マンマ・ミーア

先週の土曜日、映画「マンマ・ミーア」を見に行ってきた。

もともと ABBA の代表曲を集めて作られたミュージカルがあって、それを映画化したというこの作品。正直「ミュージカルの映画化ってどうなんだろう」と言う思いもあったが、これが想像以上に良かった。

とにかく ABBA の曲がこれでもかというくらいたくさん出てくる。ABBA が流行ったのは70年代だし、自分の世代はリアルタイムでは知らないので、知っている曲と言えば Dancing Queen ぐらいだったんだけど、「これも ABBA だったんだ!」というように聞いたことある曲が非常に多かった。どの曲もメロディは印象的だし、途中途中のアレンジもすごいよなぁと思う。そもそも Dancing Queen だって、イントロでピアノが入るあたりでもう knock out ってかんじだもんなぁ。

で、見終わってから ABBA のベストアルバムを聴いているんだけど、これもなかなかに素晴らしい。映画での印象も重なって、非常に楽しく聴くことが出来る。また、映画だと日本語字幕が出てくれるので、英語の歌詞の意味合いなんかをあわせて理解することで、ヒアリング練習のいい材料にもなるんじゃないかなぁと思ったりした。

音楽が好きな人、特に ABBA が好きな人にはお勧め。

やくみつる

同じことを言っているのに、相手が横峯良郎だと目の敵のように叩きにかかるくせに、アントニオ猪木だと萎縮して何も言えないのはどうなんだろう。

朝青龍問題にしろ亀田問題にしろ、世論に乗っかって言いたい放題な印象は今までも強かったけど、これだけ長いものに巻かれる人にとやかく言われたくないと思うのは自分だけだろうか。

人を批判するならまず自分がしっかりして欲しい。

いまのダメなメディアを象徴しているダメ芸能人って感じ。

# 久々にテレビ見て出演者に憤りを覚えた。。。

逆に石田純一みたいな軽ーい人間の方がまだ好感持てるなぁ。

最近気になっているCM

(1) Produce / マンダム

女性向けの白髪染め。

茶髪のきれいな女性のアップから入り、車の脇を通り過ぎていく。その車の窓がすーっと開いて中から出てくる郷ひろみが「あ〜、あなたの髪は〜」と歌い出すCM。

これ、初めて見たとき、ひっくり返るかと思うほどびっくりした。

だって、郷ひろみが、松田聖子の「青い珊瑚礁」を歌うなんて。

これも時の流れという者なのだろうか。それともこのCMのディレクターが若くて当時のことを知らず、たまたま奇跡的にこの組み合わせを作ってしまったのか、、、。

(2) FMV / 富士通

お店で地デジが見れるパソコンを選ぼうとしているキムタクに寄ってくる男 (堤真一)。親切に説明するがことごとくキムタクに交わされショックを受ける男。が、実は店員さんじゃなかったという事実に今度はキムタクがショックを受けるというもの。

銅鑼にあわせてしょうもないリアクションをする堤真一がとてもいい味なんだけど、欲を言えばもうちょっと銅鑼の鳴っている時間が長い方がいいかな。

で、本題はそこではなくて、キムタクの方。

あのパーマ、はっきりいって全然似合ってない。横顔は本当にキムタクかと思うほどいけてない。はっきり言ってびっくり。しかも演技も全くダメ。「これ下さい」の指し方も中途半端だし、最後の落ちも妙に早く戻っちゃってるから完全に落ちきってないし、、、。

どうしちゃったんだろうか。。。

最近見た映画・3作

興味があまりなかったこともあり、これまで映画を頻繁に見たりすることはなかったのだが、最近立て続けに何作品か見る機会があったので、まとめてレビューを。


1. 日本沈没

小松左京の同名の小説の映画化であるが、過去に映画化されたもののを現代版にリメイクしたという位置づけもある。現在スピリッツでもマンガ連載中なので、これとの関連にも興味があった。

