いつもなら「まとめ」という形にするんだけれど、全部読んでいないし、読み込みが足りないのでメモだけ。
一番気になったことは、直江と高耶の独白部分の文章でした。直江が最初に、高耶(景虎)への思いを独白する部分で、けっこうびっくりしたんだけれど、それが巻を追うごとに長くなるんですね。しまいにはちょっと抜かしながら読んじゃったんですけれど、繰り返しが多くて、疑問文とそれに答える文章と、哀願調とか命令調とか、いろんなパターンを混ぜつつ、なんて言うんだろ、だんだん読者の中に食い込んでくる感じって言うんでしょうか。まず、登場人物間の距離の取り方が、かなり彼我の距離がなくて、(お互いの人格をあんまり認めないのかな)それが、拡大して作者と読者の間の距離も、なくなっていく感じっていうのか。・・・実は私はそういう風なものに接すると、まず逃げるというのを信条にしているので、それで入っていけなかったんでしょうね。そのあげくに、けっこうヤバいシチュエーションが後半にはいろいろ出てくるので、うーーん。いいのか、さりげなくいろんなプレイを浸透させて。なんて思ったり。(後半部分のストーリーほとんど読まず、そういうとこばっかり拾い読みしていたので、違ってるかも。。。)私の場合、数日の間に、一気に読んだので、あんまり影響を受けなかったですけれど、次の巻を心待ちにしつつ一喜一憂しながら読んでいた愛読者の人たち(特に若い子たち)には、けっこう深い部分を揺さぶられる場合もあるんじゃないかと思いました。
最近の違う人の本の中にも、地の文で登場人物の心情が描写してあるものがあって、客観的な描写から地続きで主観的な言葉に移っていくことがよくありました。そういう部分にはちょっとひっかかる。主客のあいまいな、作者が前面にすぐに登場してくるような、そういうのは何だろうと思ってみています。
坊主なのにスーツの似合う金持ち息子の直江と、高校生の高耶の組み合わせは好き。浜田翔子さんのミラージュ漫画に、番外編のクリスマスの短編があって、気に入っちゃった。薔薇の花束を抱えて現れる直江って好きですよ。予約してあるのは、レストランだけじゃないだろう。とオヤジのようなツッコミをしたりして。
番外編に諏訪湖のPAの夜景っていうのがあって、去年の夏、小学生のバスツアーの付き添いで、夕暮れの諏訪湖を見ながらご飯を食べたんでした。ミラージュ読んだあとだったら、写真をいろんなところで撮ったかも。なんだかんだといいつつ、キッズステーションのアニメを見ようと思っているのでした。けっこう、気に入ってるのか?自分。
私は今『まるマ』にはまっているんですけれど、コンラッドとユーリの関係って、直江と高耶に似てる部分もありますね。あくまでもストイックにまとめてもらうとうれしいなあ。とちょっと思いました。
投稿者 SOKE : 2004年08月18日 20:39