2004/08/01

■ 2004年08月01日 ■寝て暮らす

今日は朝から今まで、文字通り寝ていました。
・・・なぜだろう、昨日駅から花火会場まで歩いたせいだろうか・・・?
夕食後に野々市のじょんから祭りに行こうと行っていたけれど
この調子ではどうなることやら。

投稿者 SOKE : 16:58 | コメント (2)

■ 2004年08月01日 ■<本>ローゼンクロイツ 三冊

お試しに最初から三冊。アキテーヌという地名を聞くと某小説を思い出してしまう私は、いろんな名前やエピソードの元ネタを連想して、読んでてなんだかムズムズしてしまうというか、いたたまれないというか、うーん、困りました。(笑)

投稿者 SOKE : 20:42 | コメント (0)

■ 2004年08月01日 ■<本>高殿円『ジャック・ザ・ルビー』

『ローゼンクロイツ』が男でありながら隣国の宰相の妻になる話だったのと対照的に、こちらは女でありながら8人の后を持つ王様の話。ビーンズレーベルはそういう話が多いのだろうか・・・・この一冊を読んだ限りではギャグの部分とシリアスの部分がちぐはぐしているように思うんですが、私が参考にしている書評サイトで一押しって書いてあったので、続きも読んでみるかな〜?

投稿者 SOKE : 23:22 | コメント (0)

2004/08/02

■ 2004年08月02日 ■<ドラマCD>『少年舞妓 千代菊が行く』

あははは、まるマのコンラッド役の森川さんとユーリ役の桜井さんが出演しているので、買ってしまったドラマCD。衣擦れの音、三味線の音、蝉の鳴き声、竹林の風の音。音響も凝っていて楽しい作りですが、やっぱり30すぎの大人が13歳の舞妓さんにせまっちゃいかんだろうーというところがひっかかっちゃいますね。それさえなければ、楢崎さんの慇懃無礼な役に森川さんはぴったりなんですが。この声はコンラッドくらいストイック(?)な役の方がかえって色っぽいかも。あからさまな役よりもね。桜井さんは普通にやってると、美青年風の声で、ユーリ役の方が珍しいのかもしれない。主役の松本さちさんが上手い!13歳の中学生の男の子の声と、舞妓さんに変身したあとの声が、同じ人なのに、ちゃんと男の子と女の子の声に聞こえる。舞妓さんの声がかわいくていい感じ。この話は文章で読ませるより、ドラマCDの方が面白いし、アニメか実写の方がさらに広がると思う。豪華な舞妓姿をビジュアルで出した方がアピールするだろうなあ。その際、花街の遊びをどの程度一般常識内に収めるかがポイントかも。そこさえクリアしてくれたら楽しめるんだけれどね・・・

http://www.shueisha.co.jp/s-book/chiyogiku/com/

投稿者 SOKE : 08:25 | コメント (0)

■ 2004年08月02日 ■読売 ブックスタンド コミック館

二ノ宮さんの公式HPのBBSで話題になっていた、読売新聞の紹介記事がネットで読めます。
のだめ以外にもいろいろと記事があっておもしろそう。
このページは一週間たっても消えないかな?

http://www.yomiuri.co.jp/bookstand/top23.htm

投稿者 SOKE : 11:52 | コメント (0)

■ 2004年08月02日 ■<本>奈波はるか『少年舞妓5すっぽかされたお披露目』

これは、おもしろかったです。仕込み(見習い)の期間を終え、舞妓としてデビューするお披露目の日。千代菊の最大の贔屓である楡崎が祝いの席に現れません。初日に千代菊を貸切にしておきながら遂に現れなかった楡崎・・・いったい何があったのか?
いったいどうなるんだろう、という興味で読んじゃった。お披露目の豪華な着物や帯、三日間しかつけることのできない鼈甲のかんざし。そういうものを見せることができないもどかしさ。千代菊がちょっと本気になるところも面白いんだけれど・・・・いったいこのシリーズの最後はどうするのかなあ。それによって、これまでのお話の見え方が変わるんだろうな。当分、このまま続くんでしょうけど。

