練習 2009/8/15

@さがみはらグリーンプール

fr 800x1
fr 200x3 3'15"
fr 50x8 50" H/E
down 200

total 2000

昨日の練習結果。書いてなかったので忘れないうちに記録。

最近どうも左呼吸でバランスがうまくとれていないことが判明し、800 ではひたすら左呼吸 (1/4ブレス) で頑張ってみた。いつも 1/3 で泳いでるので、1/4 にしたことでちょっと体への負担も増した模様。。。とはいえ、まだまだ矯正できたとは思えないので、今後も継続していきたい。

H/E もおかげさまでだいぶ力の入れ方が分かるようになってきた。やはりダッシュ的な要素も織り込まないとよくないなと実感。だらだら泳いでいるだけだと、特に短距離の瞬発力は落ちてしまうからなぁ。

夏野剛: グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業



NTTドコモでiモードの立ち上げに携わって一躍有名となった夏野さんが、Webビジネスの成功要因・失敗要因について書いた本。

タイトルはかなりあおり気味だけど、中身はきわめて真っ当。「よく分からないけどネットを使うと儲かりそうだからなんかやってみたら」的な感覚でネットビジネスを始めた企業は多いものの、そうした企業のほとんどが今では淘汰されているが、そうした企業の最大の敗因は、ビジネスとしてのビジョンがないことだというのは確かにそうかも。まずリアル社会のビジネスモデルとしてうまくいくかという視点が欠けていると、単にネット上で新しい技術を使ってみたと言うだけでは顧客を魅了することは出来ない。まず企業として基幹となるビジネスがあり、その上でネットを使うことでいままで出来なかったことが実現でき、その結果売り上げの増加が貢献できるといったロジックで物事を考えなければならないというのは当たり前で、今更説くまでもない。にもかかわらず、相変わらずバズワードに惑わされて、身の丈以上のことをやろうとするから失敗するんだ、ということらしい。

また氏は日本にはネットのポテンシャルがあるにもかかわらず、リーダーがいけてないから爆発していかないんだという主張もされている。今の日本企業のトップはだいたい50代で、ネットに関する知識もなければ、ネットビジネスで必要な多様性を受け入れる考え方もない。こうした旧態依然としたリーダーは退陣すべきで、もと若い世代が日本を引っ張っていかなければならないという主張には氏の強い思いを感じる。

クラウドを単なるバズワードであるとばっさり切っているあたりはちょっと微妙な気もするが、全体を通して夏野氏の経験から得られた提言は説得力があるように思う。(少なくともネットビジネスのユーザ側の視点から見れば。)

練習 2009/8/12

@セントラル

fr 500x1
fr 200x3 3'00"
fr 50x4 50" hard
down 100

total 1400

先週、先々週と平日は忙しく、しかも週末も暇がなくて泳げず、12日ぶりの練習。アップの時点では、一緒のコースで平泳ぎしてるおっちゃんとの差がなかなか開かなかったのでやばいかと思ったが、メインセットはまあまあいいペースで泳げたので一安心。

しかし今日はお盆だというのに意外にもプールが混んでいた。まあ、この時期はどこに出掛けても高いし混んでるから、都内でのんびりしてる人も多いのかも。そういう自分も社会人になってからお盆に休みをとったことないしなぁ、、、。


瀬尾まいこ: 見えない誰かと



瀬尾まいこのエッセイ集。

瀬尾さんの本は結構読んでいるが、エッセイというのはこれが初めて。瀬尾さんは中学校の先生をしながら小説を書いているらしいが、そうした日常の中で感じたことなんかをざっくばらんに書き綴っている。

文体が相変わらずの瀬尾さんスタイルなので、とても読みやすいし、何でもないようなことをちょっと面白く表現できるのはさすが。

エッセイなので仕方ないけど、ちょっととりとめない感じがするのが残念。でも瀬尾さんの人となりとか、瀬尾さんという人を構成する要素なんかがちょっと分かった気がして、今まで以上に親近感を持つことが出来てよかった。

伊藤真: なりたくない人のための裁判員入門



タイトル通り、裁判員制度に必ずしも賛成でない立場を取る筆者が、裁判に対する歴史や考え方の変遷をふまえて、なぜ裁判員制度が導入されるに至ったかという点や、筆者が裁判員制度に賛成しない理由についてを記した本。

裁判員制度の是否について考えるには、そもそも裁判とは何で、どうして裁判制度が必要なのかをきちんと理解する必要がある。現代日本の刑事事件の裁判という制度が犯罪の抑止効果や犯罪者の更正を目的として実施されているというのは、漠然とは分かっていたものの、きちんと整理して解説してくれていてとてもためになった。刑事裁判は、被害者やその遺族の怨念を晴らすためにあるわけではないという点は、ともすると「被害者感情」の議論に終始しがちな最近のマスコミの報道姿勢ばかりを見ていると見失いがちで、誤解のないように常に気をつける必要があると感じた。

以前のエントリーでも書いたように、日本人の裁判に対する関心や参加意識を向上するためにまず制度から変えていこうというやり方が本末転倒であるというのは、筆者とも相通じるところがあったし、裁判員制度について自分が疑問に感じていることに答えてくれていて非常にためになった。

総じて筋は通っていたように思うが、いまの裁判員制度に反対するあまり、最後の方では言いがかりっぽく聞こえる主張を多くされていたのは残念 (「推定無罪」の話をしておきながら自身が完璧な論証を出来ていないのを見るのは何とも歯がゆい)。

法学部とかで裁判制度とか法律について勉強した人から見れば初歩過ぎて面白くないとは思うが、自分のようなど素人には大変良い本だと思う。裁判員制度についてちょっと考えてみたいという人にはお勧め。

calendar
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< March 2010 >>
表示しているエントリー
コメントリスト