レゴブロック

slashdot で拾ったネタだけど。

On your marks, get set, Lego! Welcome to the Olympics where everyone's quick off the blocks


うーん。これはすごい、、、。

感銘を受けた言葉

某氏のプレゼン資料にあった言葉。


「不満があると、
 細かい問題が気になり、
 危機感を感じれば
 大きな問題が"発見"できる。」


今の政治 (特に野党) やメディアの報道姿勢とか見ていると、どうでもいい細かい問題ばかり取り扱って、本当に重要な問題についての議論を避けているのが非常に気になる。そんな状況が短い言葉でわかりやすく表現されていてとても感銘を受けた。

不満があるのは皆同じ。もっというと、不満というのはそれなりに満足しているからこそ持ち得る感情であって、その不満が解消されなかったとしてもさしたる影響はないことの方が多い。どうせならもっと危機感を感じて、問題を乗り越えるためにはどうしたらいいか、真剣に考えるようなニュース番組が1つでもあってくれてもいいのにな、と思う。

# 特に逼迫しているのは財政の問題と食糧の問題かな。

道交法改正

6月から新しい道路交通法が施行されるんだってね (参考)。全然知りませんでした、、、。

今回の改正の大きな目玉は、何と言っても「後部座席でのシートベルト義務化」。これまで運転席・助手席に限定されていたシートベルト着用義務が、後部座席の乗員にも適用されるようになるとのこと。

まあ、万一事故った際の被害を最小限に食い止めるためには重要な措置だとは思うけど、正直ちょっとめんどくさいよな、、、。

これで特に割を食うと思うのがタクシー。酔っぱらって前後不覚になったお客が後部座席でシートベルトしていなかったら、運転手が1点減点されるんだから、ちょっとやりきれないよな。。。

そもそもこの取り締まりの方法って、乗員は必ずしも運転免許を持っているとは限らないけど、運転手は必ず持っているはずということを利用してペナルティを与えられるところから取り締まって行こうという、ある意味姑息で次善策的な手段であり、これが必ずしもベストな方策ではないということについて議論の余地はないだろう。ただ助手席までならともかく、後部座席までとなると、次善策としては適用範囲が広すぎるような気がする。

シートベルトしてなくて困るのは当の本人なんだから、どうにかして運転手じゃなくて乗員本人にペナルティを与えるような仕組みを作った方がいいんじゃないだろうか。

しかしつくづく最近のメディアっていうのは、こういう重要なニュースをちゃんと報道してくれないよなぁ。センセーショナルな話題は根掘り葉掘りいらないことまで取材して報道するのに、、、。ま、自分が知らなかっただけなのかも知れないけど。。。

どっちもおかしい

今日の「朝ズバ」で、「国交省の職員が多い人で1人当たり年間500万もタクシーを使っている」という話が出ていて愕然とした。

調べてみたら、ちょっと前に新聞で報道されていたようだ。

道路特別会計:タクシー代削減へ 国交省、残業時間を抑制 (毎日新聞)

確かに500万というのは非常に多く感じるが、自分は「タクシーに乗るなんて無駄だ」などというつもりは毛頭ない。まあ、毎日電車がなくなるまで働いていれば、タクシー代はこれぐらいになってもおかしくない。問題は、ここまでしなければならないほど仕事量が多いにも関わらず、適切な人員配置がされていないことにあると思う。

1人500万円のタクシー代に加えて職員の残業代も考慮に入れたら、どう考えても人を雇った方が安上がりだし、仕事の生産性も上がっていいアウトプットがでるだろう、というのは民間人なら誰でも考えること。挙げ句、朝ズバによれば「最近はタクシーを使わせず、職員は庁舎に寝泊まりしている」だと。全く以て問題の認識を誤っている。これが異常な事態であるという認識が当の国交省になく、現状を是正する気が全く感じられないというのは何とも浮世離れしているとしか言いようがない。労働監督基準所は何をしているんだろうか。

その一方で、道路特定財源でマッサージチェアを買ったりレクリエーションに励む職員が多数いるというのも忘れてはならない。少なくとも、税金を使っていかに遊ぶかということに執心しているような暇な職員もいるわけだから、そのリソースを適切に割り振ればもっと効率的になるんじゃないか。

働きすぎる国家公務員、働かないで無駄遣いばっかしている職員、どちらも間違っていると思う。


最近のニュースから

・不発弾?

ちょっと前になるけど、調布で京王線の工事中に不発弾が見つかったという事件があったらしい (産経ニュース)。いまだに不発弾って出るもんなんだねぇ、、、。で、この不発弾の信管を抜く作業が 5/18 の昼間に行われるらしいのだが、この影響で各方面に大幅な影響が出るらしい。

ざっと調べたところでも
- 半径500m以内立ち入り禁止に
- 京王線が 9:30〜15:00 頃まで 調布−つつじヶ丘 間で運休
- Jリーグも延期かも? (日刊スポーツ)

ちなみに、府中市世田谷区のように隣接していればいざ知らず、何故か隣接しない市でも広報で掲示 (台東区瑞穂町小平市)。その一方で、狛江市のように隣接してても市の web で情報が確認できないところも。

この日は水泳の大会で昼間は不在だし、個人的には影響は少ないところだが、東京競馬場では GI もあるし、混乱しそうだな。

・ガソリン税

混乱の末に暫定税率復活。確かに道路を造るのにはお金もかかるし、暫定税率を廃止するとなると他に財源がないというのもよく分かる。が、無駄な道路を造りすぎな昨今、それを助長するような法律を通そうという与党のやり方は如何なもんだろうか。無駄をなくすにはまず予算を削るところから始めないと。まず造りたい道路ありきという前提では、いつまでたっても無駄はなくならない。

今日、朝のニュースで誰かが言っていたのだが (菅さんだったかな?)、

「いまのやり方は、無駄遣いしている子供に対して『もう無駄遣いしないから今と同じだけお小遣いちょうだい』と言われて差し出しているようなもの。まずお小遣いを減らした上で、いい子にしていたら上げるようにしないと、子供の無駄遣いはなくならない」

というのはまさに同感。作ったけれども誰も使っていない道路は今でも既にごまんとあるのに、まだ高速道路を造ろうとする愚作。第二東名なんてものすごいお金をかけて作っているけど、本当に必要なんだろうか。同じ作るなら、山間部のアクセスが困難なところを改良するとか、渋滞がひどいところを緩和するバイパスを作るような方向でお金を使って欲しい。

ま、それでも、今回の問題は道路行政を考え直すいいきっかけになったとは思う。

ただ、残念なのは、肝心の野党もいつまでたっても同じ戦略しか出来ないところ。議長を缶詰にしたりとか、採決の放棄とか、恣意的で姑息な手段でしかアピールできないというのは何とも情けない。他に方法はないもんだろうかね、、、。

・悲しい知らせ

今週は馬の訃報が相次いだ。

- アストンマーチャン
- トウショウナイト

いずれも無事なら GI 戦線を賑わしていたと思われるだけに、本当に残念。アストンマーチャンは繁殖馬としても期待できただろうし、またトウショウナイトも7歳にしてやっと GI に手が届きそうなところまで来ていただけに、関係者はさぞ無念だろう。個人的にも非常に残念。合掌。

また、命には別状がないけど、皐月賞馬のキャプテントゥーレも骨折が判明したり、脚に負担が少ないと言われていたポリトラックでトウショウナイトの他にも2件故障が出たりと、どうも今週は鬼門のようだ。


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