投稿者 SOKE : 15:44 | コメント (0)

■ 2004年08月02日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚1』

イギリスのパブリックスクールに通う、日本人の血をひくユウリ。彼は霊感が強く、友人達と開いていた「百物語」もどきの会で、見えるはずのないものを見てしまいます。その後学校では次々と不審な出来事がおこり、ユウリはどのように立ち向かえばいいのか悩むのでした。
湖畔の全寮制パブリックスクール。魔物に連れて行かれる友人。月と鏡と水鏡。ケルトの民話。などなど。好きな人にはたまらないお膳立て。これは作者のデビュー作なので、細かいところにはいろいろとつっこみどころはありますが、全体としてイメージは伝わってきます。このシリーズは五冊出ているのかな。とりあえず、出ているところまで読んでみようと思いました。

投稿者 SOKE : 17:48 | コメント (0)

■ 2004年08月02日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚4終わりなきドルイドの誓約』

本が入手できなくて、二冊飛ばして第四巻です。一話完結なので、まあ大丈夫でしょう。今回もケルトのお話が中心でした。たぶん作者はこの方面に造詣が深いのでしょう。だからちょこっと能書きが長すぎるきらいがあります。それでもレギュラーの男の子達がだんだんかわいくなってきて、そっちでじゅうぶん楽しめるみたい。ユウリにシモンにアシュレイ。ほどよい距離感がおもしろい。三冊目くらいまで読んじゃうと、そのまま続きを読みたくなるんですよね・・・・

投稿者 SOKE : 22:09 | コメント (0)

2004/08/03

■ 2004年08月03日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚6聖夜に流れる血』

また一冊抜かして第六話。ああ、このシリーズけっこう好きかも。ようやくお話の形が見えてきました。イギリスのパブリックスクールを舞台に、霊感の強い日本人の血をひくユウリ、フランス貴族の末裔のシモン、おそらく中国の血をひくイギリスの豪商の息子アシュレイ、この三人の身辺に起こる怪異を描きます。アシュレイが交霊術や魔法や悪魔的なものに惹かれているのと対照的に、シモンはそれらを浄化する天使のような力を持っている。ちょうど中間に位置する主人公ユウリは、異界への扉を開く存在なんですね。誘惑する存在であるアシュレイからユウリを護る守護天使のシモン。BL的要素は少しで、アシュレイとシモン両方に好意を持つユウリという感じ。トーマの心臓というより、ジルベールのいない風と木の詩か(笑)
『聖夜に流れる血』はクリスマスの話です。でも、普通のクリスマスではなくて、ケルト系の?クリスマスというか。かつて宿願を果たさずに死んだ修道僧の無念を晴らすお話。それでもプレゼントの買い物に出るユウリとシモンとか、時間があるとアフタヌーンティーを飲んでいるふたりとか、シモンの双子の妹たちが作ってくれたアドベントカレンダーとか、クリスマスネタ満載。ザビーンズ三号に雪舟さんが描いたヴォルフラムのイラストがありましたが、シモンはああいうイメージだな。

投稿者 SOKE : 07:50 | コメント (0)

■ 2004年08月03日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚7古き城の住人』

今回はケルトのお話はなくて、古城に出てくる貴婦人の幽霊と吸血鬼のお話。ありがちと言いながら最近は見かけないので、読んでて楽しかったです。ある程度人間関係が定まったら、その中で遊ぶ話があると楽しいね。クライマックスまでにページを使いすぎて、肝心のところとエピローグが急ぎ足になってしまうのが残念。巻を追うごとにどんどん上手くなっていく人なので、そのうち緩急自在になるでしょうけれど。ユウリとシモン、ユウリとアシュレーそれぞれ楽しい場面もあって、続きが読みたいと思ったら、なんと最新刊は8月始め発売だって。うれしい・・・

