
ということで、新年1発目から早速実用書を読んだ。
「ラテラル・シンキング」は「ロジカル・シンキング」と対比して使われる考え方。ロジカル・シンキングが正しいと思われる事象を1つ1つ積み上げていって結論を出すのに対し、ラテラル・シンキングは前提条件を疑ってみたり物事を別の観点で見てみたりすることで、新しい道を切り開くために使われる考え方らしい。ロジカル・シンキングが縦方向への展開であるのに対し、この方法では横方向への展開が可能なため、水平思考とも呼ばれるらしい。
ロジカル・シンキングは思考の基本中の基本ではあるが、閉塞した状況に陥ったときにラテラル・シンキングを取り入れると打開策につながることが多いというのは自分の経験からも感じていること。この本で触れられている例には自分でも既に実践できていることもいくつかあるが、たとえば発想の転換に MTBI のようなものを使ったことは今までないので、こうした考え方は非常に勉強になった。
マーケティング的なネタがちょっと強すぎる感はあるけど、自分の仕事にも十分応用できそう。