覚えがあったりする。そして、「見える」タイプ。
得意技は「怪談」です。
このふたりがからんで面白くないわけがない。
掲載誌はボーイズ雑誌なのかな?
ちゃんと読者サービスもありますが、ほどよく上品で
楽しい仕上がりになっています。
シリーズにできそうな作品なので、きっと探偵物みたいにして
続くんじゃないかしらん。
でも、探偵物とも幽霊話ともコメディとも、ひとつにジャンルわけ
できるような作品ではなくて、いろんな要素がバランスよく混ざっている。
この作品で一番注目したいのはそこだと思いました。
今までの他の作品もおもしろいけれど、それらを混ぜて
もっとおもしろくなった感じ。
絵もお話もひとつ垢抜けたような気がする。
ますますこれからが楽しみなのでした。
(2002/01/11)
四話揃ったところを見ると、やっぱりいろんなジャンルが混ざっていて、その混ざり具合が楽しい本になっていますが、も少しゆとりがあったらもっと楽しいかもというような印象。でも、面白いです。おすすめ。
2004/08/28
■ 2004年08月28日 ■<アニメ>今日からマ王 第十七話 「私、再婚します」
また絵が変わった。
ちょい役のライアンが浪川大輔くんでした。
レモンを持った肖像画を見て、うちのチビたちが「あ、テレビジョンの表紙だー」と言いました。何それ?と聞きますと、あの雑誌は必ずレモンを持ってるんだって。知らなかった・・・・
2004/08/29
■ 2004年08月29日 ■若狭湾のドライブ

夏休み最後の日曜日。ドライブに行きました。若狭湾のあたりへ。北陸自動車道を敦賀ICで降りて、国道27号線を30分。三方五湖レインボーラインに入って、山頂公園へリフトで登りました。今日は曇り。風があって過ごしやすい一日でした。山頂公園には今年できたばかりの「五木の園」とかいう、ポケットパークみたいなのがありました。五木ひろしの「ふるさと」がずっと流れているというよくわからない場所。あと、願い事を書いてかわらけを投げるとか、誓いの鍵をそのへんのチェーンにかけるのとか、薔薇園とか、狭いながらも盛りだくさんの場所でした。・・・眺めはすごく良いです。テーブルもあるので、お弁当持参で行けばよかったと思いました。リフトに乗ったのは久しぶり。上りよりも下りの方がこわいよ。

レインボーラインを出て、ついでだから「瓜割の滝」に行こうということになり、ナビのいうとおり湾沿いの道路を走っていたら、「福井県海浜自然センター若狭三方マリンパーク」というのがあったので、中に入ってみました。H11年にできたばかりの、海洋系児童館という感じの建物。魚にさわったり、エサをやったりするコーナーがあります。3D映像で若狭湾の魚を見るシアターもあります。(地味な映像でした・・・)若狭湾を見渡せる、食堂もあります。建物のすぐそばの海岸に下りてみました。とてもきれいな海でした。

さて、瓜割の滝。たまたまガイドブックを見て行ってみたけれど、「瓜が割れるくらい冷たい水」って、どっかで聞いたような言葉。あ、あ、これはかの『陰陽師』で清明が博正と一緒に雨乞いしに行った場所じゃないの。あー、なんだかデジャブな風景だと思ったよ。でも、すごく遠かったよ。都からも遠いんじゃないかい。今でも田舎なのに、昔は道があったのかしらん。などと思いつつ水辺を歩いていると、目の前を蛇がくねくねと横切って行きました。ありがたや。

高速道路のSAで休憩しながら家に帰ったのは7時過ぎ。今年の夏の遠出はこれだけだったなあ。でも、面白かった。秋の連休にもどこかに行きたいな。
2004/08/30
■ 2004年08月30日 ■夏の終わり
いつのまにかオリンピックが終わっていたよ。そして夏休みの終わりは台風接近の奇妙な静けさに包まれています。学校は明日は連絡網待ちで、もしかしたら休校かも。これまで北陸にはあまり台風の影響はなかったんだけれど、ついに来るか?
2004/08/31
■ 2004年08月31日 ■さて
本も読まずに何をしているのかというと、フジミ関係のネットのログをあさっているのでした。フジミのCDを聞こうと思って調べたら、三社からいろいろとでているのね。マガジンマガジン(JUNE)版とSONY版とコロンビア版。そのうち近所のブックオフで『きわめて私的な夜想曲』(SONY)を入手。これがけっこう面白くて。JUNE版と声優さんは違うけれど、圭役の人の声が好き。台詞もよく練ってあって、違和感がありません。JUNE版は置鮎さんが悠季をやっているそうで、それも是非聞きたいと思うんだけれど、10枚近くあるCDのうちどれを買ったらいいのやらということで、いろいろレビューをあさっています。そうしたらBLCDのレビューサイトというのもたくさんあって、ついフジミ以外のレビューも読んじゃったりして。ドラマCDもいろいろ聞くと楽しい。こうやってどんどん深みにはまっていくわけだ。
2ちゃんねるのログもざっと読んでみました。トウノインさんの言動がいちいち物議をかもしているのがおかしい。もうそれはギャグとしてスルーするしかないのでは(笑)痛いんだけれど、それも個性ってことで。『CIEL』で『寒冷前線コンダクター』の漫画が始まっています。作画はイラストも描いている後藤星さん。圭が普通のにーちゃんなのがいまいちですが、それなりに面白い。
■ 2004年08月31日 ■台風一過
明け方から朝にかけて、すごい風と激しい雨が降っていたらしいが、寝ていたので知らなかった・・・連絡網で学校が一時間繰り下げてあるというので、中学一年生は行きたくないといいつつ出て行った。(休み明けの実力テストだし)。ご出勤の家族の皆様を全員、戸口から戸口へ車で送り、洗濯しても干せないしね、などとうそぶきつつ読書。昼過ぎから陽がさしはじめて、さっきからセミの声が聞こえております。町の中はその程度だったけれど、収穫寸前の果実や稲の被害が心配かも。