
池袋ウエストゲートパークもこれで7作目。
相変わらず池袋で若者が起こす数々の問題を主人公のマコトが解決していくといったもの。扱っている内容も時事ネタが豊富に取り入れられているし、リアリティもあって面白い。このシリーズだけはずっと読み続けているんだけど、7作目もなかなかよかった。
ちなみにこのシリーズはほぼ1年に1作のペースで出ていて、春、夏、秋、冬と1冊の中で1年が回っていくので、都合7年分話が進んでいる訳なんだけど、まあそこはサザエさんと一緒で基本的にあまり年をとらないようにできている。とはいえそれでもマコトは20代半ばにさしかかろうとする年代になってきており、そろそろ現場との乖離が大きくなっちゃっているんじゃないだろうかと心配している。ハードカバーではもうすでに9作目も出ているが、はたしてどういう方向に進んでいくのか、推移を見守りたいと思う。。。