読みました。・・・とりあげられている本のほとんどを知りませんでした。ちなみに「めった斬りブックガイド既読調査 」100冊中私が読んだことがあるのは、8冊。平均既読数:27.8冊に、遠く及びませんね。
だから記述の中で反応できたところはごくわずかで、「ライトノベルの主人公達は年金を払っていないだろう。いや、富士見の団員は払ってるだろう。いや、洋行帰りの指揮者は払ってないんじゃないの?(執事が払っているに違いない)」・・・とか、大森さんって佐川さんと兄弟なんですか?!とか、猫耳のルーツはチビ猫でしょう!と言われて大森さんがそれはいかん!と否定するところとか、瑣末なことばかりで。(苦笑)ブックガイドを読んでぴんと来たのからぼちぼち読んでいこうと思います。
ライトノベル☆めった斬り! Official Site
http://homepage3.nifty.com/alisato/lameta/
めった斬りブックガイド既読調査
http://www2r.biglobe.ne.jp/~alisato/lameta/enq.cgi?mode=sort
↑上記ページリストのうち私が読んだことのある本
《銀河英雄伝説》田中芳樹
《十二国記》小野不由美
《マリア様がみてる》今野緒雪
『六番目の小夜子』恩田陸
『失踪HOLIDAY』乙一
《炎の蜃気楼》桑原水菜
《まるマ》喬林知
《EDGE》とみなが貴和
読もうと思って買ってある本
《楽園の魔女たち》樹川さとみ
《流血女神伝》須賀しのぶ
《ちょー》野梨原花南
めった斬りブックガイド既読調査を、やってみましたら、本を読んだことがあるのは11冊。アニメだけ見たことがあるのが6冊でした。
アニメはすべて息子のおつきあいですが。
SOKEさんは、新井素子とか氷室冴子は読まれていないのですか。
単にリストアップされた作品が抜けてるだけなのかな。
「フルメタル・パニック」というの、息子が好きで買い揃えています。私は読んでませんけど。
実は私は新井素子と氷室冴子は一冊も読んでいないんです。名前は知っていましたよ。でも、コバルトは自分と無関係な世界だったんです。なんででしょうね。このへんも購読雑誌の趣味と関係あるんでしょうか。
思うのだけど、これって漫画で言えば少年漫画と少女漫画を一緒に漫画というくくりで100冊!という感じで、昔は少年向けとのボーダー(朝日ソノラマや角川スニーカー)に結構手を出していたつもりの私でも19冊でした。これってすごく少年向け多いもの。投票者は男性が多いのでは?
1977〜1989年の時代は少年少女向けがあまりはっきり別れていなかったこともあり、ボーダージャンルもかなりカバーしていますが、1990年以降になると少女向けが多くなり、2000年以降の少年向けは、私には全くわからなくなってしまう。
発行部数も出版社も増えてジャンルが細分化してしまったからなのかな? 少女向けも例えばビーンズとルビーのように更に別れていくし、
こうなっていくともうソノラマやスニーカーまで見ている余裕はなく、各社ノベルスと少女向けビーンズ路線のみチェックしていても毎月30冊以上の中から面白そうな本を探すことになり、既刊シリーズを追いかけるだけで精一杯、時々新刊ミスって話がつながらなくって焦るとか、とてもじゃないけど新規開拓はできないわ…状態です。
「漫画はマーガレットとジャンプだけ」の時代なら100冊!も出来たけど、現在のように漫画雑誌が細分化してしまったらとても一口には論じられないように、ライトノベルもこれを一口に論じるのはかな〜り難しいんじゃないかと。
大森氏だからこそできる…というか、はっきり言って大森氏ぐらいしか今やこんなクロスボーダーは出来ないんじゃないかと思ってしまったりするのですが。そのさすがの大森氏も21世紀に入ると少年向けが多くなるしね。
ガイド本にするなら、季刊の「活字倶楽部」の新刊ブックリストから面白そうなのを探されてはいかが?
