いやー、いいレースだった。ここのところ、ダート戦線はハイレベルで拮抗していて、今日も紛れのないいいレースを見せさてもらうことが出来た。ほんといいレースだったんだけど、、、。
残念ながら馬券は敗退。
散々悩んだ結果、本命にはカジノドライヴを推した。7歳2強を打ち負かすだけの潜在能力を持つのはこの馬しかないだろうというのがその理由。
もちろん、順当であればカネヒキリを推したいところだが、7歳という年齢に加えてここのところずっと使い詰めでこれ以上の上がり目が見込めないことから、自分の中ではあくまで3番手の評価とした。一方のヴァーミリアンに関しては、この馬の適距離ではないと判断。3年前も5着に敗れているし、昨年勝ったときですら自分の中ではこの馬のマイル適性には懐疑的だった。そろそろ勢いにかげりも見えてきたし、最終追い切りにも不安があったことからここはばっさりと無印に。
で、対抗には5歳のフェラーリピサを推した。この馬もまだ底を見せていないように思うし、難病明けでいきなり根岸Sを勝ったことから完全本格化したものと判断。馬券的にはカジノ=フェラーリの馬単表裏と、あとはカジノからカネヒキリ、逃げ粘る可能性も十分にあるエスポワールシチーへの馬単で勝負。
レースはエスポワールシチーが引っ張るよどみのない流れ。決して楽ではなかったと思うが、直線を向いてもバテる気配がない。しかし好位からレースを進めたカネヒキリとカジノドライブが交わしに掛かる。この3頭の激しい競り合いを、さらに外からサクセスブロッケンが捉えきってそのままゴール。
サクセスブロッケン、1円も勝ってなかったんだよな、、、。マイルで変わるかもという予感もあったし、何と言っても昨春同世代の馬を全く寄せ付けなかった強さも忘れられないところではあったが、近3走では7歳2強に全く歯が立たなかったので、過小評価してしまったよ、、、。せっかく以前のブログにはサクセスブロッケンとカジノドライヴと書いていたのに、、、。この通り馬連を買っていればと思うと悔やんでも悔やみきれない。
まあでもカジノドライヴもカネヒキリも読み通りのいいレースをしてくれたので、その点は良かったかな。対抗に推したフェラーリピサも、スタートが良すぎたのか前半ちょっと行きたがっていたところがあってロスしてしまったが、それでもちゃんと5着に来るんだから、まだまだ見限ってはいけないだろう。上位5頭はこれからもいいレースを見せてくれるに違いない。
いつも年明け GI 初戦ということもあって、このレースにはいい思い出はないのだが、その中では今年はまあまあいい読みは出来てたと思うし、今回の反省を活かして次回高松宮記念につなげたい。
ダイワスカーレット
ダイワスカーレットの負傷は本当に残念。この馬は去年も外傷でフェブラリーSを回避していて、2年連続。正直自分はこの馬のダート適正には懐疑的なんだけど、松田国英調教師が2年連続で同じローテーション (フェブラリーS→ドバイ) を描くのだからそれなりの根拠はあったんだろう。それをぜひとも見せてもらいたかったところではあるが、残念ながら叶わぬ夢となってしまった。
怪我の場所が場所だけにこのまま引退となる可能性も非常に高いだろう。個人的には今の日本の競馬界で最強馬だと思っている (ウオッカよりも上) し、その馬の雄姿を再び見たいと思っているのは自分だけではないだろう。屈腱炎を克服して GI を3連勝しているカネヒキリの例もあるから、まだ復活する可能性も残っているが、牝馬だし繁殖入りするという選択が下される可能性はやはり極めて高いと言わざるを得ない。
お互い最高のコンディションでウオッカと再対決して欲しかったな。できれば凱旋門賞とかで、、、。いや、まだ引退と決まった訳じゃないが。。。
で、こうなるとフェブラリーSはあまり代わり映えのしない結果になりそうだな、、、。カネヒキリ、ヴァーミリアン、サクセスブロッケンにカジノドライヴ。そろそろカネヒキリの調子も落ちてきそうなので、新たな勢力が台頭してくる可能性も考慮しないとな。ここは一つサクセスブロッケンとカジノドライヴに期待かな。
怪我の場所が場所だけにこのまま引退となる可能性も非常に高いだろう。個人的には今の日本の競馬界で最強馬だと思っている (ウオッカよりも上) し、その馬の雄姿を再び見たいと思っているのは自分だけではないだろう。屈腱炎を克服して GI を3連勝しているカネヒキリの例もあるから、まだ復活する可能性も残っているが、牝馬だし繁殖入りするという選択が下される可能性はやはり極めて高いと言わざるを得ない。
お互い最高のコンディションでウオッカと再対決して欲しかったな。できれば凱旋門賞とかで、、、。いや、まだ引退と決まった訳じゃないが。。。
で、こうなるとフェブラリーSはあまり代わり映えのしない結果になりそうだな、、、。カネヒキリ、ヴァーミリアン、サクセスブロッケンにカジノドライヴ。そろそろカネヒキリの調子も落ちてきそうなので、新たな勢力が台頭してくる可能性も考慮しないとな。ここは一つサクセスブロッケンとカジノドライヴに期待かな。
- 2009.02.13 Friday
- 競馬
- 22:37
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- by taishi
東京大賞典

昨日の有馬記念があまりにも不本意だったため (?)、リベンジを果たすため今日は大井競馬へ参戦。
今日の大井競馬のメインは「東京大賞典」。例年有馬記念の後に行われるので、有馬を外した競馬ファンがこぞって訪れるこのレース。地方競馬ではあるが、毎年中央からもそうそうたるメンバーが顔を揃え、いいレースになることが多い。
