ジャパンカップ



今回もまたまた大外れ。なんでまあこんなに調子が悪いんだろうか。

そもそも、週はじめの時点でメイショウサムソンを本命と決めてしまったことが最大の敗因。実はサムソンはもうピークを過ぎたのかもという想いはあったんだけど、それでもサムソンの底力を信じざるを得ない状況に自分を追い込んでしまったからなぁ、、、。

それにしてもスクリーンヒーローはないよな。。。アルゼンチン共和国杯なんてそんなにレベル高いとは思わなかったし、いくらペースが遅かったとはいえ他の馬が不甲斐なかったと言わざるを得ない。ディープスカイもウオッカも最後は2、3着に来たけど、スクリーンヒーローレベルの馬に先着を許すんだから、やはり天皇賞の疲れは残っていたんだろう。

これだけメンバーが揃ったんだから、馬券は外れても荒れることはないだろうと思っていたので、今日の結果は本当にショック。これで有馬がまた難しくなったな、、、。

よしもとばなな: イルカ



続けざまに書評を。ちょうど今日読み終わったのがこの本。

親元を離れ一人で暮らしている女性が主人公。小さい頃に負った心の傷を抱え、過敏な心を持ちつつも自分の殻を持っている主人公というのはよしもとばななの作品に共通する姿かな (ま、十把一絡げにするのはあまりにも乱暴だけど)。恋愛においても妙にさめた感じで本気になれないし、傷つくことをおそれすぎている主人公だけれど、五郎の人間性とかその後の展開によってちょっとずつあるがままの姿を受け入れられるようになるという前向きな感じはとても良いと思う。

これまで読んだ作品に比べるとちょっとインパクトが弱い気もするけど、よしもとばなな自身が妊娠していたときの感覚を書いたというのがとてもよく現れている本だと思う。

角田光代: さがしもの



角田光代の短編集。

主人公とその身近にある本が織りなすドラマというのがこの本のテーマとなっている。運命の本との出会い、呪いの本(?)の存在によって不幸になっていく女性、絶版になった本を探す話など、かなりバリエーションに富んでいるが、いずれも話の中心には「本」がある。女性が主人公となる話がほとんどなんだけど、例によって角田さんの描く女性というのは非常に写実的で、それでいて繊細な感じがしてとても良い。角田さん自身読書がとても好きだというのが伝わってくるのも、とても好感が持てる。

作品中で「読書のいいところというのは、ページをめくるだけでどんな世界へも瞬時に飛んでいけるところにある」というような話が出てくるんだけど、まさに同感。これは視覚に頼った芸術作品では味わえない感覚で、この独特の心地よさがあるからこそ読書を続けているというのは自分も一緒。テレビドラマや映画などもいいけど、やっぱりこういう感覚も大事にしなきゃいけないんじゃないかなぁ、と思う。

とても面白かったのだが、残念なことに、この本、ブックカバーごと紛失してしまった、、、。特にブックカバーは1年半ほど愛用してかなりお気に入りだっただけに、すごいショック。。。また新しいの買わないとなぁ、、、。

32歳と1日

日付上は昨日の話になりますが、32歳になりました。

若干波乱含みな誕生日となりましたが、まあ何はともあれ、こうして無事32年も生きてこられたことには感謝したいと思います。

しかし、30を超えてから本当に時間が経つのが早い。ぼやぼやしてるとすぐ40になってしまいそう。。。

日々精進ですな。

メイショウサムソン

それにしても武が2週続けて落馬して、しかも骨折で全治2ヶ月となってしまったことは本当にびっくりした。去年の初夏から今年の春にかけての武はほんとに絶不調で、その間にアドマイヤのオーナーとの確執とかも報道されるなど極めて武らしくない不甲斐ない状況が続いていたが、やっと調子が上がってきた矢先の事故ということで、本当に不運としか言いようがない。武ほどのジョッキーが2週続けて落ちるなんて考えられないが、とにかく早く復帰してくれることを期待したい。

で、ぽっかり空いていたメイショウサムソンの鞍上が石橋に決まったというニュースは、残念なニュースが多い中で一つ非常にいいニュースだと言える。もともとこの馬に二冠を取らせたのは石橋だし、正直武よりも手が合うのではないかと密かに思っている。海外遠征とか転厩とかで鞍上が武に変わってからは正直もう石橋の出番はないのかなと思っていたが、石橋であれば武も納得するだろうし、ファンとしてもテン乗りの騎手に乗られるよりは安心感がある。まだ1週間あるけど、自分の中ではメイショウサムソン本命の路線で固まってきたかな。

http://jra.jp/news/200811/112408.html

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