安田記念



安田記念を制したのは単勝1.8倍と圧倒的な支持を集めたウオッカ。

いやー、本当にこの馬は強いねー。

直線で前が壁になったときは絶対に負けたと思ったけど、あそこから前を無理矢理こじ開けて来るんだから。ディープスカイもがんばったとは思うが、この競馬を見せられたら完敗といわざるを得ないだろう。

馬券的には一応当たって入るんだけど、取り損。まあ、この組み合わせで決まったら配当が少ないのは織り込み済みだったが、戦前は馬連2.9倍が示すほど堅いと思えなかったし、あまりたくさん買いたくなかったんだよね、、、。馬券的にはかなり下手な買い方。。。

本命に推してたスーパーホーネットはラスト200ぐらいまではよかったけど、ウオッカにはじき飛ばされて(?)からはいいところがなかった。あそこでやる気をなくしてしまったのか、、、。

いずれにしても、前の2頭はやはり抜けた存在だったね。2頭とも前が詰まるようなところがあってのこの結果だから、やはりほかの馬が入る余地はなかったかな。ディープスカイはもっと長い距離のほうが適正があると思うし、その意味で宝塚記念もほぼこの2頭で決まりそうな感じ (出てくれば、だけど)。

教訓

ほらー、だから3強だって言ったでしょ。

アンライバルドは差し馬だからこういう馬場で切れ味を削がれる可能性は十分にあったし、そうなると残った2頭で決まるかもというのは思った通り。

でも、でもでも、、、。

土曜の5時まで馬連か3連複で悩んだ挙げ句、配当の良さで3連複にした自分が馬鹿だった。多少取り損が出ることは目をつぶっても馬連にしておけば大当たりだったのに、、、。

3強といいながら実は信じきれてなかった自分の弱さが何ともはがゆい。

教訓:
もう3連複は買いません。

あ〜あ、ほんと悔やんでも悔やみ切れないなぁ。

まだ出先で、5:30のニュースでしか見れてないので、家に帰ってから詳細に分析したい。


ダービー展望

皐月賞では3強といわれていた3歳牡馬路線。ふたを開けてみればアンライバルドの圧勝とロジユニヴァース・リーチザクラウンの凡走で、ダービーでは1強の様相を呈してきているが、果たして本当だろうか。

確かにアンライバルドの皐月賞は強かった。4コーナーから捲って上がっていって、直線に向くとすぐに先頭に立ちそのまま押し切った内容は圧巻。これだけの競馬を見せられれば当然ダービーでも構想が期待できるし、当然中心に据えるべき馬であるといえる。

しかし自分の中では未だに3強であるという点は変わっていないだろうと思っている。

まずリーチザクラウン。この馬は皐月賞では大外枠を引いたことが全て。予想通りというかハナに立つことが出来ず、終始外側を若干テンションの上がり気味な状態で回らされる羽目になり、4コーナーでは全くお釣りがなかった。今回はそれよりは内目で競馬が出来るし、1コーナーまでの距離も長いのですんなり先頭に立てるだろう。やはりこの馬は逃げ馬だろうと思うし、その意味では気持ちよく走ったときに出される実力は過小評価してはいけない。

一方のロジユニヴァース。確かに皐月賞の負け方は不可解。しかしビデオを見返してみる限り、この馬は4コーナーの出口では走る気をなくしていたように見える。確かに下馬評でももまれる競馬をしていない点が唯一の不安材料としてみられていたし、4コーナー途中で一気に外から来られたときに対応できなかったことで、直線を向いてから脚をなくした先行馬と、外から猛烈な勢いで前をかぶせていった差し馬の狭間に入らざるを得なくなり、結果ますますやる気をなくしたように見える。幸い東京は馬場も広いし、今回はペースも緩んで前回よりは前のポジションにつけられるだろう。欲を言えば外枠の方が良かったと思うが、前回も横山典がすーっと外に持ち出していたように、馬のセンスとジョッキーの腕で今回も言い位置にいけるだろう。皐月賞での不安材料が払拭される今回、再び見直す手はあるだろう。

とにかくアンライバルドの脚だけが際だって見えたように思える皐月賞だが、実は内側の先行馬が軒並み脚が止まった中での出来事でもあるので、あの鮮やかさは全てがうまくいった結果だと思わないといけない。その意味で、皐月賞2着、3着、4着に来た馬は今回も同じだと思わない方が良いだろうし、今回は思い切って彼らは無印としたい。

そう考えると、結局は皐月賞の3強、プラス青葉賞快勝のアプレザンレーヴ、あとはもしかしてもしかするかも知れないブレイクランアウトぐらいになるのだろう。

新聞をみるとロジにはほとんどと言っていいほど印が付いていないのも何ともなぁ、という感じだが、これでオッズが上がればかなりおいしい。とはいえ、現時点ではロジも結局2番人気なんだよな、、、。

