芦原一郎: ビジネスマンのための法務力



だいぶ前に買っておきながら積ん読になっていた本。

タイトルそのまま、ビジネスマンとして身につけておくべき法務的なセンスについて書かれた本。ビジネスにおいては、何気なく取引をしていても常に契約不履行とか法令違反といった法務的な問題に突き当たるリスクがあるわけで、それを正しく認識し、万一の事態に備えておくために必要なスキルを身につけるためにはどうしたらいいか、というような内容が書かれている。

筆者の考える法務力とは、
- リスクがあることに気づく「センサー能力」
- リスクに気づいた後に何らかの対応をとる「コントロール能力」
の2種類があり、それぞれについて例題を出しながらどういう考え方をすればいいかというレクチャーをしてくれている。

「センサー能力」「コントロール能力」という考え方は非常に明快でわかりやすい。法的リスクに備えるには、何も六法全書を暗記していればいいと言うわけではなく、やはりまずビジネスをきっちりと理解し、リスクをいかに最小限に抑えるかという観点で対策を打つことが必要なわけで、その意味で企業の法務部門に任せきりではなくてビジネスを行う担当者レベルで対策を取ることが非常に有効であるという点は納得できる。

いろんなリスクを取り上げたかったからだと思うが、例題にちょっと無理がある点が多々あったのが残念。読んでいて途中でサンプルケースに興味を持てなくなってしまった分、自分の中での理解もあまり深まらなかったように思う。

ただ、今までたとえば会社の法務部門とやりとりしたことがないような人は、今後のために入門の意味で読んでおいて損はないだろう。

そうきたか、、、

このニュース↓を見てまず最初に思ったのが「そうきたか、、、」ということ。

http://www.sun.com/third-party/global/oracle/index.jsp

この件についてはあんまりコメントすべきでないと思うけど、自力で頑張っていく道を捨てざるを得なかったと言うことについてはとにかく残念でならない。特に、この会社の考え方や雰囲気が好きでずっと仕事をしてきた人間としては、Sun という独立した entity がなくなってしまうというのはやっぱりすごく複雑。(Oracle が悪いと言っているわけではないので念のため。)

まあ決まってしまったことをあれこれ言っても仕方ないし、こうした自分の力が全く持って及び届かないような強大なパワーに抗うことも出来ないとは思うが、それでもやっぱり相当ショックは大きいし、しばらくは引きずるんだろうなぁ。

皐月賞



はっきりいって不可解。なんでこんな負け方するんだろうかねぇ、、、。

自分の本命はロジユニヴァース。道中は非常にいい位置取りで、さすがはノリと思わせるレース運びだったが、4コーナー手前で早くも手が動いているにもかかわらず全く上がっていけず、そのまま馬群に飲み込まれて終了。

揉まれ慣れていないとか前が詰まったとか、理由らしいものを探そうと思えば出てこないこともないが、そもそも4コーナーで前との差を詰めるどころか外からも交わされてしまうような体たらくでは話にならない。マイナス10kgが微妙に影響したんだろうか、、、。馬群を言い訳にしているようではダービーでは勝負にならないだろうから、他の理由があったと思いたい。

一方、行くと思われたリーチザクラウンはダッシュが効かずに中途半端な競馬。あそこは何が何でもハナを主張して欲しかったところ。この馬は2コーナーでほぼ終わっていたように思う。

勝ったアンライバルドは、結局のところこの馬が一番完璧に近いレースをしたと言うことなんだろう。4コーナーでまくり気味に上がっていくというのもこの馬にははまっていたように思う。それと、結果的に1,2,3着馬はいずれも中団から後方を進んでいた馬で占めたと言うことから、流れ的には差し馬有利だったのかも知れない。ただ、前半も59秒台とまあ平均ぐらいのペースだったように思うし、これで前がつぶれてしまうというのは、もしかするとこの世代は全体的に層が薄いのかも知れない。

アンライバルドはともかく、この結果がダービーに結びつくかというとちょっと懐疑的かな。リーチは2400は持たなそうだが、ロジユニにはもうちょっと頑張ってもらいたい。あとは別路線組がどれだけ現れるかと言うことにも期待したい。

日本マスターズ水泳短水路大会

@さがみはらグリーンプール

100Fr 1'05"01

自分でもびっくり仰天。なんでこんなに遅いのか。まさか短水で5秒切れないとは、、、。入りは30秒そこそこだったので決して悪くはなかったが、後半一向にペースが上がらなかった。何か力を出しきれてない感じなんだよね、、、。

いろいろ言い訳したい要因はあるが、5秒なんてタイムでは全く負け犬の遠吠えに過ぎない。もっとこう、練習のやり方を抜本的に変えないとダメなのかな。。。

ちなみに同じ種目を泳いだ会社の同期 (でかい奴)は55秒台だって。俺と10秒も違うのか。ショックでかいなぁ。

3強

今年の皐月賞は3強の様相を呈している。弥生賞を勝ち4戦全勝のロジユニヴァース、勝つときはいつも圧勝で大物感たっぷりのリーチザクラウン、そしてスプリングS勝ち馬にして新馬戦でリーチやあのブエナビスタを破っているアンライバルド。

ただ、3強とはいえ、戦績から言うと他の2頭を既に負かしているロジユニが抜けていて、リーチとアンライバルドは同列の2番手という風に思っていた。

が、木曜に発表された枠順を見て愕然。

何と言ってもショックなのはリーチザクラウン。よりにもよって大外8枠18番を引くなんて、何とも武は運が悪い。かつて大外枠で逃げ切ったサニーブライアンのような例もあるが、リーチこはそこまでうまく折り合える馬ではないと見ている。無理して押さえたところで外から暴走気味に掛かって上がっていてしまうような最悪のシーンだって想像できる。もうちょっと内枠の方が無理せず先行できてよかっただろうし、壁を作れない外枠であればどうしたって無理矢理にでもハナを切らないといけないだろう。この枠では評価を3番手以下に下げざるを得ない。

一方のロジユニヴァースもこれまた最内という極端な枠。この馬も先行馬だし、さすがにノリなので直線で内に包まれて動けないと言う心配は不要かも知れないが、ちょっと出遅れたりしたら致命的だ。そういう意味ではこの馬もリスクのある枠を引いてしまったという感じ。

もう1頭のアンライバルドは中団から行くタイプなのでそれ程枠は気にしなくてよさそう。むしろちょっと外側の方が仕掛けるタイミングも合わせやすそうなので、この馬が一番いい枠を引いたのかも。

3強と言われるときは割と堅く収まる傾向があるが、その3頭が3着まですべてを占めると言うケースもまた稀。こんな時は変な馬が2着か3着には行ってくることも十分考えられるので、しっかり分析しないと。

# 個人的にはイグゼキュティブを推してるんだけど、、、さすがに無謀かな!?

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