2005/01/09

■ 2005年01月09日 ■<本>『ライトノベル☆めった斬り!』

読みました。・・・とりあげられている本のほとんどを知りませんでした。ちなみに「めった斬りブックガイド既読調査 」100冊中私が読んだことがあるのは、8冊。平均既読数:27.8冊に、遠く及びませんね。
だから記述の中で反応できたところはごくわずかで、「ライトノベルの主人公達は年金を払っていないだろう。いや、富士見の団員は払ってるだろう。いや、洋行帰りの指揮者は払ってないんじゃないの?(執事が払っているに違いない)」・・・とか、大森さんって佐川さんと兄弟なんですか?!とか、猫耳のルーツはチビ猫でしょう!と言われて大森さんがそれはいかん!と否定するところとか、瑣末なことばかりで。(苦笑)ブックガイドを読んでぴんと来たのからぼちぼち読んでいこうと思います。

続きを読む...

投稿者 SOKE : 13:42 | コメント (19)

■ 2005年01月09日 ■アンジェリク

さっき古本屋のはしごをしてきたんですが、とある本屋でS&Aゴロンの『アンジェリク』講談社新装版全25巻を一冊73円で売っていました。全部で2000円くらいですね。もし欲しいという方がいらっしゃったら買って送りますが・・・おそらく少女マンガとか少女向けライトノベルのネタ本としては、けっこう重要な位置にあるんじゃないかと私は思います。それに面白いです。おすすめ。

で、古本屋で『彼方から』14冊買ってきました。それと『かわいい人』とかいうのがやっぱり一冊73円だったので8冊買ってきました。こうやってどんどん本がたまるんだな。とりあえず、『彼方から』読みます。

投稿者 SOKE : 19:43 | コメント (4)

2005/01/10

■ 2005年01月10日 ■雪かきバトル

昨日の夜に降った雪は積雪10センチほど。こうなると朝一番で除雪をしないといけない。そう思って起きて外を見ると、うちの前を含めて見渡す限りきれいに雪がよけてある。しかもうっすらと雪が積もっているところを見ると、かなり早い時間に誰かが除雪したに違いない。「しまった、出遅れたか」と思いながら外に出て、家の敷地の中の雪をどかす。すると、隣のおじさんも同じように家の前で作業をしていた。隣のおじさんは几帳面な人で、誰よりも早く除雪をすることを旨としているので、私は時々彼よりも早く道を空けるのを密かに楽しみにしている。(でもシーズン半ばで息切れするのもまたいつものこと)今年はしょっぱなからやられてしまった。しかも、うちの前まできれいにしてもらっては、ご挨拶せざるをえない。そう思ってめったに近づかないおじさんに近づいてこう言った。「おはようございます。あの、うちの前を空けていただいたんでしょうか?」そうしたらおじさんは言った。「いや、わしじゃない。きっとお向かいのAさんだろう。」「あ、そうですか・・・・」うわっ。ふたりとも負け。もしや、おむかいのおじさんも、密かに胸に期することがあるのだろうか?誰も除雪しない道よりはずっとましだが。こんなふうにうちの町内は日が高くなる頃にはすっかり除雪が終わっているのである。

投稿者 SOKE : 08:22 | コメント (2)

■ 2005年01月10日 ■雪景色

母が市内で新年会に出席するというので、朝一番に駅に迎えに行く。新年会が始まる前に、石川県庁の展望台に上がり、俳句をいくつか考えるというので、県庁に向かった。ところが10時にならないと開かないというので、近所のミスドでコーヒーを飲んで時間をつぶした。ここのコーヒーは美味しかった。おかわりも持ってきてくれたし。最初に行った時は青空だったのに、30分したら曇り空。冬の金沢はこんな感じ。

投稿者 SOKE : 11:49 | コメント (0)

■ 2005年01月10日 ■<まんが>ひかわきょうこ『彼方から』全14巻

読了。半日で読んじゃうのはちょっともったいなかったかな?
メインのストーリーよりも、イザークが照れて赤くなってるところとか
「は!」とか言ってノリコをからかっているところとか、
思わず男泣きしているところとかに反応してしまう私は
間違っているでしょうかー?
ちゃんとした感想はのちほど。

投稿者 SOKE : 16:34 | コメント (21)

