
初めて恩田陸の本を読んでみた。
舞台はイギリス。愛する2人が時空を超えて運命の出会いと別れを繰り返すというストーリー。恋愛小説という枠を超えて、ファンタジーあり、ミステリーあり、そして時代小説の様相も呈しているという、一味変わった作品。
かなり話が複雑ではあるが、エリザベスからエドワード、エドワードからエリザベスと時代を越えて受け継がれていく1枚のハンカチを通して考えてみると、かなりロマンチックなストーリーに思えてくる。
なかなか面白かった。ただ、270ページくらいまでは文句なしに面白かったのだが、クライマックスがちょっとなぁ、という感じもしないでもない。
10点満点で7点くらいかな。
# この話、イギリス王室に怒られたりしないのだろうか。。。