■ 2004年07月27日 ■ <本>『彩雲国物語−はじまりの風は紅く』

中華風ファンタジー。名家でありながら貧乏な紅家のお嬢様、秀麗は、金500両という報酬にほだされて王様の後宮に「ダメ王様の教育係り」兼貴妃として入ります。しかし王様は姿を見せない。ヒマをもてあました秀麗が庭で出会った人物は・・・?
というような、コミカルな出だしで始まったお話は、後半で怒涛の急展開を見せ、なかなか面白かったです。おそらく作者の頭の中には、仙人たちのお話と現世のお話の絡み合った複雑なストーリーがあるんでしょう。本の前半をゆったりと導入に使って、後半にそのストーリーの一端を出したいあまり詰め込みすぎの展開になっています。でも、出てくる人たちが皆、魅力的でそれぞれのお話が面白そうなので、ゆっくり書き続けることができたらいいですね。前半のゆったりまったりしたお話が実は好きです。これくらいのペースで夫婦漫才しながら小出しに意外な展開というのをやってもらいたいわ。現在ニ作目まで発売中。第三巻は8月初めに発売予定。

投稿者 SOKE : 2004年07月27日 15:35
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