
普段あまり気にすることのない労働基準法だが、やはり社会人たるもの自分の身を守る意味でも知っておいて損はないし、興味もあったので読んでみた。
会社の就業規則は必ず労働基準法を満たすように作られなければならないわけで、その意味で就業規則を理解していれば会社で生きていくための必要最低限の知識は得られる。しかし、もととなっている原理原則とか、その制度が導入されている背景とかはやはりちゃんと勉強しないと分からないので、非常に参考になった。
特に、自分はフレックスタイムなのであまり気にしていなかったけど、法律的に残業時間というものがどう定義されているのかとか、内定や試用期間の法的な扱いなんかは、漠然としかり介していなかったので勉強になった。
自分の会社の就業規則とか労働協約とかと対比させて読むと面白いかも。