丁寧な紹介のページみつけました。
みどりさんの『Club Chant』より
http://catchant.hp.infoseek.co.jp/sinoharamiki.html

投稿者 SOKE : 10:43 | コメント (0)

■ 2004年08月03日 ■小ネタ

毒女アニシナシリーズ第五弾は・・・
「毒女アニシナと不死身の交響楽団」だそうだ。
(2ちゃん情報)

ちなみに、これまでのは
『毒女アニシナと秘密の研究室』
『毒女アニシナと患者の意思』
『毒女アニシナとあるカバンの修理』
『毒女アニシナと煩悩のコルセット』
でした。

投稿者 SOKE : 13:52 | コメント (0)

■ 2004年08月03日 ■<本>『マリみて3 いばらの森』

うわー『ふたりぽっち』だよ。なんて思いましたが、どうでしょう。さて、前の二冊よりもちょっと深くなりましたか。でも、マジな話になるとつらいものがあるのは、やっぱり私はBLは読めても百合系は無理なのかしらん。いやいや、『アプローズ』が読めたんだから、きっとそのうち慣れるかも。もう少し読んでみます・・・

投稿者 SOKE : 16:22 | コメント (0)

■ 2004年08月03日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚8水にたゆたふ乙女』

今日発売の最新刊。とある女子学院には伝説があって、『ハムレット』を学園祭で演じようとすると、必ずオフィーリアが水の事故にあう。縁があってその劇に関わることになってしまったユウリは・・・・
これはかなりいい感じかも。モチーフはミレーのオフィーリアの絵です。『残酷な神が支配する』のオフィーリアを彷彿とさせる場面があります。そしてユウリを救うため協力するシモンとアシュレイなんてのも見られます。雨の降る日に寄宿舎から外をながめるユウリとか、川沿いの柳の木とか、河のほとりでピクニックする少女ふたりとか。そういう言葉にぴんとくる方は是非手にとって読んでみてください。途中から読んでも大丈夫。昔好きだったいろいろなものがふんだんに散りばめられた世界。しかも日英ハーフな霊感の強い主人公だ。陰陽師的世界も楽しめて盛りだくさんです。

追記
篠原さんが萩尾さんを好きだろうということは、第一作目からわかりましたが、この本を再読していて、かなりそれが根深いと思いました。萩尾さんの作品のいろんなものが血や肉になってる感じがしました。初読のときはきがつかないくらいさりげなくね。『トーマの心臓』だけではなくて、『銀の三角』とか。同じものを食べて育ってきた人がたくさんいるわけです。その上で独自の個性もあって、読んでいて楽しい。

投稿者 SOKE : 23:38 | コメント (4)

2004/08/04

■ 2004年08月04日 ■<本>とみなが貴和 『EDGE4 檻のない虜囚』

最新刊。これまでよりも日常に近い話でした。本当はこの本で完結する予定だったのが、五冊になったと日記に書いてあったと思います。クライマックスまでの間奏曲のようです。東京近郊の住宅地に住む中学生のありふれた生活の中で小さなゆがみがだんだんとふくらんでいく様子を丁寧に描いてあります。本の半ばまでそういう調子だったので、これまでの本との違いに少しとまどったんですが、しっかり落とし前をつけてくれて、カタルシスさえ味わうことができる結末になっています。以下ネタバレ。

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投稿者 SOKE : 07:08 | コメント (0)

■ 2004年08月04日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚SP背信の罪深きアリア』

番外編。ユウリがパブリックスクールに転入し、シモンと初めて出会った13歳の時のお話。ユーリのあらざるものを見る目と、シモンの守護天使的な役割の基本を、あとから書いてみましたという感じですが、面白かったです。今回はもうまるっきり『トーマの心臓』。贖罪と許しという感じですか。最後の最後に実体を出してしまうのが、ちょっと惜しい。でも最後までこれでいけるかしら?

