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徳渕真利子「新幹線ガール」



前からちょっと読んでみたいと思っていた本。

作者は新幹線で車内販売の売り子をしている弱冠23歳の女性。アルバイトから社員になったばかりでいきなりトップセールスになった彼女が、車内販売の仕事の様子や、仕事上の心得、それに自分がトップセールスになれた要因を自己分析した内容等が書かれている。

今は車内販売も、売り子というより「パーサー」という位置づけになっているようで、単にものを売るだけでなくて、乗客のおもてなしが出来る、より sophisticated な存在を目指しているらしい。実際、5人1組で行うパーサーの中には、必ず1人車掌の資格を持っている人が入っていて、検札業務をやったり、お客様の案内なんかもしているらしい。

確かに最近の売り子はだいぶ上品だなぁとは思っていたので、その背景なんかも知れてよかった。

ただ、「どうしたらトップセールスになれたのか」「自分と人はどう違ったのか」的な内容だろうという先入観を持ってしまっていただけに、自分の期待値とちょっと違っていたのが残念。

しかし、この子は若いのに仕事に対する考え方や取り組み方がしっかりしているよなー、と感心。好きなことをやる+向上心を持って取り組む、という2点がトップセールスになった秘訣なんだろうな。

自分も仕事頑張らないと。。。

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