2004/07/25
■ 2004年07月25日 ■<まんが>森川久美『危険な席』129P
129ページ読みきり漫画『危険な席』が掲載された「夢幻館vol.2」が朝日ソノラマから発売されました。季刊誌なので見つけにくいかもしれませんが、ネムキと同じサイズなので、ネムキの置いてあるあたりにあります。
表紙書影(朝日ソノラマのHP)
http://shopping2.vcube.net/cgi-bin/Suser/detail.cgi?id=2054&type=book&searchURL=search.cgi%3Fmode%3Dtop
関連情報(作者公式HP)
昨日のトンテンカン劇場をご覧ください。
http://www1.linkclub.or.jp/~mya/index.html
■ 2004年07月25日 ■さだまさし with OEK
石川県立音楽堂のオーケストラ・アンサンブル金沢定期公演、「さだまさしwithOEK」を聞いてきました。コンサートは二部構成で、第一部は渡辺俊幸氏の指揮のもと、さださんの曲二曲と、渡辺さん作曲のNHKのドラマのテーマ曲を数曲。ラストはご当地大河ドラマ『利家とまつ』のメインテーマでした。
第二部は『北の国から』のテーマ曲をオーケストラが演奏する中、さださん登場。トークをまじえて七曲を歌いました。セットリストは以下のとおり。
北の国から
精霊流し
秋桜
親父の一番長い日
人生の贈り物
たいせつなひと
青の季節
(アンコール)
風に立つライオン
チケットは完売。惜しみなく拍手をする良い客に恵まれて、楽しいコンサートでした。トークが面白かったな。よくしゃべるしゃべる。今日は戦争反対とかそういう話は一切なくて、楽しくおかしく語り歌い、オーケストラを立てて、指揮者を立てて、客席の前後左右にまんべんなく目配りしてくれるさださんでした。高音部がやや出にくいかな?と思ったけれど、二回に一回はきちんと出てたみたい。最近の歌を知らないせいもあるけれど、オープニングから親父の一番長い日までの曲が、やっぱり一番聞きやすかったです。その頃の歌は好きだった。今聞いてもいい歌だと思う。今の歌はどこか違う。何かが違う。いったいなんだろうって考える必要はないんだけれど。来週のチケットも入手しました。三週連続OEK。オーケストラ・アンサンブル金沢の音は好きです。先週は金管が怪しかったんだけれど、今日は大丈夫だったな。ポップスを演奏するのは、曲によっては合わないと思うけれど・・・
■ 2004年07月25日 ■<本>結城光流『少年陰陽師6黄泉に誘う風を追え』
んー・・・恐らくこれまでの中で一番の山場のはずだけれど、読んでる最中にちょこっと醒めちゃうところがあるかなあ・・・黄泉の扉が開いて根の国から禍禍しいものがあふれ出る。それを陰陽師と神将たちは止めることができるのか?鋼を見ていても思うんだけれど、戦いをエスカレートさせていくと、行き着くところは同じ。大事にしているものが損なわれることを書けば山場になるって、勘違いだと思うよ。再生するとか転生するとか、そんなのやっぱりご都合主義だよね。
2004/07/26
■ 2004年07月26日 ■<本>結城光流『少年陰陽師7焔の刃を研ぎ澄ませ』
くそー!おもしろかったよ。思わず怒涛の勢いで読まされちゃったよ。くやしい・・・なんか作者がしてやったりって思ってる感じがして、それが勘にさわる。お話に力があるので、細かいこと言ってるのが野暮みたいな気になる。出発前の昌浩の透明な哀しさみたいなのと、戦いの激しさと、両方味わえるので、これはなかなか面白かったわ。でもやっぱり最後の最後はそんなのあり?という裏技でまとめてるのは、そう何度も同じことやってていいのかよ!と文句のひとつも言いたい気分。
■ 2004年07月26日 ■<本>結城光流『少年陰陽師9深紅の空を翔けあがれ』
番外編を一冊抜かして、本編続き。あー・・・これを読んで私はアーダルベルトに蓄積言語を引き出されたユーリを思い出しましたよ。あ〜あ。それでも素早いフォローはいいかもね。伏線が回収されないまま、だんごになっていく某シリーズよりも。あと一冊読んだらとりあえず、出てるところまで終わり。
