高松宮記念



さて、今年2戦目の GI。

メンバー的に逃げにこだわる馬が少ないことと、雨の影響で追い込み馬には厳しい展開になるだろうと判断し、差し・追い込み馬はまとめて消去。混戦模様ということもあって人気馬のスズカフェニックス、ファイングレイン、スーパーホーネットは捨て、穴っぽいところを含めて前に行く馬だけを選択。

ところが、雨の影響はほとんどなく、しかも後ろから行くと思っていたファイングレインが予想外に先行し、直線でもいい脚を使って勝利。

結局、終わってみたら実績のある馬が上位を独占。なんか全然読み違えたなぁ、、、。

密かに狙っていたフサイチリシャールは、直線に向いて一瞬先頭に立ったので「よし!」と思ったけど、ラスト100でずるずると後退。脚がなくなったようには見えなかったので、やはりスプリントに必要な瞬発力はなかったのかも。

フェブラリーS



今年最初のGI。

今回は目下日本では敵無しのヴァーミリアンに注目が集まっていた。確かに昨年ドバイから帰ってきてからというもの、その勝ちっぷりは他馬を寄せ付けず、1強ムードが漂っていたが、それでも体調や距離に不安があることから、圧倒的な1番人気ということにはならなかった。

が、、、。レースは完勝。

ものすごい速いペースを先行してそのまま押し切られたら、後ろの馬はどうしようもないよな。。。結局地力のある馬しか上位に来れなかったし、紛れのないいいレースだったと思う。その中にあってこれだけ強い勝ち方をするんだから、もうこの馬にとっては距離とか体調とかは全く理由にならないということなんだろうな。次はドバイになるだろうけど、日本の代表としてぜひとも頑張って欲しい。

馬券的には、ワイルドワンダーを厚く買っていたこともあって、一応勝ったけどちょいプラスという感じ。ヴァーミリアンを信頼し切れていなかったこともあって、へたくそな馬券になってしまった。。。ブルーコンコルドは、昨年の南部杯の出来があればワイルドワンダーよりも力が上位なのは明らかではあったが、8歳という高齢に加えて近況が不振だったこともあって軽く扱ってしまった。

ま、でも2008年は白星スタートを切れたので、ひとまずよかった。

# どうせなら3連複にしとけばよかったなぁ。

有馬記念



一晩経ってだいぶ落ち着いて冷静にはなってきたけど、それでもまだこの怒りは収まらない。

すべてはメイショウサムソン。

中山の2500mはスタートしてすぐコーナーになるため、内枠にいればそれだけでスムーズに先行できるはず。が、なぜかメイショウサムソンはスタート直後からずるずると後退。ジャパンカップの後、武が「自分の乗り方が悪かった」といったまさに同じ位置でのレース運び、そして内枠の利を全く活かせずに4コーナーでは大外をぶん回す荒っぽい乗り方。結局全くいいところなく惨敗。そしてそれをマークしてたと思われるポップロックも結局見せ場なし。

で、「穴ならこの馬!」と思って3連複の相手に入れていたマツリダゴッホがまさかの優勝。

メイショウサムソンとポップロックが実力通り走っていれば3連複大的中も可能だっただけに、返す返すも武のダメな騎乗ばかりが目立ってしまう。

はー、ほんとショック。

レース後、武が「前に行きたかったが馬が行く気になってくれなかった」的なコメントを出していたので、馬の調子も今ひとつだったのかも知れないけど、それでも絶好調だった前走もやっぱり同じ乗り方をしていたあたりとか、それ以外にも同じパターンで敗れる姿を何度も見せられていることも考えると、もしかしたら武は「馬を先行させる能力」が著しく欠けているのかも知れない。

それにしてもマツリダゴッホはうまく乗ったねー。蛯名も久々の GI 勝ちになってほんとによかったと思うし、サンデーの子がまだまだ頑張っているというのも感心するばかり。

ダイワスカーレットは今回無印にしたけど、やっぱりかなり強いね。どうもタキオンの産駒ということで長距離適正に疑問符を付けていたけど、展開がスローなら全然持つね。兄のダイワメジャーも大幅増ながら昨年と同じ3着だし、この兄弟は幅が広いのかも。3歳牝馬の連対はあのヒシアマゾン以来だし、この馬も古馬になっても息の長い活躍をしそうな感じ。一方のウオッカは今回はちょっとだめだったけど、これは参考外だろう。この2頭は来年はヴィクトリアマイルあたりで激突するんだろうけど、ここでどっちに軍配が上がるのか、今から楽しみだ。


ということで、今年の中央競馬も終わり。全体としては、前半は荒れまくってたせいもあってひどかったけど、後半はまずまず当たった方かな? あとは東京大賞典を残すのみだけど、まあ当たらないだろうから、参戦するかどうかは流動的。