このブックリストはジャンル分けされた上でかなりクロスボーダーになっている。ライトではなくヘビーノベル(というか大人向けというか)も入っていたりしますが。
かつくら・・・インタビュー記事とか特集はチェックしてますが、あの雑誌を見ると新刊の出版点数の多さに、茫然としてしまうのね。限られた時間で何を読むかというのは難しい。でも、私は本だけじゃなくて、テレビも映画も、何もかも網羅することは無理だと思うにいたったので、自分の得意分野だけに特化するというのも嫌なので、手近なところで十分かもという感じです。主に口コミ情報に頼ることが多いかな。あとは、自分の趣味に合った本読みの人のサイトで情報を拾う。もしくは、自分のものすごく気に入ったモノに関連する情報を集めて周辺に手を伸ばす、というやり方が性に合っているみたい。それでもって、時々このへんにいる方々に、ご教示願うと、何でも教えてもらえる(笑)というわけで、これからもよろしくね、由比さん。その他の方々。
ガイドブックは、そうやって自分の読んだ本がどのあたりに位置するのか確認するのにいいと思いますね。これまで出た読本とかの類はカタログ的だから、この本は流れがわかってありがたい。少年向けが多いのは、文中何度か断ってあったように思います。そしてまたBLは独立国なので、そっち系のガイドを読んでくださいとも(笑)
由比さん はじめまして
>「漫画はマーガレットとジャンプだけ」の時代なら100冊!も出来たけど、
>現在のように漫画雑誌が細分化してしまったらとても一口には論じられないように、
>ライトノベルもこれを一口に論じるのはかな〜り難しいんじゃないかと。
まさに至言だと思います。
少女ものは、BLというジャンルが台頭する前と後では全然様相が違うという気がします。
それで、今の読者は少女もの=BLみたいに考えている人もいるんではないかと思うんですが、以前は全くそうではありませんでした。
めった斬りリストは、新しいものに関しては何も言えませんが、ある年代以前のものについてはつい疑問符が頭に浮かびました。
「アルスラーン」が入ってて、なんで「グイン・サーガ」がない?(ハヤカワ文庫だから、ライトじゃないのか)
講談社X文庫が見事に無視されているのはなぜ?
こういうのは、取り上げたかったけど割愛せざるを得なかった作品リストに入っていましたね。
でもそこにさえも小林深雪が入っていないのは納得できない。
私がコバルト文庫を読むようになったのは、大人に(子持ち)になってからです。(と、いうか通常読むような年頃にはまだ「コバルト」がなかったし)
新井素子は、弟→母→私、という順で伝わりました。
氷室冴子の「クララ白書」は「マリアさま」の100倍おもしろいです。時々定期的に読み返します。でも100冊のリストに他の作品をさしおいて「少女小説家は死なない」が入っているのはやっぱり納得いかない。(おもしろい話ではあるけど)
あけましておめでとうございます。
横レスになりますけど、やはり同じように感じる人がいたんだなあと、つい甲羅の内側からクビをもたげてみる...。はじめまして由比さん。
由比さんのコメント、私の感じたことが全て書かれてました。
自分でも笑いますが、コバルト以降の女性陣は殆ど漫画でしか知らず、既読はもっぱら90年代前半以前の男性作家作品でした。笹本祐一を読んでいた自分にびっくりした(笑)。
私は昨今のライトノベルの台頭にはついてけないと思っていたんだけど、自分の嗜好じゃ無理も無いかと少し納得。
選外ですけど、図子慧さんが結構好きでしたね。
大塚英志や井辻朱美や押井守作品が入るのに、津守時生とかが選に漏れるのは不満だし。上遠野浩平なんて3作品も取り上げられている。同じ人のは2作品までにしてもう少し他作家を拾ってくれると面白いけど、出版物としての方向性としては迷走してしまうということなんでしょうか。「宇宙皇子」とか、あえて取り上げていないようにも見えます(いや読んでいないんだけど)。
えへへ、こんなふうに、一家言ある人がたくさんいるのが、醍醐味です。私は何も言えませんが、どんどん書いてください。komuroさん、あけましておめでとう。今年もよろしくお願いします。
私はこのあたりに土地鑑(?)がないので、読み流しましたが、このリストに上がっているのはブックリストで解説が書かれた本のタイトルです。この本は対談とブックガイドの二部構成になっているので、ブックガイドに取り上げられていなくても、本文中に取り上げられている本がたくさんありました。そちらに皆さんがあげられている書名があるかもしれません。そのへんの事情はこちらに。
http://homepage3.nifty.com/alisato/lameta/c_hajime.htm
無幾庵さま>
komuroさま>
こちらこそよろしくです。長文すみません。私は就職して漫画を読まなくなってから、完全にライトノベルに乗り換えてしまった(通勤電車で読みやすいでしょ?)人なので、ついつい語ってしまうのでした。
SOKEさま>
上記のレスのご紹介ページ見てきました。
確かにこれって大森氏ならではの選択かもしれませんね。ハヤカワと創元とサンリオSF文庫で育った同世代だからわかります。同じ世代でもアニメや漫画に比重の高い人だともうちょっとチョイスが変わるかもしれません。
だからこそ、私的にはこれ、確かなガイドラインになるかな?と思います。大森氏は自分を育ててくれたハヤカワSFなどが判断基準になっているから、ライトノベルでもストーリーラインや舞台設定、物語世界の価値観がしっかりしているものをしっかり選んでいらっしゃると思う。結果として質の良いノベルスが集まっているような気がします。雰囲気だけで人気をとっている軽いノリのものが少ない。けっこう通好みのコレクションのような気がします。
>大森さんって佐川さんと兄弟なんですか?!
