20歳になったときも「あーこんなもんか」という感じだったけど、30歳はもっと淡泊な感じ。20歳の時の経験から、「30」という数字に対してはきっと何の感情もわかないんだろうなぁ、とは思っていたが、予想以上になーんも思わなすぎるというのも、人間として(?)どうなんだか、、、。
ま、ただ、区切りの数字ということで、自分の今までの人生とこれからを見つめ直すいい機会なのかな、とは思う。
論語に
子曰、
「吾十有五而志于学、
三十而立。
四十而不惑、
五十而知天命。
六十而耳順、
七十而従心所欲不踰矩。」
という下りがあるのは有名なところ。孔子は15歳で学問に目覚め、30歳で独立したということらしいのだが、要は30歳で基礎固めは終わったということなんだろう。
翻って自分について考えてみると、30歳にもなって自分のやりたいこともまだまだよく分からないし、「40歳になったらこうなっていたい」という漠然とした姿は頭の中にあるものの、現在の自分はその姿とは全くかけ離れているし、そこに行くための過程を具体的に想像することができない。何とも情けない話。
ま、とはいえ、人より歩みは遅くとも、少しずつでも自分の目指す方向へ進むことができるよう、この10年は精進しないといけないな。