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宮部みゆき: 地下街の雨



久しぶりに宮部みゆきを読んだ。

この作品は、10年ほど前に出された短編集。ちょうど理由を書く前ぐらいの作品になるのかな? 7編の作品が収録されていて、扱っている題材も話の展開もそれぞればらばらなんだけど、どれもちょっとずつ宮部らしいさが出ているし、多様な宮部作品の "幅" がぎゅっと小さく凝縮された作品でもあると言えるだろう。ミステリーもファンタジーも、はたまたささやかな日常を描いたような作品も、何でもこなしてしまう宮部のすごさを改めて再認識した。

軽い感じなので、疲れているときでも割と楽しく読めるのではないだろうか。

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