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クボヅカくん

何か悲しい事件だよなあ。まあまだ真相は分からないけど、1秒強の落下で9mも流れるなんて、普通の転落じゃあり得ないもんなあ (初速9m/s〜30km/hってかなり速いよね)。

しかしこの事件がなぜ「衝撃」でなく「悲しい」のかというと、いずれこうなるんじゃないのか、と内心ちょっと思ってたところがあるからにほかならない。自分が窪塚洋介を初めて見たときの感想は「精神状態普通じゃないな」って思ったから。まあ人間誰しもどこかで自分を作らなきゃ生きていけないだろうし、まして芸能人ならある程度「作りもの」のイメージを売って行くのが商売ではあるんだけど、それを考慮しても相当の作り加減だなあ、とその時は思ったものだ。そして、彼の場合はその「作りもののイメージ」に自分自身を無理矢理シフトさせていってたように思う。ま、俺は彼のプライベートなんて当然何も知らないけど、少なくとも TV で見る限りはかなり無理していたようには思うしね。

そうでなくとも昨今の芸能界は「面白けりゃいいじゃん」という傾向が強すぎる。核に何もない、表面だけの、悪い言い方すると「ガキっぽい」面白さにばかり注目がいっているような気がする。その場しのぎだ。まあ、政治家からしてそうなんだから仕方ないけどね。こんな環境で育っていく若い世代ってのは果してどうなるんだろうか、、、。一抹の不安を覚える。。。

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