■ 2005年01月10日 ■<映画>『狩人の夜』

おクチ様、ありがとう。一年も寝かしておいてバカでした。
エドガーとメリーベルで、パンを踏んだ娘で、かわいそうなママで
塔のある家で、ボーデンの夏で、ポーの村で、訪問者でした。
チャールズ・ロートンがこんな人だったなんて、知らなかったですよ。
くわしい感想は・・・・おクチ様がレビューを書かれたあとにでも。

投稿者 SOKE : 18:38 | コメント (4)

2005/01/11

■ 2005年01月11日 ■<本>谷崎泉『恋をしよう』

最近の谷崎作品を読んでみようと思って目に付くと買っている。これはラキアノベルズの書き下ろし作品。五年ぶりに左遷先の南の島から帰ってきた夏目は、マンションの隣人藤原が男同士で痴話げんかをしているのに出くわす。出社してみるとそれは自分の部下だった。藤原は顔もいいし仕事もできるのに、なぜか不運を呼ぶ男。彼の関わる仕事先はことごとく倒産し、彼が好きになる男はろくでなしばかり。成り行き上、藤原の世話をやいているうちに、夏目は家族のような気持ちになっていく。
BLらしいラブシーンはラストにようやく出てくるという掟破りの(笑)それまでの経過を描く作品。しかも主人公は、左遷されてやる気をなくした商社マンと、不運を呼ぶ男。それでも面白く読めたから、やっぱり谷崎さんは上手いと思う。でももしこの藤原が女の子だったら、面白くないかもしれない。男運の悪い、不幸な女の子のラブストーリーなんて読もうと思わないかもね。じゃあ、なんでBLだとOKなのか、というのも謎だなあ。

谷崎泉さんのHP
20万ヒット記念のSSがあります。お題は小豆。笑えます・・・・
http://www.ne.jp/asahi/megumi/hp/teketeke.html

投稿者 SOKE : 09:09 | コメント (0)

■ 2005年01月11日 ■<ドラマCD>遠野春日『ひそやかな情熱』

本とCDどちらに先にしようかと思いましたが、こちらから聞きました。ふふふーやっぱり評判どおりの出来。けなげな置鮎さん好き。そして初めてまともに聞いた小西さんが素敵でした。(『開いてるドア』では明るい税務署員やってるのよー全然違う。)BGMもよかった。素直に自分の気持ちを言わない二人のやりとりが、ものすごくいいです。くわしい内容その他は以下参照。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896015363/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009V9OS/

追記;原作読了。でもでも、CDの印象が強くてもう原作を素直に味わうことができませんでした。小西さんの声で聞いてしまうと、原作の遙さんが平板に見えてしまう。置鮎さんの佳人以外考えられない。遠野さんの作品は初めて読むので、まだどんなタイプかよくわかりませんが、内容が甘くても文章はクールな感じで不思議。

訂正:初めて読んだ遠野作品は『金曜紳士倶楽部』でした。

投稿者 SOKE : 18:03 | コメント (2)

2005/01/12

■ 2005年01月12日 ■<ドラマCD>遠野春日『情熱のゆくえ』

『ひそやかな情熱』の続き。前作が、ヤクザの親分の囲い者になっていた美貌の青年佳人(よしと)を青年実業家の遙(はるか)が身請けして、お互いに惹かれながらも素直になれない緊張感を描く作品だったのに対して、続編のこの作品は、ある事件をきっかけに、やっと気持ちが通じ合うという、なかなか盛り上がるお話なのでした。が、CDだけ聞いている限りでは、せっかくのシチュエーションなのに、生かしきれていないという印象。脇に出てくるAV監督とかチンピラの演技がいまいちだったのと、脚本のせいかしら。それと、遙の友人のヤクザの若頭と顧問弁護士のお話がかなり前面にでてきているせいかも。といっても、客観的に見ればケチをつけるのは申し訳ないような仕上がりの作品で、こういう感想になってしまうのは、前作『ひそやかな情熱』の出来があまりにも良すぎたから。続編のCDが出るなら、またがんばってほしいです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002RN8ZA/

投稿者 SOKE : 05:33 | コメント (0)

■ 2005年01月12日 ■制服図鑑?