大森さんのご兄弟は初代編集長じゃなくて、2000年ごろのJUNE編集長です。
BL系の漫画家(名前失念。波津彬子をマッチョにしたような絵柄の人)さんと結婚した人。
漫画家さんの名前は石原理さんでした。
ああ、違ってましたか。ほんとに意外な組み合わせだったんで思わずあてずっぽう書いてすみません。JUNE編集長というと佐川さんと思ってしまうんですね。で、石原さんと結婚されてる方なんですか。波津さんをマッチョにって・・・・そ、それは少し違うかも・・・・石原さんの「あふれそうなプール」とか好きです。
横レス失礼します。
無畿庵さん、こんばんわ。
>今の読者は少女もの=BLみたいに考えている人もいるんではないかと思うんですが、以前は全くそうではありませんでした。
去年、拉致被害者の横田めぐみさんのドキュメンタリーが放映された時、横田さんが拉致される前に描いていた絵というのが映されて、それがもろに「オスカルさまの似顔絵」だったんです。まあ、もろ少女まんが風だったと。
そしたらその日、某巨大掲示板で、「めぐみさんは腐女子だった(゚д゚;)」みたいな書き込みがあって、そうか、今はそういう見方をするのね〜と思いましたです。(でもめぐみさん、13才であれってかなり上手。ほんとうに可哀想に…)
ベルばらファンが腐女子かどうかっていうのは、なかなか奥が深い問題かも。あれって一応男女の恋愛の王道だけれど、オスカルのキャラって過渡期だよね。男装の麗人だし。そしてまた、今腐女子やってる人の上限あたりにベルばら好きだった人がいるだろうし。漫画がそういう傾向になった時期とか作品は、なんとなくわかるけれど、小説がどんなふうにそっちへ枝分かれしていったのかは、私は全然わからないなあ。(ヘッセとかートーマスマンとか足穂とか基本図書は別として)
めぐみさんの歌う『流浪の民』も上手だったかも。無事に帰ってこられるといいですよね。
Yusaさん こんばんはー
>ベルばらファンが腐女子かどうか
前に雑誌で見たのですが、よしながふみが「私のBLの原点はべるばら」という意味のことを言っていました。
軍服姿のオスカルとアンドレのツーショットは、ビジュアル的には男二人のラブシーンとしか見えなかったんですと。
そう言われればそんな気もしてきます。
そうでしたね。よしながさんは大昔にベルばらの同人誌を出されていました。腐女子の系譜だなあ・・・でもオスカルの前段階って、桜京ですよね。桜京って、いやになるほど女の人で、それがオスカル様になるには、木原敏江さんとかいろんな人の影響があったんでしょうね。(昔話モード)
『桜京』は、その前身ともいうべき作品が貸本作家時代に発表されています。
読んだわけではないので、どの程度内容が共通しているのかわかりませんが、「生みの母・育ての母」「出生の秘密」「継母」というモチーフは、貸本まんがの王道ですから、けっこう似ていたのじゃないかと思います。
たぶん、その時は京というキャラクターは男装をしている風変わりな女の子というだけだったのではないかと想像します。
あるいは、戦前の少女小説から連綿と続くエスと呼ばれる少女どうしの擬似恋愛におけるタチ役としての、ボーイッシュなキャラかもしれません。
これも『ふたりぼっち』『ゆれる早春』と池田さんお得意(?)分野ですし。
男装=封建的な男尊女卑社会における女性の自立を示す記号、という考え方は、「べるばら」に至ってはじめて作中で明確に表現されるようになったように思います。
(もう完全に話題がそれていますね)
いや、いいんですよ。話がそれても(笑)。貸本屋時代の桜京って、NHKの夜話に画像が出てたんでしたっけ?考えてみると池田さんって、いろんなものをつなぐキーパーソンかもしれませんね。だって『祖国に愛を』とかは水野英子さんの系譜のような気もするし。『マリみて』を数作読んでこれって、『ふたりぽっち』とか『おにいさまへ』じゃん、と思いました。(シリーズ全部読むとまた違うかもしれませんが)『ゆれる早春』もなつかしい・・・『ごめんなさい』とか『生きててよかった』とか『白いエグモント』とかとか。あの頃の作品は印象深く残っています。
>男装=封建的な男尊女卑社会における女性の自立を示す記号、という考え方は、「べるばら」に至ってはじめて作中で明確に表現されるようになったように思います。
周辺では、24年組がいろんな作品を発表していたわけですが・・・彼女達が少年愛へ向かったのに対して、池田さんが男装の麗人を描いていたのが、今にして思えば対照的ですよね。ほかに男装の主人公って何かありましたっけ?ガラスの仮面の劇中の主人公くらいしか思いつかない。
男装の主人公といえば、元祖少女マンガの『リボンの騎士』ですよね。
でも、これは理由があって、やむを得ず男のふりをしているのであり、周囲も秘密を知る者以外は、男だと思っている。
昔の男装の麗人は、大抵このパターンだったように思います。
オスカルの場合は、周囲の人がみんな女性だと知っていて、なおかつ男装で男性の役職についているのが珍しいな、と当時、思いました。
ベルばらのあとの、サンジュストさまも薫の君も、ユリウスも、誰もオスカルではなかったですね。私たちはしばらくオスカルの面影を後続の作品にも探したと思うんですけれど、どうも違う。あの作品だけ違う。リアルタイムで読めたのは幸せだと思います。