内容は、地殻変動により日本列島が沈没していく中で、それぞれが沈みゆく日本のために出来ることに対し一生懸命向かっていく姿を描いたストーリー。

感想はというと、個人的にはあまり感動しなかったかなぁ。短い時間でいろいろなことが起こりすぎて、頭の中で整理しきれなかった感じ。映画なのに、シーンとシーンの間に起こったことを字幕で説明しないとストーリーが成り立たなくなってしまうというのはいかがなものだろうか。

マンガとの比較という意味では、正直、かなり味付けが違うという印象。マンガでの玲子や小野寺は「超人」として描かれているが、その印象を持ってこの映画を見るとちょっと拍子抜けする感じ。ただ映画版は普通の人がこういう状況に置かれたらどうするかという視点で描いているわけで、これはこれで悪くはないかな。とはいえ個人的にはマンガの方が好きだなぁ。まだ連載は序盤という感じだけど。

余談だが「日本以外全部沈没」というのもあるらしい。某マイミクさん@大道芸人に教えてもらいました。タイトルからも容易に想像できるように、完全に日本沈没のパロディなのだけど、原作は筒井康隆らしい。これを書いた筒井も筒井だが、それを許した小松左京もまたすごいよなぁ、、、。


2. UDON

故郷を飛び出しNYへ武者修行へ行ったものの、夢破れて故郷の香川に戻った青年が、一大うどんブームの火付け役となって活躍するというストーリー。

基本的にはコメディ・タッチで描かれているのだが、涙あり、感動ありの展開で、とても面白かった。

ネタバレになるのであまり詳しく書かないけど、ただ「ブームに乗って成功した、よかったよかった」という話で済ませていないというのが素晴らしいし、その後もう一山来るのも感動的だった。

そして、見ると途中でほんとにうどんを食べに香川に行きたくなる。前から讃岐うどんが好きだったということもあるけど、この映画を見てから2度ほどはなまるうどんに行ってしまいました。。。

あと、ところどころでちょい役で出てくる豪華エキストラ陣もなかなかいい味出しているのと、トータスが「バンザイ」を歌うシーンが印象的だった。

手放しで絶賛できる作品かも。


3. パイレーツ・オブ・カリビアン / デットマンズ・チェスト

パイレーツ・オブ・カリビアンの続編。

前作で自分の船を取り戻したジョニー・デップ扮するジャック・スパロウが、またしても幽霊船と戦うというストーリー。

相変わらずのわかりやすいストーリーでそれなりに楽しめたが、てっきり完結すると思っていたので、「次作に続く」みたいな終わり方をされてちょっとがっかり。

この作品を見るに当たり、前作のDVDを見ておいたのだが、これは正解だったかも。前作を知らなくても分からないことはないと思うが、背景を知らないとあまり楽しめないかも。

次作は来年5月公開らしいが、早く結末が知りたいなぁ、、、。

M:i:III

劇場で見てきた。

派手なガンアクションと爆破、そしてあり得ない展開。非常にすっきりとしたアクションものといった印象。

ただ、あまりにも内容がなさ過ぎるよなぁ、、、。結局何がしたかったのか、何が言いたかったのか、最終的に心に残るものがほとんどなかった。

あんまり書いてしまうとネタバレになってしまので細かくは書きたくないが、大事なところがひどくあっさりしているという印象。結局何を追っているのかも全然分からなかったし、人間関係 (特に IMF 内のごたごた) ももうちょっと力を入れて欲しかった。それと、本作品の主題とは関係ないけど、主義主張的なものの描写が中途半端で若干フラストレーションが溜まった感じ。中東的武装勢力へのアンチテーゼとアメリカ的ナショナリズムに対するアンチテーゼの両方がごく短く出てくるのだが、あまりに短い上に、agree or disagree という話が全く出てこないので「で、結局何なの?」という感じだったし。

と、ここまで散々落としてきたけど、エンターテインメントとしてはまあそんなに悪くないんじゃないかなという感じ。特に最初の3分の緊迫感はとてもよかったし、アクションシーンも好きな人だったら十分楽しめると思う出来かと。

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