昨年11月に出たばかりの書き下ろし作品。しかしこの発行ペースはすごいな。昨年だけで8冊文庫が出ていて、隔月で連載していて、コミケに同人誌が出ているという・・・商業出版の本は同人誌の改稿が多いのかな?
さて、この作品は私的にはボーダーラインすれすれ。神園機長はオーケーだが、マーク・スペンサーは×。だから久遠寺昴も×。人によっては神園も、皇も×だろうな。そういう人は谷崎作品は読めない。作者自身のボーダーはどこにあるのかしら。そのへんはまだ読みきれない。商業誌に載せるにあたり、かなり一般寄りになってる感じがするけれど・・・
そのへんは気になるんだけれど、話は面白い。やっぱり脇の人たちが楽しくて、どーしよーもないキャプテン神園と、望まないのに変なやつにもててしまうCA美雁(みかり)のやりとりが面白い。このままでは『君が好きなのさ』全12巻と同人誌に手を出してしまいそうかも。