投稿者 SOKE : 10:51 | コメント (0)

■ 2004年08月04日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚5死者の灯す火』

これは『妖精王』でしたー!満月の夜、湖を渡る妖精たちを書きたかったんだねー
それもまた楽しい。

投稿者 SOKE : 12:42 | コメント (0)

■ 2004年08月04日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚2嘆きの肖像画』

寄宿舎内の権力闘争と、ナチに奪われた絵画に秘められた謎と、『チョコレートキス』みたいな誰がかわいい子を自分のものにするか、みたいな話が混ざった第二巻でした。楽しい。

投稿者 SOKE : 16:19 | コメント (2)

■ 2004年08月04日 ■<本>篠原美季『英国妖異譚3囚われの一角獣』

夏休み後半をシモンの住むフランスで過ごすユウリ。楽しいはずの夏休みにとんでもないことが起こって・・・・という話。悲劇の伝説のあるお城に荒天のため閉じ込められるお客達に、城の呪いがふりかかる。ええと、『呪われた城』と『十三月の悲劇』と『最後の一角獣』(ちょっと違うか)を連想させます。後半の展開がいまいち荒唐無稽かな。日常の描写の方が楽しいです。

投稿者 SOKE : 22:04 | コメント (2)

■ 2004年08月04日 ■<本>英国妖異譚まとめ

イギリスを舞台にした幽霊話。ということで以前から気になっていたんだけれど、なかなか手にとらなかったのは、表紙のイラストが少々子供っぽかったせい。でも一冊読んだら、9冊一気に読めました。第一作がホワイトハート大賞の優秀賞受賞作で、応募した作品を手直しして文庫になり、そのままシリーズとして続いているようです。だから巻を追うごとに上手になっていくので、最初がちょっとどうかなと思っても第四作目くらいから落ち着いて楽しむことができます。いっそ途中から読んだ方がいいかも。最初の数冊は、妖精や幽霊があたりまえに現れるので、驚きます(笑)それから登場人物の容姿を形容する時に、何回も同じ言葉を使うのがちょっと困るかなあ。アマチュアからプロへ、だんだん変わっていく過程を見るような感じ。それでも一気に読ませてしまう力があるのは面白いと思う。作者のたどってきた読書歴をある程度、推測することができます。昔の少女まんがにどっぷりつかった人で、その上で、興味のある分野を自分で調べて、小説を書いている感じ。寄宿舎、お城、湖、妖精、幽霊、ケルト文化、お茶会、監督生、キーワードがいっぱい。無垢な主人公をはさんで、悪魔的な友人と守護天使の友人が綱引きをしているという(笑)。BL的要素はかなりはっきりあるんですが、それを目に見える形にする以前の駆け引きで済ませているところが美味しい。守護天使のシモンの性格がけっこう面白い。感情を細かく分析して折れるところは折れるところがあって。悪魔的なアシュレイは、作者の中でも最終的な性格付けが保留されているような感じです。主人公にだけは優しい、ということにするか、本当に冷酷な人間にするのか。主人公のユウリはわりと地味なんですが、なぜかもてるという。どっかのユーリと似ています。日英のハーフ。父親は子爵。(セルジュみたいね)母親は日本の格式の高い神官につながる家出身。ユウリには陰陽にくわしい従兄弟がいて、イギリスの妖精譚やケルトの宗教と日本の陰陽道みたいな話もからんで、和洋折衷幽霊譚も書けるかも。9冊のお話を終えたのに、ユウリの力は今目覚めたばかり、まだまだ続きそうで楽しみです。

投稿者 SOKE : 22:27 | コメント (0)

