高松宮記念

ちょっと時間が経ってしまったが、日曜日の高松宮記念の結果。

買い目: 3連複6頭box [1], [2], [3], [9], [12], [13]

結果: 1着 [8], 2着 [17], 3着 [11]

今回は荒れるだろうと思って、6頭box、合計20点も買ってしまったが、結局6頭のうち1頭も馬券に絡まず、、、。

これだけ完璧に外すのも珍しい。。。

1〜3着に来た馬は、いずれもマイルから中距離で活躍していた馬。これは、いかに今の短距離路線の層が薄いかを表していると思う。だいたい、6ハロンを走ったことがないスズカフェニックスが1番人気なんだもんなぁ、、、。

それにしても、やっぱり「格言」は健在だった。
・GI では何はなくとも武豊
・混戦と言われているときに限って1番人気が勝つ

ま、これで膿を出し切ったということにして、春のクラシック戦線に備えたい。ま、さすがに桜花賞、皐月賞は荒れないだろうからなぁ、、、。

ちなみに、競馬のレースの格式を表す言葉としてこれまで一般的に使われていた「GI」「GII」「GIII」という単語が使えなくなるらしい。今後は「jpn1」「jpn2」「jpn3」と呼ぶようになるらしいが、ちょっと長いよな。。。

有馬記念


今年最後のGIは残念ながら外れ。ディープの強さは半端なかったが、ポップロックまでは買えなかったなぁ、、、。



香港 GI

香港では今日は1年に1度の競馬の祭典。1日で4つの国際GIが開催され、日本を始め各国から有力馬が集う。日本では一般のテレビでの放映はないのだが (グリーンチャンネルに入っていれば別)、やはりそこは最近のネット社会、レースの映像を即座に web 経由で確認することができる。実況は英語なので雰囲気程度しか分からないが、それでも出走馬表を見ながら観戦すれば何とか分からないこともない、という感じ。

ということで、以下各レースの講評。

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THE CATHAY PACIFIC HONG KONG VASE (芝2,400m)

今年の菊花賞 1, 2 着が揃って参戦。アドマイヤメインが逃げる展開も直線失速。先に抜け出した Collier Hill を巡ってソングオブウインドも追い出しにかかるが差がほとんど縮まらず。内に包まれていた Kastolia が外に持ち出してものすごい脚で追ってくるも鼻着で Collier Hill の逃げ切り。

THE CATHAY PACIFIC HONG KONG SPRINT (芝1,200m)

オーストラリアの名スプリンター、Take Over Target が禁止薬物使用により除外となる波乱の中でのレース。レースは中団につけた Absolute Champion が直線半ばで抜け出して後続に4馬身半の差をつける完勝劇。Silent Witness が追い上げるも2着が精一杯。もうピークは過ぎちゃったのかな。日本のメイショウボーラーはスタートでダッシュがつかず、不可解な競走中止。福永も押しているように見えるが全然走らない、これって一体??? TNP (Took No part) と書いてあるので、もしかしたら香港のルールに基づくものなのかもしれないが、、、。もう一頭の日本馬、シーイズトウショウも後方からの競馬で直線も全く伸びず惨敗、、、。

THE CATHAY PACIFIC HONG KONG MILE (芝1,600m)

先行して粘る馬と直線一気に詰め寄ってくる各馬との見応えある戦い。結局早めに先頭に立った The Duke が、一完歩ずつ差を詰めてきた Armada を頭差押さえて勝利。日本期待のダンスインザムードは後ろからの競馬になってしまい、外枠の影響して直線伸びを欠く残念なレース。引退レースだしもう力が残っていなかったということなのかな。

THE CATHAY PACIFIC HONG KONG CUP (芝2,000m)

有力馬が中団から後方に控える展開。直線、中団を進んだ Pride がいい脚で前の馬に襲いかかる。ちょっと遅れて外からアドマイヤムーン。残り 100m で先頭に立った Pride の外からアドマイヤムーンが詰めるも短頭差及ばず。ディアデラノビアは最後方からの競馬で直線に入っても見せ場もなく終了。

アドマイヤムーンは内に包まれて直線も外に出すのに苦労していたし、あそこがスムーズなら順番も変わっていたかと思うと、本当に残念。

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今年は日本馬があまり奮わなかったようだが、最後の最後に見せ場があってよかった。

