『濡れ衣で祇園追放?!』『禁じられた初恋』の二冊を読んで、一応出ているところまでは全部読んだ。ほり恵利織さんのイラストにひかれて手にとった本だが、お話を好きかというとちょっと考えてしまう。13歳の中学生の男の子が舞妓さんをするというのは、とても良いアイディアだし、華やかだし、知らなかったいろいろな祇園の習慣も面白い。だけれど、そもそも前提がウソなので、話の中でいくら主人公が本気になっても、どこまでホントかわからないということになる。しかし花街の御茶屋遊びがそもそも虚実とりまぜた世界なので、その二重の構造が何かひっかかって読み続けてしまった。主人公の千代菊がウソをしょっていれば、お客ナンバー1の楡崎も、色事遊びに長けた客として千代菊を扱う。サービス業なのだから、そこに報酬以上のホントを求めるのがまちがっている。そういういかがわしさが微妙にただよいつつ、コバルトという年少者も読むシリーズなので、純情ぶったりするところがなんともはや。いったいどこに着地するのか気になって読んじゃうのかも。
投稿者 SOKE : 2004年08月07日 08:18だめだ、夏休みの課題図書が増えてしまう。
ただでさえ、来週は、手提げ袋2つ分は本が増えるというのに。
いってらっしゃいませ。収穫がたくさんありますように。ライトノベルおもしろいです。なんだか一番マンガに夢中になっていたときのトキメキを思い出してます。