某所で某氏が欲しいとおっしゃってる本が面白そうなので横流しのご紹介。

http://www.kinokuniya.co.jp/nb/bw/seifuku2.htm

このイラスト・・・どこかでお見かけした覚えが・・・

投稿者 SOKE : 15:42 | コメント (12)

■ 2005年01月12日 ■ずぶずぶと

本屋をはしごして本を買ってきました。『しあわせにできる』の続きを読みたくて、Charade1月号を買ってしまった。やっぱり面白いよー面白いって言うか、雪彦が大変なことになってますが。破滅に向かってまっしぐら。あああ。そのほか、いろいろ。谷崎泉『エンジェルノイズ』『エスケープ』『眩暈』遠野春日『情熱の飛沫』『桔梗庵の花盗人と貴族』和泉桂『せつなさは夜の媚薬』なんだか微妙に耽美系に向かっているような〜?

投稿者 SOKE : 22:26 | コメント (0)

2005/01/13

■ 2005年01月13日 ■遠野春日『情熱の飛沫』

『ひそやかな情熱』のシリーズ三作目。う〜ん。おそらく作者の書きたいことは第一作目で尽くしてるんだろうなあと思いました。だからこそCDの出来も素晴らしい。第二作、三作は、続行を望む周囲の声に応えた形・・・かな。遙@小西さん、佳人@置鮎さんがいくらぴったりはまっていると言っても、続編で最初のテンションは無理かもしれないなあ。だから別カップルへの比重が大きくなっていくのね。

投稿者 SOKE : 10:09 | コメント (3)

■ 2005年01月13日 ■<本>谷崎泉『エンジェルノイズ』

この本を読んで私は確信するにいたりました。谷崎さんはフジミのファンで、意識して書いてるのか無意識かしらないけれど、いろんなところにフジミの世界を感じさせるものがあるので、それで私にとって、とても読みやすいんだと。それはエピソードのつなぎ方や、ちょっとした言葉遣いにとどまらず、最終的には明るく楽天的に話を収めてくれるという安心感まで同じ。いろいろなレビューを読んでいると『君が好きなのさ』のシリーズ10冊の後半くらいから上手くなってきたという話なので、私は最近作から溯って読んでいます。『エンジェルノイズ』は今年出た本で、ふたつのお話のうちひとつは2002年。もうひとつは書き下ろし作品。書き下ろしの方も、フジミだったので結構根が深いかも。それでも連載中の『しあわせにできる』は、オリジナルな部分も大きいので、これからはそっちの方がメインになっていくだろうと思います。
『エンジェルノイズ』は都会の高級スーパーマーケットに勤務する天音が、商社から出向してきている遠藤を、後輩として教育して親しくなるうちに、ある日突然遠藤に押し倒されてしまうという話。最初は茫然としていた天音が、それでも一緒に仕事を続けるうちにだんだん遠藤の気持ちにほだされて、彼のことが好きになる。その過程を丁寧に書いてあります。スーパーマーケットの仕事をきっちりこなしながらのお話なので、あらすじで読むほど荒唐無稽な話ではありません。手堅い文章が結構好きです。

投稿者 SOKE : 16:59 | コメント (2)

■ 2005年01月13日 ■森泉でランチ

急に友達とランチをすることになって、浅野川沿いにある『森泉』でランチを食べました。今日はたくさんのカモメがいました。窓際すぐのところに止まっていたりします。二階の窓から餌をまくと、カモメの群れが窓にむかって飛んできて、大きく旋回して山の方へ飛んでいきます。ちょっとびっくりするくらい動きのある絵が窓から見えます。おいしかったわ。

投稿者 SOKE : 20:11 | コメント (0)

2005/01/14

■ 2005年01月14日 ■<本>和泉桂『せつなさは夜の媚薬』

大正末期から昭和にかけて、名門でありながら素行について噂の絶えない清澗寺家の人々についてのシリーズ。これは三作目で、三男の道貴と、イタリア貴族クラウディオの話。かつて清澗寺当主に夢中になって全てを失った父の仇をうつべく日本に来たクラウディオは、道貴と偶然出会う。復讐と恋の間で悩むふたり。
う〜ん・・・もう今さらどんな本を読んでも驚かないんだけれど、ひとつだけ困るのは、これでもかってくらいに盛りだくさんな時だな。おなかがいっぱいだぞ。やっぱりこここでは、「かっこつけるなクラウディオ!」とか、川原泉テイストの突っ込みが欲しいところ。

投稿者 SOKE : 00:52 | コメント (2)

