練習 2008/11/6

@セントラル

total 1200

今日はセントラル激混み。。。1コースに速い人遅い人が入り混じって合計5人。幸い、平均的なレベルは高かったのでそこそこ泳げたが、さすがに得意のインターバルトレーニングは出来なかった、、、。

ま、それでも一通コースを使って 25x8 ダッシュしたり IM を何本か泳いだりと、いろいろ工夫しながら出来たので、多少は成果があったんじゃないかと。


姜尚中: 悩む力



政治学者の姜尚中さんが、自身の敬愛する夏目漱石やマックス・ウェーバーの書物を引用しつつ、本気で悩むことを推奨している本。

この本では漱石やウェーバーが活躍した約100年前と現在の状況を比較している。自由を得たはずの市民がその自由さ故に進むべき方向に悩み苦しんでいるのは、いまも昔も変わらないが、それ以上に社会が抱えている閉塞感みたいなものも実は似通っているのではないか、とする筆者の主張にはなるほどと思う部分も多い。

哲学的な本とも言えるが、生きると言うことを深く考えることが重要であるという姿勢を説いた本でもあるといえるだろう。

いろいろなテーマについて考えを披露しているのでちょっとまとまりなく感じるところもあるが、いろいろと考えさせられるという意味では有意義な本だった。

練習 2008/11/3

@さがみはらグリーンプール

fr 800x1
fr 200x4 3'15"
br 50x6 1'00"
down 100

total 2000

久々に 200 を 3'15" で4本こなせたな。本当は6本こなせるようになりたいんだけど、道は結構長いな、、、。前にも書いたように、とにかく来年春の短水路を1つのターゲットとしているので、気長に頑張ろうと思う。

衝撃の天皇賞・秋



いやー、すごいレースを見せられたもんだ。

予想通りダイワスカーレットが逃げたが、58"7 というラップ自体は超ハイペースというわけではないものの、休み明けと言うこともあったし、また途中でトーセンキャプテンに絡まれたりして、決して楽な流れとは言えない展開。しかし直線を向いてもまだ脚色は衰えず、ウオッカとディープスカイが中団から徐々に押し上げて捉えようとするもなかなか差すことが出来ない。それでも一完歩ずつ差が詰まっていって、交わしたか交わしてないか全く分からない状態のところでゴール板。結局最後ウオッカが鼻差前に出ていたわけだが、タイムが何とスペシャルウィークのレコードを 0"8 も上回る 1'57"2。これはアルカセットが 2400m のレコードを破ったとき以来の衝撃だった。

馬券も、本戦としていたウォッカ、ダイワスカーレットの馬連に加えて、◎→○→▲ の3連単も的中し、久々に大幅プラス。

今日のレースは、それぞれの馬がそれぞれ得意とする戦法でロスなく戦った上、超ハイレベルで決着した訳なので、休み明けのダイワスカーレットとかアサクサキングスを除けばこれが能力順であると言って間違いないだろうと思う。逆に、休み明けでこれだけの激走をしたダイワスカーレットは負けてなお強しの印象を持った。

本当にいいレースを見せてもらえてよかった。このレースは後世にも語り継がれるんじゃないだろうか。

とはいえ、これで次のジャパンカップが難しくなったのも事実。ウオッカは2戦続けて厳しいレースが続いたので、見えない疲れが出るのではないかとちょっと心配。その点ダイワスカーレットは大丈夫だとは思うが、逆に休み明け激走の反動がないかという不安もある。一方のディープスカイも 2400 は必ずしも適距離ではないし、今の実力では上位2頭には勝てないとも思う。ディープスカイはマイルCSの可能性もあるとは思うが、JC に出てきた場合の取捨選択は非常に難しい。となると、やっぱり JC はメイショウサムソンかな、、、。

# これこそ気が早いよな。。。

垣根涼介: 午前三時のルースター



この本が文庫になって平積みで置かれていた頃に「読んでみたいなぁ」と思っていたものの、その後すっかり忘れていて、先日5年ぶりぐらいに本屋で見かけて購入。

舞台はベトナム。主人公は旅行会社に勤める営業社員。得意先の会社社長から中学生の孫のベトナム一人旅につきあってくれよう依頼された主人公とともに旅行の計画を立てるが、この旅行には実は父親を捜すという重要な目的が隠れていた。少年と主人公、それに主人公の旧友の3人がベトナムに渡り、危険を伴いながらも父親を捜していくというストーリー。

2部構成になっているが、特に前半は秀逸。少年の家のドロドロとしているところとか、何故少年がベトナムに行かなければならないかとか、読者の興味をかき立てるような筆致で描かれている。それと後半も、ベトナムの街中の様子がいきいきと描かれていてとてもよい。自分はベトナムに入ったことがないけど、それでもベトナムの街並みが頭の中に浮かぶような、雰囲気のある描写がなされている。ハラハラドキドキさせる展開もいいし、これがデビュー作とは思えないほど非常にしっかりした作品であるといえる。

欲を言えば、結末にもうちょっとパンチが欲しかったかな。何というか、悪役がちっとも悪役じゃない印象を受けた。こんなにうまく行くかいなというところも結構多かった。

まあでもハードボイルドが好きな人にはおすすめ。

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