ちなみに香港では、各馬に中国名もつけなければならないのだが、これが毎年なかなか面白い。今年の日本からの参戦馬の中国名を見てみると、

ソングオブウインド = Song Of Wind = 風之歌
アドマイヤメイン = Admire Main = 至愛
シーイズトウショウ = She Is Tosho = 藤田小姐
メイショウボーラー = Meisho Bowler = 名將球手
ダンスインザムード = Dance In The Mood = 随心起舞
アドマイヤムーン = Admire Moon = 賞月
ディアデラノビア = Dia De La Novia = 情人節

「風之歌」とか「名將球手」あたりはストレートな感じだが、「至愛」とか「情人節」とかはいまいち分からないな。。。「賞月」とか「随心起舞」はいいセンスしてると思うけどねー。

しかし、見に行きたかったなぁ、、、。自分の好きな馬であるソングオブウインドも出ていたことだし、休みが取れればとんぼ返りでも行っていたかもなぁ。いつかは行ってみたい。

ジャパンカップ

あーあ、という感じ。

ディープはやっぱり強かった。ドリパスもさすがに菊花賞2着の力を見せてくれたし、ウィジャボードも最後はいい脚で詰めていた。とても見応えのあるいいレースだったのだが、、、。

ハーツクライがまさかの失速。

1,000m 61秒台の比較的ゆったりした流れを3番手で追走しながら、直線の入り口では早くも失速。追っても全くいいところがなく、結局ブービー。あんなハーツを見せられるとは、、、。残念無念。

あの異常な失態からすると、やっぱり中間の喉鳴りの影響で全く臨戦態勢が整っていなかったのだとしか思えないし、はっきりいってこんな状態でレースに出すなよ、という怒りもある。まぁ、ただでさえ手薄な JC をさらに手薄にできないという事情もあったんだろうとは思うが、、、。

これでしばらく GI は休業 (2歳戦はあるけど買う予定はなし)。1ヶ月後の有馬記念でリベンジしたい。

JCD & JC



残念ながら GI 5連勝はならず。

はっきりいって今年のジャパンカップダートはメンバーがかなり手薄。実績の上ではシーキングザダイヤが抜けていると踏んでいたが、問題は相手。前哨戦の映像などを分析してもどれも一長一短という感じではっきりしなかったのだが、馬柱を見てたらハードクリスタルがとてもよく見えてしまい、変に信頼して3連複の2頭軸の一角に据えたところ、これが全くいいところなくあっさり敗戦。シーキングは指定席の2着にしっかりきており、かつ流した相手も掲示板を占めていただけに、なぜハードクリスタルにいってしまったのか、とても悔やまれる。

それにしても、シーキングザダイヤはすごい。アロンダイトと2頭で抜け出して手応え抜群、あとは交わすだけという状態になりながらずっと差が詰まらず結局2着。これで GI 2着は9回目らしいが、GII なんかではちゃんと勝っているので、どうして GI になるとやる気が出ないのか全くわからない。。。


で、それはさておき、明日は芝のジャパンカップ。

12頭と寂しい構成にはなったが、そこはジャパンカップ。一応メンバーはそろった感じがある。

とはいうものの、馬の実力からいうと3層にはっきりと分かれてしまうと思っている。国際レースでも実績を残している3頭 (ディープインパクト、ハーツクライ、ウィジャボード)、今秋の GI 戦線での有力馬 (ドリームパスポート、メイショウサムソン、コスモバルク、スウィフトカレント、フサイチパンドラ)、そしてその他。

ディープもハーツも海外帰りだし、体調的な不安がないわけではないが、使ってくる以上は問題ないだろうと判断。ディープも1ヶ月半以上開いている訳だし、喉鳴りが報道されたハーツも今は治まっているようなので、まずこの2頭が複勝を外すことはないだろう。

で、もう1頭のウィジャボード。実績的には上記2頭に全く劣るところはないが、BC 激走から中2週では疲れがとても心配。力はあるだけに低い評価にはできないが、過去このローテーションで構想した例が少ないだけに、1段下げた評価に止める。

ということで、馬券的には、ディープとハーツの2頭を軸にし、ウィジャボード、バルク、メイショウ、ドリパス、スウィフト、フサイチへの3連複流しで勝負する予定。ちょっと点数が多いので、最終調整で落とす可能性もあるけど、、、。

ぜひとも当たってほしいなぁ。

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