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オリンピック

北京オリンピックもはや半分終了。水泳は既に終わってしまい、個人的な興味はちょっと下がってきているけど、それでもその競泳競技ではなかなか熱い戦いを見せてもらえて、とても面白かった。

何と言っても北島の2冠は本当に感動的だった。4年間の間には全く勝てない時期もあったし、世界記録も塗り替えられたりした時期があったけど、結局オリンピックに照準を合わせて2冠 & 世界記録を打ち立てるんだからさすがとしかいいようがない。

松田の銅メダル、中村礼子の銅メダルも同じように感動的だったけど、やっぱり最後の 400MR での銅メダルは有終の美ということもありほんとうにうれしかった。北島は世界でも図抜けた力を持っているけど、それ以外のメンバーは正直一枚劣る選手ばかり。それでもフェルプスをはじめとする名だたるメンバーに各選手が食らいついていって3位を死守したのは本当にすごいと思う。中でも個人種目では予選落ちしてしまった佐藤久佳が世界を相手に粘りに粘った姿は印象的だったし、その後のインタビューでも言葉に詰まるシーンがあったりしてとても心を打たれた。こうして最後を締めくくる種目でいいレースが見られたし、日本競泳陣の結果は大成功のうちに終わったと言えるのではないだろうか。

しかしフェルプスはすごいねー。何と言っても 100Fly。何度 VTR を見ても負けているように見えるが、ゴールタッチで 0'01" 逆転するといううまさ。その辺の細かい部分でも取りこぼさないというのは、やっぱり勝ち方をよく知っている選手ならではなんだろうな。出た種目すべてで金メダル、しかも8つ中7つで世界新というのは、北島以上に驚異の存在。今までこれほどに強い選手がいただろうか。ここしばらくはフェルプスの天下が続きそうだな。

日本も4年後にはもっともっと多くのメダルが取れるように頑張って欲しいな。できれば、フェルプスを脅かすような存在が日本から出てくるとうれしいが、、、。

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