今日の「朝ズバ」で、「国交省の職員が多い人で1人当たり年間500万もタクシーを使っている」という話が出ていて愕然とした。
調べてみたら、ちょっと前に新聞で報道されていたようだ。
道路特別会計:タクシー代削減へ 国交省、残業時間を抑制 (毎日新聞)
確かに500万というのは非常に多く感じるが、自分は「タクシーに乗るなんて無駄だ」などというつもりは毛頭ない。まあ、毎日電車がなくなるまで働いていれば、タクシー代はこれぐらいになってもおかしくない。問題は、ここまでしなければならないほど仕事量が多いにも関わらず、適切な人員配置がされていないことにあると思う。
1人500万円のタクシー代に加えて職員の残業代も考慮に入れたら、どう考えても人を雇った方が安上がりだし、仕事の生産性も上がっていいアウトプットがでるだろう、というのは民間人なら誰でも考えること。挙げ句、朝ズバによれば「最近はタクシーを使わせず、職員は庁舎に寝泊まりしている」だと。全く以て問題の認識を誤っている。これが異常な事態であるという認識が当の国交省になく、現状を是正する気が全く感じられないというのは何とも浮世離れしているとしか言いようがない。労働監督基準所は何をしているんだろうか。
その一方で、道路特定財源でマッサージチェアを買ったりレクリエーションに励む職員が多数いるというのも忘れてはならない。少なくとも、税金を使っていかに遊ぶかということに執心しているような暇な職員もいるわけだから、そのリソースを適切に割り振ればもっと効率的になるんじゃないか。
働きすぎる国家公務員、働かないで無駄遣いばっかしている職員、どちらも間違っていると思う。
- コメント
- たぶん、仕事ができる職員と、そうでもなかったりする職員がいて、極端にどっちかになってしまうと大変なんじゃないかと思います。
そもそも、仕事をお願いするのであれば、やっぱり仕事が出来る人にお願いしたくなってしまいますし。
でも、郵便局が民営化されることにあれだけ郵便局の人々が反対したってことは、国家公務員っていうのは何らかのメリットがあるはずで、そのメリットがなんなのかも気になるところですね。 -
- yamachita
- 2008/05/15 9:12 PM
- 最近は求められるOUTPUT量と、会社で働くことが許される時間のつりあいが崩れてて、精神衛生がよろしくないです・・・
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- だっち
- 2008/05/16 2:12 AM
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