ジャパンカップ



さて、ジャパンカップ。

強豪馬ディラントーマスが出られなくなってしまったのは残念だけど、今年の日本馬はとにかく層が厚いので、かなりいい戦いが期待できる。

その中でも注目はやっぱりメイショウサムソン。とにかく前走の勝ちっぷりがよかった。3200m の春天をこなし、2000m の秋天を圧勝したことを考えると、2400m という距離はまさにうってつけ。前走後も順調だったようなので、この馬でもう仕方ないかな、という感じ。

そしてもう1頭、ポップロック。前走は明らかに距離不足ながら2着馬とは僅差の4着。戦績も申し分ないし、サムソンにはかなわなくともそのほかの馬には負けないだろうということで、この2頭を軸にした3連複で勝負。相手には目下絶好調のインティライミ、ちょっと過大評価され過ぎているけど切るには忍びないウオッカ、休み明けだが実力はあるドリパス、距離が微妙ながら実力は互角のアドマイヤムーンあたりを中心として、それにもう1度だけ期待したいコスモバルクと、外国馬2頭を押さえにした馬券で勝負。

レースはチョウサンが逃げるペース。予想通りややゆったりめの展開を中団やや後方から進むメイショウサムソン。直線に入ると横並びの見応えのあるたたき合いになり、馬場の内側を進んだアドマイヤムーンがするすると抜け出して先頭に。外からメイショウサムソンとウオッカが一気に並びかけるものの差が詰まらず、間を縫ってポップロックが2番手からアドマイヤムーンを追いつめるも結局届かずゴール。

馬券敵には当たったんだけど、これはちょっと素直には喜べないなぁ。

アドマイヤムーンは、岩田がほんとにうまく乗った感じ。前半は掛かって大変だったとコメントしていたけど、結局はなだめるのに成功してるし、最後も内を突いたコース選択が絶妙だったように思う。最後はポップロックの強襲にやられそうなシーンもあったけど、内側でロスなく進めたことでぎりぎりスタミナが持ったんだろう。

ポップロックはほんとによく走ったし、まあこれがこの馬の100%なんだろうと思うんだけど、残念だったのはメイショウサムソン。いつもの武のお得意の中団後方待機パターンに陥ってしまい、4コーナーも大外をぶん回すロスの多い騎乗。武としてみれば内に包まれる不利を嫌ったというのは分かるんだけど、であれば先行して自分のペースで進めて欲しかった。アドマイヤムーンと同じような位置取り、コース取りでレースが出来れば勝っていたんじゃないかと思うとほんとに残念。

アドマイヤムーン自体は好きな馬でもあるんだけど、2400のレースをムーンが勝ってしまったというのは何とも釈然としないんだよねぇ。まあ、実際に勝ったという事実を以て、ムーンの強さを素直に讃えるべきなんだろうけど、、、。馬券的にはそれなりに儲かったので文句を言ったら罰が当たりそうだし。。。

これでしばらく GI は休養 (2歳戦は当たらないし)。次は有馬記念ででっかく勝負してみたい。

# 今の感じだと、またメイショウサムソンとポップロックかな。

マイルチャンピオンシップ



今週はちょいプラス。

今回は混戦模様ながら、熟考の結果、スーパーホーネットを本命に据えることにした。2歳時に朝日杯で2着している実績に加え、今年に入ってからはオープン特別を勝ったり前哨戦のスワンSを勝ったりと充実著しく、安定度という意味では一番。ただ GI でどれだけやれるかというところが不透明だったので、流しではなくボックスで勝負。

相手には、実績1番のダイワメジャー、期待の3歳馬マイネルシーガル、復活の兆しが見えたフサイチリシャール、そして素質はありそうなキングストレイルを選択。

展開的には先週のように前残りとなることが予想されるため、武で後ろから来るスズカフェニックスはばっさり切る。アグネスアークも、前回ははまった感があるし、距離は2000mぐらいの方がよさそうなので、これもばっさり。

で、レースは先週と同じようにアンカツが先行してペースを握る。直線に入って先に抜け出したダイワメジャーを、外からスーパーホーネットが捉えにかかるものの、ダイワも抜かさせずそのまま粘りきってゴール。外からスズカとアグネスが強襲するが、前の2頭には及ばず。

前走は不利もあっていいところがなかったダイワメジャーだけど、やっぱりマイルでは強い。この馬に自分でペースを作られたら他の馬には苦しいよなぁ。スーパーホーネットもよく詰めてきたけど、結局買った馬と脚色が一緒になっちゃったところを見ると、もしかしたら1400ぐらいのほうが合ってるのかも知れない。密かに期待していたマイネルシーガルは、いい位置にいながら残り200mで力尽きてしまったところを見るとプラス10kg が影響していたのかな。

馬券的には一番配当の低いところではあったけど、それでも一応本戦だし、何より当たることが重要なので、ひとまずほっとしている。

来週はいよいよジャパンカップウィークなので、気合いを入れて取り組みたい。

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