■ 2004年08月04日 ■ひとやすみ

怒涛の読書月間でしたが、ここらでちょっとお休みします。お盆に実家に遊びに来る大学生の姪っ子と遊ぶ約束をしているので。この一ヶ月に読んだ本は三十冊くらいかな。いわゆるライトノベルをまとめて読みました。この分野は全く読んだことがなかったので、新鮮でした。読む本全部楽しくて。いや、ほんとに。まだまだごく一部なので、これから少しづつ新しいものを読んでみようと思います。

★これまで読んだシリーズ
まるマ、Flesh&Blood、EDGE、少年陰陽師、英国妖異譚、彩雲国、少年舞妓
★読みかけのシリーズ
マリア様がみている、ローゼンクロイツ
★これから読む予定
楽園の魔女、ちょー、流血女神伝
『炎の蜃気楼』と『フジミシリーズ』も読みたいなあ。

投稿者 SOKE : 22:49 | コメント (0)

2004/08/05

■ 2004年08月05日 ■「空想ハイウエィACT2」

井上陽水の「空想ハイウエィACT2」は今日放送です。
同じ番組を二日連続で放送。ハイビジョンは20分長いです。

8月5日(木) 23:00〜24:30(90分) NHK BS-2
8月6日(金) 23:45〜25:35(110分) NHK BS-hi
9月11日(土) 19:30〜21:00(90分)8/5の再放送版 NHK BS-2

ところで、昨日テレビがふっとため息をつくように消えてしまいました。
電源は入るけれど映らない。ああ、15年がんばってくれたのに。
まあ、新しいのを買いますけれど、その先に電気やさんが入れるようにしなくちゃ。
それまで、14インチのテレビをモニターにする予定。
29インチのテレビなんて階下に下ろすこともできやしない。

投稿者 SOKE : 23:02 | コメント (0)

2004/08/06

■ 2004年08月06日 ■「空想ハイウエィACT2」感想

優しくてシビアで、ぎりぎりの距離を保った不思議な番組だった。最初、いったい何をしたい番組なのかわからなかったが、最後にはやっと「時間」をテーマにしていることに気がついた。いや、もちろん「30年ぶりのフォーク同窓会」とサブタイトルについていたくらいだから、最初からそれは明らかだったのだけれど。ありきたりの展開にならず、上っつらの言葉をつかわず、それぞれが妥協しないまま、お互いを認め合って同窓会は終わった。ラストに陽水が夕暮れの沖縄の海をバックに「ゼンマイじかけのカブトムシ」を弾き語りで歌う。この画面はそれだけで、心にしみるような映像だが、番組の最後としては出来すぎだった。

30年前、陽水が一緒にツアーをしたフォーク歌手の四人、高田渡、加川良、三上寛、友部正人と、小室等を迎え、沖縄の洒落たリゾートホテルで一日を過ごす。それぞれが陽水のリクエストに応え一曲ずつ歌い、間に一人一人のインタビューとみんなで談笑する場面と陽水のコメントが入る。陽水の歌はスタジオで撮影した曲とホテルで撮った曲、合計5曲が途中にはさまれていた。
出演している陽水の友人の五人は、小室さんを除いてお名前は知っていたものの、歌は聞いたことがなかった。72年当時、私は小学生で五歳年上の姉がいたので、当時のフォークソングをわりと聞いていた方だが、姉が好きなのはガロとかそのへんだった。反戦フォークや生活に密着したような歌はあまり耳に入らなかった。今回彼らの歌を聞いて、それぞれが骨のある個性的な人たちだということがわかった。それでも自分との接点はあまりない。当時の彼らがどういう評価を受けていたのか、現在何をしているのか、そういうことが全然わからない。私が目にするメディアに彼らが登場することはこれまであまりなかったので。