■ 2004年07月26日 ■<本>結城光流『少年陰陽師10光の導を指ししめせ』
これが6月に出たばかりの新刊です。敵を倒すとさらに強力な敵が出てくる構造というのは、なんとかならないかしら。それでも読ませてしまうのは、ひとえに昌浩という主人公のけなげさのためかも。私はこの子好きだわ。だから作者が調子に乗って、インフレ状態になっても、感動的なシーンで読者を泣かせようとしても、ピンチになると奥の手で救われても(それがこの本で三回目くらい。いいかげんにしないとちょっとー)続きを読んじゃうんだろうな。引っ張っていく力技は確かだと思うし、読んでて楽しかったです。続きも多分、読むでしょう。
本を読む前に、次女の友達からドラマCDを借りました。最初聞いたときは特になんとも思わなかったのに、10冊読んでから聞き返すと、昌浩の子供っぽい声と、もっくんの声に泣けます・・・音源は同じなのに、こういうものって、聞いてる人間の頭の中のイメージでいくらでもふくらむのね。それもまた楽しい。コンラッドの森川さんはクールな青龍をやっておられます。(笑)
■ 2004年07月26日 ■<本>奈波はるか『少年舞妓・千代菊がゆく−』二冊
本屋さんで見つけたのを、順番はばらばらだけれど読みました。
『御曹司のスキャンダル』と『薔薇と紅茶と王子さま』
今までに10冊出ているけれど、特に順番どおりに読まなくちゃいけない内容ではないみたい。一話完結です。関西経済界の若き大物、楡崎と少年舞妓千代菊のお話。男の子が舞妓をするっていうのは、すごく楽しいんだけれど、今のところ、楡崎におねだりする話ばかりで、もしこれがほんとに女の子だったら、読めないかもしれない。しかも楡崎に頼っていながら地の文で、千代菊は適当なことを言っているので、あんまりいい感じじゃないの。もったいないなあ。幻月楼のようにきつねとたぬきの化かし合い希望。バレエ王子がでてきたので、『こどもの体温』思い出しましたー
■ 2004年07月26日 ■吹奏楽のコンクール
今日は、長女が部活で吹奏楽コンクールに出るので、家族で加賀市まで聞きに行きました。長女の学校を含めて10校くらい聞いたけれど、ブラスの演奏は楽しいね。編成やアレンジでいろんなことができるみたい。長女の学校は、M&Cの映画にも使われていた民謡を演奏しました。なかなか選曲はいいんだけれど、フレーズとか強弱に気をつけたらもっと良くなったのになあ。・・・残念ながら本選出場はかなわず。夏期講習のスケジュールがあるので、そのほうがいいといいつつ、やっぱり悔しいようでした。
ある学校に、ものすごくティンパニの上手な男の子がいて、弾むようにたたいて緩急自在。その学校は全員が息をそろえて演奏しているので、技術自体はそんなでもないのに、聞いていて感動しました。合奏は1+1が2以上になるんだなと思いました。
帰り道国道8号線沿いのブックオフとブックマーケットを全部回って、ライトノベルの読みたいの探したけれど、収穫はわずかでした。富山県のブックオフの方が充実してるわ。
2004/07/27
■ 2004年07月27日 ■<本>結城光流『少年陰陽師8うつつの夢に鎮めの歌を』
これは番外編を四編集めた本。昌浩が初めて物の怪を調伏した話や、車の輔を式にする話や、晴明と貴船の神の話が入っています。一番面白かったのは、本のタイトルになっているお話。昌浩が大事に思っている女の子を、古い屋敷に匿っている間に起こった怪異。打ち捨てられてあったのに音が狂っていない琴と、美しい笛の音の組み合わせが素敵でした。笛竹の君の置き土産はなかなか気がきいてると思いました。
■ 2004年07月27日 ■<本>『彩雲国物語−はじまりの風は紅く』
中華風ファンタジー。名家でありながら貧乏な紅家のお嬢様、秀麗は、金500両という報酬にほだされて王様の後宮に「ダメ王様の教育係り」兼貴妃として入ります。しかし王様は姿を見せない。ヒマをもてあました秀麗が庭で出会った人物は・・・?