■ 2005年01月14日 ■ぐったり

今日が私の仕事始め。三週間近く間があくと、勤労意欲なんかどこを振ってもでてこない。ので、終わったらくたくた。しかも、長女の私立の願書の校内〆切りが今日だって昨日の夜に言われても!検定料振り込んでないよっ!銀行と郵便局へ行って書類を整えて、放課後学校へ持っていく予定。(こんな調子では先が思いやられる)今日は友人と某G屋でお昼。しかしどれもこれも味が濃かった。ここはいまいちだな。忘年会に使わなくてよかった。

投稿者 SOKE : 14:23 | コメント (0)

■ 2005年01月14日 ■のだめ11巻

一日遅れでコミックス購入。雑誌を買って読んでいるので、わくわくどきどき読むことはないんだけれど、まとめて読むと、ほんとに上手いなあと思う。人気が出てもペースが変わらない。おまけの二ページに大受け。千葉の姪っ子にのだめを読ませたら、最初はふ〜んとそっけなかったが、家に帰ってから全巻買ったそうだ。今は二ノ宮さんのHPもチェックしているという。昨年末に金沢の姪っ子に貸してやったら、姉がさっさと返してきた。みんなで読み返してるので、きりがないから持っていけだって。そうしたら大学生の甥っ子が全巻購入して、今ではお父さんも読んでいるそうだ。そんな風にウチだけじゃなくて、すそ野が広がってるんだろうなあ。

投稿者 SOKE : 19:38 | コメント (0)

■ 2005年01月14日 ■Mac MiniとiPod Shuffle

私がMac MiniとiPod Shuffleの発売を知ったのは、ほんの数日前のこと。巡回先のブログにminiを予約したという話が出てきたから。いったいどういうものなの?と同居人氏に聞くと、買ったばかりの週刊アスキーの記事を見せてくれた。低価格のパソコンと低価格のiPod。amazonのエレクトロニクスのランキングではアップル社の製品がずらりと並んでいる。
私はたまたまiPodを手に入れて使ってみて、その操作性のよさと、大量に音楽データを持ち歩くことができる便利さに驚いて、Macっていいかもと思ったところに、miniの発売だ。うーん。タイミングがよすぎる。パソコンがXPでなくても5万円程度でiPodを使えるようになる。そして、うちの中学生の友達の欲しいものにiPodの名前があがるようになってきた今、Shuffleならお小遣いの範囲で購入可能だ。そして使ってみれば、容量は大きい方がいいということになるだろう。この展開はいったい誰がしかけているんだろう。

Mac Mini
http://www.apple.com/jp/macmini/
iPod Shuffle
http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/
極東ブログより
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/01/mac_miniipod_sh.html
やじうまWatch【2005/01/13】
http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/
来た!見た!買った! 「iPod shuffle」レビュー
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0112/mw03.htm

投稿者 SOKE : 20:44 | コメント (2)

2005/01/15

■ 2005年01月15日 ■<アニメ>今日からマ王 第三十五話 「雪降る大地」

きゃー久しぶりの・・・・・!!!それだけでうれしい私ですが、セリフもそのままというNHKの大盤振る舞いに大喜び。にもかかわらず、あまりに下手な演出に悶々としてしまいました。冒頭に出すのは、間違っているだろう。原作読んでない人にはもちろん、原作読んでる人だって、有利と一緒にびっくりして喜んでそれからショックを受けたいという、そういう大事な場面なんだよ。意味なく出したらそういうテンションが半分くらいになっちゃうでしょう。でもって、絶対彼は有利に向かって剣を抜かないと思うぞ。そこがすでに間違ってる上に、ジュリアのことをあの場面で言うかなあ?(原作では覚えていないことになってなかったっけ)文庫を引っ張り出して確認したところ、最初はともかく、後に続くいいところがきれいに省略されてて、あああ、わかってないなあ。

追記:ビデオを見直していて気がついた。これはもしかすると、1年で終了する予定できったシナリオかもしれない。そうするとあと四回で終了ということで、あとに続く伏線を入れるわけにはいかないのかも・・・じゃあ、あと1年続行することになってこのあとどうするんだい。といいたくなるなあ。もう一回作り直さないかな〜?