陽水の出発点はフォークソングといわれている。彼らの中で過ごした時期が確かにあった。しかし小室さんが番組の中でおっしゃっていたように、陽水の歌は最初からフォークソングではなかった。今回の番組では陽水はあまり語らない。歌でさえ最後の一曲以外は途中で映像や音声がかぶり不完全な形だった。その分、ゲストの歌はしっかり放送されていた。三十年の間、表舞台で活躍し続けた陽水と、かつてのフォークソングの仲間の同窓会は、いったいどんなものになるのか、はらはらしながら番組を見ていた。冒頭に書いたとおり、最後にはゆっくりと時間の流れを見るような視線が印象に残った。そして陽水が年齢相応に年をとって見えた。友人達を見る表情は、最初の頃のLPのジャケットに映っているサングラスをかけてない優しい青年の表情と重なった。

無口な友部正人さんの言葉が心に残る。日本とNYを往復している彼は言う。「リアリティは人それぞれ。工場で働いているからリアルなわけじゃない。陽水の一見ちゃらんぽらんな歌詞にリアリティを感じる人もいる。そしてそれを伝えるのは言葉」「アメリカは保守化している。日本も世界もその影響を受ける。ぼくたちは幻のような自由な雰囲気の中で2,30年を過ごしてきたけれど、それが一挙に冷えてしまう可能性がある。あっというまに30年前に逆戻り。何か言ったほうがいいかもとちょっと思う。」

最近の私は、本を読むことに没頭していたので、他のことにあまり気がまわらない状態だ。実は、放送時間にスタンバイしていながらうたたねしてしまい、冒頭30分を録画しそこねた。パソコンに予備の録画予約をしておいたので、それを見てこれを書いている。陽水の歌や言葉は、私が他によそ見をしていても、引き戻す。そういう力がある。番組中歌われた「クレイジーラブ」は昨年のコンサートで披露されたジャズバージョンで、まだCDに入っていない。押さえて歌う「クレイジーラブ」はとても素敵なのでよかったら見てくださいね。ハイビジョンは今日放送予定。再放送は9月はじめです。

★陽水の歌
1.かんかん照り 2.傘がない 3.夏星屑 4.クレイジーラブ 5.ゼンマイじかけのカブトムシ
☆ゲストの歌
1.生活の柄(高田渡) 2・夢は夜ひらく(三上寛) 3.教訓(加川良) 
4.雨が空から降れば(小室等) 5.一本道(友部正人)

<演奏順 ★1.★2.☆1.☆2.★3.☆4.☆5.★4.★5.>

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2004/08/07

■ 2004年08月07日 ■「空想ハイウエィACT2」陽水伝説Part2

BS2とハイビジョンで二夜連続放送された空想ハイウェイACT2だが、ハイビジョン版には陽水伝説と題して、20分のおまけがついている。これまでのプロモーションビデオを何曲かとりあげる。Part2の今回は一曲づつ陽水の解説がついていた。

1.ジェラシー
2.リバーサイドホテル(相米慎二監督)
3.夢寝見(操上和美監督)

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■ 2004年08月07日 ■少年舞妓シリーズまとめ

『濡れ衣で祇園追放?!』『禁じられた初恋』の二冊を読んで、一応出ているところまでは全部読んだ。ほり恵利織さんのイラストにひかれて手にとった本だが、お話を好きかというとちょっと考えてしまう。13歳の中学生の男の子が舞妓さんをするというのは、とても良いアイディアだし、華やかだし、知らなかったいろいろな祇園の習慣も面白い。だけれど、そもそも前提がウソなので、話の中でいくら主人公が本気になっても、どこまでホントかわからないということになる。しかし花街の御茶屋遊びがそもそも虚実とりまぜた世界なので、その二重の構造が何かひっかかって読み続けてしまった。主人公の千代菊がウソをしょっていれば、お客ナンバー1の楡崎も、色事遊びに長けた客として千代菊を扱う。サービス業なのだから、そこに報酬以上のホントを求めるのがまちがっている。そういういかがわしさが微妙にただよいつつ、コバルトという年少者も読むシリーズなので、純情ぶったりするところがなんともはや。いったいどこに着地するのか気になって読んじゃうのかも。

投稿者 SOKE : 08:18 | コメント (2)