有馬記念、そして東京大賞典

年末の最後を飾る有馬記念。今年の狙いはこんな感じだった↓



人気のブエナビスタは今回無印。というのも、過去3戦、勝てそうで勝てないレースが続いたばかりか、レース内容も消耗が激しそうな感じだったので、かなりダメージが残っているのではないかと判断したため。あれだけ強いレースを見せていたファインモーションですら有馬はさっぱりだったし、ダイワスカーレットですら2着が精一杯。それを超える能力がブエナビスタにあるかというのは半信半疑ので、であれば思い切って3着以下という前提をおいてもよいのではないか、という勝負に出てみた。

が、まあ、結果的にはそのブエナビスタが2着に入って馬券的にはハズレ。

横山典に乗り変わって先行策に打って出たことについては賛否両論有るようだけど、個人的にはよかったと思っている。確かにこの馬の差し脚はすごいが、その脚質のせいでここ3戦で不甲斐ない結果になってしまったというのもまた事実。今回に限っていえば先行馬が崩れる展開とはなったものの、また同じ戦法をとったとして結局差し切れたのかというのは誰にも分からない。ドリームジャーニーは後ろから行って最後差しきることが出来たが、それも直線入り口で既に先団にとりついているという自在性のおかげ。ブエナが後方から来ていたとしたら、おそらく直線でもまた後ろの方でもたもたしていた可能性もあっただろうから、結局結果は変わらなかったかも知れない。だとすれば、今後のことを見据えて先行策を取るというのは至極まっとうな先方だし、その上で最大限の力を発揮した結果が2着なのだから、むしろいい結果だったと言ってもいいだろう。

ま、個人的にはブエナビスタが沈んでエアシェイディが2着に来てくれていれば大当たりだったので、その点では残念。

で、これも毎年恒例となったが、有馬惨敗の憂さを晴らし、負けを少しでも取り返すべく、大井競馬の東京大賞典にも投資した。

このレースのポイントは、ヴァーミリアンの取捨選択にあったと思っている。今年のメンバーはかなり手薄な訳で、実績的なことを考えるとこの馬とサクセスブロッケンが頭一つ抜けているという印象。とはいえ GI 8勝の怪物も、さすがに7歳となってちょっと衰えが見えているし、距離はちょっと長いと思ったがここは1つサクセスブロッケンに期待して、馬単流しで勝負。



で、、、結果、おかげさまで無事ゲット。

レースをちゃんと見てないけど、結局この2頭でハナ差のデッドヒートを演じた模様。

有馬記念と東京大賞典で合計13000円投資して、約1万円帰ってきたことを考えると、まあ御の字か。

しかし今年は本当に GI 当たらなかったなぁ、、、。らいねんはもうちょっと当てたい。

ジャパンカップ

今日はとてもいいレースを見せてもらった。

なんといってもウオッカはルメールの好騎乗が光ったように思う。ウオッカの強さの秘訣は最後の直線での爆発的な差し脚にあるわけで、先行して直線でも残り400ぐらいまで追い出しを我慢して一気にはじけさせるというレースをしたことが、この馬の良さを最大限に引き出したんだろうと思う。このところ武の手綱ではちぐはぐな競馬になってしまうことが多かったけど、ルメールとも手が合っていたんだろう。最後ぎりぎり残ったというのは、やはり鞍上が完璧なレースをしたからだろう。

一方2着に来たオウケンブルースリも本当に惜しかった。内容的には勝ったに等しいと思うが、届かなかったのは位置取りの差だろう。3着のレッドディザイヤも3歳牝馬としてはよく走った方だと思うし、来年以降本当に楽しみだ。

ただ、、、、またまた馬券はハズレ。今回は早い時点で◎オウケンブルースリ、○スクリーンヒーローと決めていて、競馬場について時点では▲レッドディザイヤもほぼ固まっていたが、その先が難解だと思っていた。相手候補はウオッカ、リーチザクラウン、そしてコンデュイット。ウオッカは手替わりで見直す手もあるが、距離適正に不安があることと勢いにちょっとかげりが見えることがネック、リーチザクラウンは明らかに長かった菊花賞であれだけ粘ったんだから2400mでは何とかなりそうも気がするが、それでも的距離を考えると2400mは長いと思われるのが欠点、コンデュイットは実績敵には群を抜いているが、過去このローテで挑んだ数々の名馬があと一歩及ばなかったことから疲れが心配ということがある。それぞれ一長一短がある中、結局衰えがあるのではという懸念が一番強く見えてしまって、最後の最後でウオッカを切ることになったしまったんだよね、、、。それが勝負だといえばそれまでだが、しかしこのハズレ方は正直かなりショック、、、。

まあ来週も GI は続く訳なので、また気持ちを切り替えて頑張りたい。でも来週は難解だなぁ、、、。

エリザベス女王杯

今日は事情があって馬券を買えなかったのだが、まあ、買わなくてよかったというレース。。。

スローで逃げた前2頭と後続が3コーナーで20馬身ぐらい離されちゃっているんだから、これは届くわけがない。柏木集保も言っていたが、2頭で逃げたもんだから後続が「これは速い」と勘違いしてしまったと言うことなんだろう。良とはいえちょっと馬場が渋っていたようにも見えたから、それもペース判断を誤らせる一因になったのか。競馬にはこういうこともあるんだと思うしかないが、特にブエナビスタなんかは最後ものすごい脚で追い込んできたんだからほんとうにもったいないとしか言いようがない。