投稿者 SOKE : 10:23 | コメント (2)

■ 2005年01月15日 ■<本>谷崎泉『もう一度好きになる』

これは2004年に書き下ろしされたノベルズ。主人公はフリーターのひなた。ひなたと同棲中の恋人匡(たすく)は製薬会社に勤めるサラリーマン。このごろ仕事が忙しく、ひなたがレンタルビデオのアルバイトを終えて帰る深夜にも、残業で帰っていないことが多い。匡の不在をさびしく思うひなたのところに昔つきあっていた康生がやってきて・・・
現在連載中の作品とは違って、できるだけ派手な要素を取り除いた作品。主人公はフリーター、恋人は一生懸命仕事をしているのになかなか目が出ない製薬会社のサラリーマン。美形とか金持ちは出てこない。押し倒したりもしないし、もう出来上がっているカップル。まるでおままごとのようなラブラブな二人が揺れるのは、残業で早く帰ってこないとか、休みの日のお出かけの約束が仕事でドタキャンになるとか、ささいな日常の行き違い。それでも最後まで面白く読めるのは、ひなたを取り巻く人々がしっかり描かれているから。バイト先のビデオ屋は、オーナーの気まぐれでやってる店で、とってもまじめな50代の店長と、他に仕事を持っているらしい派手なお姉さまとひなたの茶飲み話の場所になっている。ひなたの顔を見ただけで、「何かあったの?」と声をかけて相談に乗ってくれる。そしてフリーターのひなたには東大から財務省に入ったエリートの兄の霙(みぞれ)がいる。顔がそっくりなのに、出来が違う兄だが、実はひなたと同じでつきあうのは男ばかり。しかも飽きたらすぐ捨てるので、後始末をするのはいつもひなただ。主役のカップルは本当に地味で、実のところこのふたりの話よりも周辺が面白いというのはどうかしらとは思うけれど、谷崎さんの手堅さを感じる作品でした。

投稿者 SOKE : 12:23 | コメント (0)

■ 2005年01月15日 ■<本>谷崎泉『眩暈』

これは2000年の作品。もともとは同人誌で出した作品を加筆改稿して文庫として出したもの。この作品のレビューはネットでいくつか読んだんですが、あんまり評価はよくないんですね。でも、私は気に入っちゃった。うーん。相性がいいのかなあ。一部BLの作品っていうのは、とりあえず一般常識を棚上げするのがお約束で、その最たるものは人権無視なんですが。拉致監禁だの不法侵入だの押し倒すだの人身売買だの。一応常識の縛りはないのよ、ってことで話が進むけれど、それでも作品にある程度の節度がないと面白くない。限度を越えて何でもやっちゃうと楽しめなくなるんですよね。その線引きっていうのはなかなか目に見えないけれど・・・この人の作品は安心して読める。『眩暈』は今連載中の『しあわせにできる』の原型みたいな作品で、小さな幸せを実現することを夢見る堅気の主人公が、何故かヤクザな男達に好かれて追い回されて、心ならずも大騒ぎの中心になって流れ流れて流されて、嫌だといっていたのに、そのうち好きになるみたいな話。こう書いてしまうと、いったいそれのどこがいいのさ!って感じですが、すいません、面白いです・・・

投稿者 SOKE : 12:46 | コメント (0)

■ 2005年01月15日 ■<本>谷崎泉『恋泥棒を探せ1パンダ航空噂の二人編』

昨年11月に出たばかりの書き下ろし作品。しかしこの発行ペースはすごいな。昨年だけで8冊文庫が出ていて、隔月で連載していて、コミケに同人誌が出ているという・・・商業出版の本は同人誌の改稿が多いのかな?
さて、この作品は私的にはボーダーラインすれすれ。神園機長はオーケーだが、マーク・スペンサーは×。だから久遠寺昴も×。人によっては神園も、皇も×だろうな。そういう人は谷崎作品は読めない。作者自身のボーダーはどこにあるのかしら。そのへんはまだ読みきれない。商業誌に載せるにあたり、かなり一般寄りになってる感じがするけれど・・・
そのへんは気になるんだけれど、話は面白い。やっぱり脇の人たちが楽しくて、どーしよーもないキャプテン神園と、望まないのに変なやつにもててしまうCA美雁(みかり)のやりとりが面白い。このままでは『君が好きなのさ』全12巻と同人誌に手を出してしまいそうかも。

投稿者 SOKE : 19:48 | コメント (0)