残念無念なことに今年はダービーを観に行くことが出来ないので、明日前売りで購入予定。それまでに買い目を考えておかないと。

オークス



昨日はいろいろとあり書けなかったけど、オークスは無事的中。

しかし、、、、安すぎる。。。馬連で3.2倍って、、、。ここまで安かったのも記憶にないぐらい。

まぁ、オークスはブエナビスタ抜きには語れないというのがレース前の見方。自分も当然ブエナビスタから入ったが、とにかくオッズが低すぎてどう勝ったらいいかとても難しかった。もうけを重視すれば3連複だが、今年の GI 戦線をみていると3着まで無難に収まった例というのはかなり稀。最近負けが込んできていることもあって、ここは無難に馬連で勝負。当然ブエナビスタ−レッドディザイヤを厚く買うことにし、あとは荒れるとすれば前々に行く馬しかないだろうということで、ジェルミナルは軽視してディアジーナ、ブロードストリート、デキリットピースの4点に絞った。

レースは下馬評通りヴィーヴァヴォドカが逃げ、心の本命 (?) デリキットピースが追いかける展開。レッドディザイアは予想より前目での競馬となり、ブエナビスタは逆に予想より後ろからの展開。ブエナビスタは4コーナーで徐々に進出するも、直線ではいったん前が詰まるような感じに。普通ならここで外に出して一気に弾けさせるところだけど、ここで安藤勝が痛恨のミス。馬場の良い内側を無理矢理突こうとして結局前があかず、再度外へ出し直すというロス。その間にもレッドディザイアは先頭に躍り出ようとしている。ゴーサインが出されたブエナビスタはものすごい脚で追いつめるも、レッドディザイアもなかなか止まらない。残り200の時点では「ああ、間に合わない!」と思ったものの、ここからがブエナビスタの真骨頂。一完歩ずつ差を詰めてゴール板前ではきっちり鼻差捕らえて優勝。

レッドディザイアの四位が完璧な騎乗をしたのに対し、ブエナビスタのアンカツは俺がみた中では一番悪い騎乗だった。それでも鼻差とはいえ差し切ってしまうんだから、やっぱりブエナビスタは強い。

この先は凱旋門賞を目指すらしいね。欧州の強豪馬を相手にどれだけのレースが出来るか分からないが、この馬なら何とか良い勝負になりそう。そして、ブエナビスタのいない3歳牝馬路線ではレッドディザイアが抜けていると思うので、秋華賞ではレッドディザイアが一本かぶりになるのかな。。。

ちなみに心の本命デリキットピースは理想的な位置取りにはなったものの、向正面まではかなり力んで走っているように見えた。ちょっと向きになってしまった分、直線ではお釣りがなくなったけど、それでも6着に残るんだから、力はあるに違いない。秋には注目の1頭だね。

ヴィクトリアマイル

レース前から全く自信がなかったのだが、案の定というか、ちょっとした波乱になってレースは不的中。

今日はなんといってもやっぱりウオッカ。ドバイ帰り緒戦という点が唯一の不安材料ではあるけど、正直ほかの馬とは格が一枚も二枚も上で、仮にほかの馬が100%の出来でウオッカが80%だったとしても勝てるメンバー構成である以上、少なくとも連を外すことはあり得ない。

しかしその一方で相手となりそうな馬はどれも似たり寄ったりで全く魅力がない。唯一自分の好きなカワカミプリンセスぐらいが一番食指が動くところではあったが、この馬にとってマイルは明らかに距離が短い。仕方なくウオッカからカワカミ、リトルアマポーラを中心として、あとはマイル適性を重視してブーケフレグランス、ザレマ、チェレブリタ、レジネッタあたりまで流してみた。

で、やっぱりウオッカは強かった。先行して残り300ぐらいで早くも先頭に立つとあとは後続を離す一方。最後は「そんなに追わなくても」というぐらいの7馬身差の圧勝。

ただ、2番手以降が全くだめ。結局ウオッカと同じような位置を進んだ人気薄のブラボーデイジーが2着、逃げたショウナンラノビア3着と完全に前残り。こうなると切れ味勝負の馬は全く出番がなく、リトルアマポーラもカワカミプリンセスも全然良いところがなく惨敗。

天皇賞、NHKマイルと、実力馬が力を出し切ってというよりは、展開の綾で勝敗が決まってしまうような競馬が続いていて何とももどかしい。今回で GI 4連敗になってしまったので、何とか来週は連敗を止めたい。

# ブエナビスタの単勝かなぁ。。。

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