というような、コミカルな出だしで始まったお話は、後半で怒涛の急展開を見せ、なかなか面白かったです。おそらく作者の頭の中には、仙人たちのお話と現世のお話の絡み合った複雑なストーリーがあるんでしょう。本の前半をゆったりと導入に使って、後半にそのストーリーの一端を出したいあまり詰め込みすぎの展開になっています。でも、出てくる人たちが皆、魅力的でそれぞれのお話が面白そうなので、ゆっくり書き続けることができたらいいですね。前半のゆったりまったりしたお話が実は好きです。これくらいのペースで夫婦漫才しながら小出しに意外な展開というのをやってもらいたいわ。現在ニ作目まで発売中。第三巻は8月初めに発売予定。
■ 2004年07月27日 ■<本>『彩雲国物語2−黄金の約束』
おっとびっくり。女の子の自己実現の話になりそうよ。最初は後宮に妃として入った秀麗が、自分の夢(官吏になって良い国を作ること)を実現するために励むことは、どんどん王から離れていくことになる。そのことに薄々気づきながら、無理矢理彼女を自分のもとに連れてこさせない劉輝がいいヤツでした。そして「人の心を得るために近道はない」と劉輝に言う重臣も意地悪だけれど素敵だわ。秀麗をとりまく男達が皆、ひとすじ縄ではいかない連中で、おにーちゃんとかおとーさんとかおじさんとか上司の仮面男とかおにーちゃんの幼なじみとか、プレイボーイとか朴念仁とか、(最強じじいとか・・・)面白い。今度の本は全編ほどよいペースで、ユーモアもあって、とっても楽しかった。続きが楽しみ。
2004/07/28
■ 2004年07月28日 ■なぜ本を読んでいるのか?
それはこども達が遊んでくれないから・・・
毎年恒例、夏休みの行事が今年はひとつもないから・・・
しくしく。休みの日に「海に行こうぜ〜」と誘っても「たるい」と言われてしまうから。
「山へ行こう」と言っても「暑い」と言われてしまうから。(それは確かに)
おしゃれなランチに行こうと思っても
おねーちゃんが塾に行ってて、ふたりで行くのも申し訳ないから。
一緒に動けるのは夜、行くのは本屋と古本屋。
クーラーかけっぱなしの室内で読書三昧の私と次女なのだった。
次女、『ハチミツとクローバー』を面白いと言う。
このまま私の本を読み続けていったら、あぶない本にまで手を出しそう。
おねーちゃんはまるマの第一巻がなかなか読み終わらないというのに・・・・
次女は友達に、アニメイトもヴィレッジバンガードもブックオフも行ったことがあるよ、
ブックオフはよく行くよ、と言って、「えー???Hちゃんそんなところに出入りしているの?」
と、驚かれたそうだ。別に普通だと思うけれど・・・
2004/07/29
■ 2004年07月29日 ■<本>奈波はるか『少年舞妓・千代菊がゆく−』二冊
『永遠の片想い』『花かんざし、危機一髪!』
なんだかんだと、シリーズ10冊のうち6冊読み終わりました。そんなに嫌いじゃない話なんだよね。だけれどもー、キャラが安定しないっていうか、優しい人だったのに、急に冷たくなって、またもとにもどって、みたいなところがあるの。そして家族ぐるみでウソをついて男の子が舞妓をしている、ってところに誠実さがないというか(誰か止めろよ、大人だったら)・・・その状態で文句を言っても筋違いというか、正義感をふりまわしてもウソというか、楡崎にサービスするのもウソかほんとかわからないところが中途半端かなーでもCDを聞きたいので、(森川さんの楡崎を聞きたい・・・)ヤフオクをみたりしているんだけれど、このごろヤフオクでは負けっぱなし。
■ 2004年07月29日 ■彩雲国物語再読中・・・
これは表紙の絵がかわいくて思わず買ってしまった本なんだけれど、意外と面白かったというか、大当たりというか。何回か読み直しても楽しめる本でした。キャラがいいんだと思う。まるマもそうだけれど、キャラクターにユーモアとか余裕があると何回も楽しめる。二度ほど読み返して思ったのは、あまりにも詰め込みすぎてバランスが悪くなっているので、フクザツな人間関係を6割くらいに規模縮小すればいいんじゃないかということでした。(以下ネタバレ)
↓
2004/07/30
2004/07/31
■ 2004年07月31日 ■<本>『彩雲国物語3−花は紫宮に咲く』
