
ものすごい大富豪の息子で刑事の主人公 (神戸大助) が、有り余るお金を湯水のように使いながら難事件を解決していくという推理もの。
通常推理小説ではあり得ないような展開がバシバシ起こるし、登場人物の非常にコミカル。推理小説でありながらコメディーでもあるし、また逆にコメディーでありながら推理小説としても読み応えはある。
とにかく下らない。特に主人公の父で一代で財をなした喜久右衛門の言動が下らない。普通の推理小説ではかなりシリアスになるところでも思わず笑ってしまう。筒井康隆がこんな下らない本を書いてるとは知らなかったなぁ。
10点満点で言うと7.5点くらい。
しかし、何でテレ朝はこの小説をいまさらドラマにしようと思ったのか。そして何故あえて主人公を女性 (しかもフカキョン) に変えたのか。よく分からないなぁ、、、。ってドラマを見ないで言うのも何だけど。。。