
最近話題のこの本。小金井市の東京農工大学工学部の生協に勤める白石さんが、「ひとことカード」で寄せられた組合員からの質問に、親身に、そして非常にセンスのよいユーモアを織りまぜて回答する様子がネットで話題となって刊行にこぎつけたという代物。
で、ざっと読んでみましたが、やっぱり白石さん、なかなかいいセンスを持っている。
こういう制度はおそらく全国津々浦々の大学生協で実施されているはずだし、決して珍しいものでもないのにこうして白石さんが有名になった背景には、白石さんの人柄があることは勿論ながら、農工大の雰囲気や、blog というツールがメジャーになったと言う時代背景も大きく寄与していると白石さんも書いているが、まさにそのとおりだろうと思う。
仕事をする上でこういう心の余裕はやっぱり必要だな、というのが自分の感想。