おっとっと。バカ殿がまじめに王様をしている・・・そして、お話は硬派でした。これまでの二冊はなんだったの?ってくらいしっかりしたお話でした。これはタダモノじゃない。詰め込みすぎのところもなく、ゆったりたっぷりと、しかも逃げずに正面から女性の仕事について書いていくようです。
官吏登用試験に女性として初めて第三位の好成績で合格した秀麗を待っていたのは、女だというだけで、認めようとしない官吏たちのしごきでした。彼女を見守る王も友人も親戚も、手助けをすることはできない。彼女が選んだ道は自分の力で進んでいかなければならないので。・・・といっても、国の中枢部の皆さんが彼女を気にかけているんだから、秀麗ひとりで苦労しているわけではないんですけれどね。たくさんのいい男たちに見守られていながら、それに甘えずに進む、という道を模索しているところに好感が持てます。でもね、私は子犬のように秀麗になつくバカ殿がけっこう好きでしたよ。それが少ししかでてこなくてさみしかった。そういうお話は番外編とかで読めるにしても。仕事と政治の話にどの程度深入りしていくのか、今後の展開を見ないとわかりませんが、権謀術数のお話になっても、結構読めると思う。上手いです。この本でも何人か新しく登場人物が出てきましたが、みんな個性的で、おもしろいよ。紅家三兄弟とか藍家の弟とか、影月君なんてまるでユーリみたい。いやー、でも何といってもこの本では紅黎深(こうれいしん)の鬼畜っぷりが最高でした。仮面の上司のメデューサぶりも笑えました。一介の家人に収めずに、にーちゃんを引っ張り出した弟を褒めてあげたいと思いました。双剣のシーンのイラストが滅茶苦茶かっこよかったです。おすすめ。
■ 2004年07月31日 ■その他
WINGSを立ち読みしてきました。最後のページの訃報が悲しかったです。でも、心のこもった文章でした。
http://www.shinshokan.co.jp/comic/topics/atori.html
『四谷・・・・』の二巻を買ってきました。『フラワーオブライフ』ほのぼの高校生ライフを描いて楽しいのですが、どうも先行き不安なシーンがさりげなく入っているところが鬼畜なよしながさん。まさか、闘病ものにしないよね・・・でも、この回はあれだ、最後の一言がきっと言いたかったのだろう。「マンガを読んでいても成績は下がりませんが、マンガを描くと成績は下がります」実感ですかね。
『チョコレートキス』の三巻が出ていました。わーい。喜んで買ってきました。今から読みます。夢路行全集四巻から六巻まで三冊もゲット。なんだっけ、『ライトノベル完全読本』も買ってきました。これはもう少したくさん読んでから読むか、それとも今読んである程度把握した方がいいのか・・・活字倶楽部は買ったことがないんでした。近所の中堅どころの本屋さんが、書棚を大改造して、ボーイズ部門とライトノベルの棚(と、関係ないけれどエロ本部門)の充実ぶりときたら、すごいです。しかしこの本屋はハヤカワのNVは入荷しないと言い切った。この特化の具合は吉とでるか凶とでるか・・・?
■ 2004年07月31日 ■矢野顕子 with OEK
今日はお昼を『梅の花』で食べ(義母のおごり)夕方から金沢駅に行きました。五時にお友達と待ち合わせて軽くビールを飲んで、それから矢野顕子のコンサート。別々に席を取ったのに、Kさんが斜め前に座ってましたね。先週に引き続きオーケストラアンサンブル金沢とのジョイント(?)コンサートです。指揮者はさださんの時と同じ人で、今回はジョン・ウィリアムスの映画音楽を何曲か演奏しました。ジョン・ウィリアムスは一曲聞けば十分・・・とか思いません?といいつつ休憩時間に飲み物を飲んで、知人にばったり会ったりして、第二部は矢野顕子。
いやー、よかったです。楽しかったです。ピアノも最高。歌もきれいに聞こえて。オーケストラがポップスを演奏して、あんなに楽しそうに見えたのは初めてです。できれば矢野さんの歌をもっと聞きたかった。ピアノが体の一部のよう、というのは言いえて妙ですね。ピアノも歌を歌っていました。
今日は犀川の花火大会。金沢駅から犀川まで花火を見ながら歩きました。空の反対側にはきれいな満月が。打ち上げ場所の真下でフィナーレを見て、シャトルバスで金沢駅に戻り、タクシーで帰ってきました。盛りだくさんの一日でした。