で、今日も本当にいいレースを見せてもらうことが出来た。
地元大井のブルーホークが逃げる中、サクセスブロッケンが2番手につけ、そのすぐ後ろをカネヒキリが追走する。そしてそれをぴったりマークするかのようにヴァーミリアンが続く。決して楽な流れではなかったと思うが、人気馬はいずれも前の方につける。そして3コーナー。このコースではここで動かないとという絶妙なタイミングで武豊のヴァーミリアンが追い出しをかけるが、それを待ってワンテンポずらしてカネヒキリも仕掛け始める。この2頭が4コーナーをまくり気味に上がって直線を迎えるが、2番手からサクセスブロッケンが一旦抜け出すも、外からカネヒキリとヴァーミリアンが一気に交わして2頭のマッチレースに。激しいデッドヒートを繰り広げるも、2頭の差は全く詰まらず、結局4コーナーでの差を維持したままゴールイン。
強い馬が不利なく強い競馬をした結果であると思うし、本当にいい戦いを見せてもらえた。自分の中では今年の競馬のベスト3に入るのではないかと思えるほどいいレースだった。
馬券もほぼ馬単1点で大的中。これで有馬の負けも取り戻すことが出来た。何より、JCD で感じた力関係を信じた結果的中させることが出来て本当にうれしい。
終わりよければすべてよし、というのはまさにこのこと。このまま有馬記念のもやもやを引きずったまま年を越さなくて本当に良かった。
これで今年の競馬も終わり。今年はあまりいい結果が残せなかったが、それもひとえに迷いが多かったことが原因だろうと思う。来年はきちんとテーマを持って取り組みたい。
- 2008.12.29 Monday
- 競馬
- 23:23
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- by taishi
有馬記念 結果
既に馬券をさらしているので分かっている方は分かっていらっしゃるかと思いますが、まあ結果的に最後の GI もはずれ。。。
何というか、ただダイワスカーレットの強さを象徴するだけのレースになってしまったようで、正直 GI の格みたいなものはあまり感じられないレースだったように思う。
それというのもすべてマツリダゴッホと蛯名正義のせい。スタートで他馬と接触して折り合いが難しかったと言うが、だからといってこの馬をあの位置に置いてしまったら全く持ち味が出せないのは誰がみても明らか。無理に引っ張ったせいでかえって折り合いを悪くしていたように思うし、マツリダゴッホに関して言えばここでのロスがすべてだったように思う。4コーナーでまくり気味に上がっていったときは「よし!」と思ったが、そこで脚を使い果たしてしまったようで、直線ではずるすると後退。ほんとに4コーナーの一瞬しか見せ場がなかった。ジャパンカップのようなレースが出来れば間違いなく上位に来ていたと信じているので、今回の結果は鞍上がヘボかったとしかいいようがない。
で、もっと最悪だったのは、本来ダイワスカーレットに鈴をつけに行くべきマツリダゴッホが後方からのレースとなってしまったことで、ダイワスカーレットには大変楽な展開にしてしまったこと。さすがに3コーナーあたりからはこのままでは楽に逃げ切られてしまうという思いからか有力各馬は早めに動き出したが、逆になし崩し的に脚を使わされたような感じで、直線ではどの馬にもお釣りがなかったように思う。そこへ1頭我関せずだった最低人気のアドマイヤモナークが突っ込んでくるんだから、ほんと当てようがないよな、、、。
ま、競馬にはこういうこともあるんだよ、と割り切るしかないのだが、本当に残念無念な有馬記念だった。
こうなったら東京大賞典で憂さを晴らすしかないな。。。今のところ、カネヒキリ→ヴァーミリアンの馬単1点の予定。
何というか、ただダイワスカーレットの強さを象徴するだけのレースになってしまったようで、正直 GI の格みたいなものはあまり感じられないレースだったように思う。
それというのもすべてマツリダゴッホと蛯名正義のせい。スタートで他馬と接触して折り合いが難しかったと言うが、だからといってこの馬をあの位置に置いてしまったら全く持ち味が出せないのは誰がみても明らか。無理に引っ張ったせいでかえって折り合いを悪くしていたように思うし、マツリダゴッホに関して言えばここでのロスがすべてだったように思う。4コーナーでまくり気味に上がっていったときは「よし!」と思ったが、そこで脚を使い果たしてしまったようで、直線ではずるすると後退。ほんとに4コーナーの一瞬しか見せ場がなかった。ジャパンカップのようなレースが出来れば間違いなく上位に来ていたと信じているので、今回の結果は鞍上がヘボかったとしかいいようがない。
で、もっと最悪だったのは、本来ダイワスカーレットに鈴をつけに行くべきマツリダゴッホが後方からのレースとなってしまったことで、ダイワスカーレットには大変楽な展開にしてしまったこと。さすがに3コーナーあたりからはこのままでは楽に逃げ切られてしまうという思いからか有力各馬は早めに動き出したが、逆になし崩し的に脚を使わされたような感じで、直線ではどの馬にもお釣りがなかったように思う。そこへ1頭我関せずだった最低人気のアドマイヤモナークが突っ込んでくるんだから、ほんと当てようがないよな、、、。
ま、競馬にはこういうこともあるんだよ、と割り切るしかないのだが、本当に残念無念な有馬記念だった。
こうなったら東京大賞典で憂さを晴らすしかないな。。。今のところ、カネヒキリ→ヴァーミリアンの馬単1点の予定。
- 2008.12.29 Monday
- 競馬
- 00:10
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