それにしても、勝ったクイーンスプマンテの母親はセンボンザクラだったのか、、、。競馬を見出した頃にちょうど夏競馬で条件戦をうろうろしていたのがこの馬で、ちょっとだけ思い入れがあるのだが、その子供がまさか GI を勝つとはなぁ、、、。ちょっとだけ感慨深い。

天皇賞が終わって、、、

まあ、前のエントリーを見ていただいた方はよくご存じだろうとは思いますが、今日のレースは玉砕、、、。以下謝罪文。。。

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まずは高齢を理由に切ってしまったカンパニー殿、このたびは大変申し訳ありませんでした。高齢でありながらタイレコードで走破するその能力は、私の想像の及ぶところではありませんでした。確かにご高齢であることは疑いの余地はございませんが、あなたはこれまでずっと大事に使われ続けていて消耗が少なかったんですねそういえばあなたの父親であるミラクルアドマイヤは生涯でたった1勝しかできなかったにも関わらずその血統を買われて種牡馬入りしたような異色の経歴をお持ちで、その意味では常識の範囲で捕らえてはいけない馬だったということでしょうか。Wikipedia によるとミラクルアドマイヤは消息不明とのことで、「孝行したいときに親はなし」という意味ではセイウンスカイの父親シェリフズスターともダブってしまいます。

また、スクリーンヒーロー殿におかれましても、このたびは全くノーマークという失態を演じてしまい、重ねてお詫び申し上げます。距離云々ではなく、あなたはとにかく東京コースが大好きなんですね。ジャパンカップでは重い印をつけさせていただければと存じます。

ところでウオッカ様。今日はご機嫌麗しくなかったのでございましょうか。パドックでは非常に落ち着いているようにお見受けしておりましたが、それは闘志が失われていたことの裏返しだったのでしょうか。今一度レースを見直してみましたが、直線で前があいた時にジョッキーがゴーサイン出して一瞬ものすごい足を使っているように見えたものの、結局前を捕らえられなかったというのはちょっといただけません。前が詰まり気味だったとはいえ、仮に直線入り口で外に出せていたとしても、長くいい足を使えていたかというと懐疑的にならざるを得ません。もう往年の足を拝見することはできないのでしょうか。

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ちなみにシンゲンは自分の100%の力を出し切っているように見えるので、これが今の実力ということか。オウケンブルースリもシンゲンと同じような位置にいて同じような着順なのだが、まあこの距離ではよく頑張った方だと考えるべきか。キャプテントゥーレも、これまで厳しい流れのレースをしてこなかったことが敗因かな。ドリームジャーニーは何が悪かったのか全く分からない。。。これはやはり左回りということなのか、、、。

とにかく、今日はばっさり切り捨てたカンパニーが勝つわ、ウオッカの悲しいレースを見せられるわで、さんざんな一日だった。しばらく競馬を休みたくなるほど。。。ま、来週は GI がないし、エリ女とマイルCSはリハビリ程度にとどめておいて、またジャパンカップでリベンジを果たしたい。

天皇賞(秋)・予想

今週はいよいよ天皇賞。東京で行われる GI の中でも格式高いレースの1つであるが、今年はちょっと微妙、、、。確かに今考えられる中ではいいメンバーが揃ったが、高齢馬や距離適正に不安のある馬が多く、正直取捨選択が難しい。過去10年を見ても6歳以上の馬は1頭も連対していないが、その6歳以上が今年は10頭も出走しているというのはちょっと異常にすら思える。

人気のカンパニーもそのうちの1頭。長期休養などの理由があるならともかく、30戦以上もして GI に連対すらないような馬が果たして8歳を迎えて連対できるのか。この馬はなんと GI は4戦連続して4着。GI ではいつも何か足りないのだろう。

もう1頭の人気馬オウケンブルースリには距離不足の不安がつきまとう。確かに前走は強かったが、2400mと2000mでは求められるスピードの種類が異なる。いくらペースが緩くなりそうだとはいえ、この枠順を考えると直線に賭けるしかないだろうが、前もそうそう止まらないだろうから結局善戦止まりのような気がしてならない。

ということで、自分の予想はこんな感じ↓。

◎ [07] ウオッカ
○ [08] キャプテントゥーレ
▲ [10] シンゲン
△ [12] ドリームジャーニー

ウオッカは前走の負けが懸念されているが、あのレースでは仕方なかったと個人的には思っている。前走を叩いたことで走りたがる気持ちがちょっとガス抜きされて、ちょうどいい気合いで走ることができるのではないだろうか。

また、実は密かに狙っているのがキャプテントゥーレ。皐月賞を逃げ切った実力が本物だったことを見せてくれたのが前走の朝日CC。過去ここをステップに天皇賞で好走した馬が少ないことと、東京コース初経験というのが気になるが、4歳馬の中ではポテンシャルは一番高いと思うので、ウオッカよりも先に行って粘れればいいレースができるのではないかと。

シンゲンは若干高齢なのが気になるが、長期の休養を挟んでいるし、何より東京コースとの相性が抜群にいい。6歳以上の中では一番フレッシュだろうし、高齢馬の中ではこの馬が一番魅力的。

あと、実績から軽視できないのがドリームジャーニー。ただこの馬は東京で6回走っていずれも着外という相性の悪さが気になるので、あくまで薄めにしておきたい。

ということで、今のところは上記4頭のボックスを考えている。あとは当日の馬体重とかパドックでの雰囲気で微調整かな。

何とか今週は当てたいなぁ、、、。

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