
最近「Aha!」で何かと有名な茂木先生が、ひらめきを得るときの脳の動きについてわかりやすくまとめた本。
「ひらめき」というのは何も仰々しいことではなくて、日常のほんの些細なことでも新しい発見をした時にもひらめきは起きていて、それを「Aha!体験」と呼ぶらしい。この際に脳内で出されるドーパミンが、ひらめきの起こった瞬間のうれしさみたいなものを作り出しているらしい。
ただ、ひらめきというのは、日頃からいろいろなものを頭にためておくことで、ある瞬間にそれまでまったくリンクがなかったもの同士の関連に気づくというものらしい。ただ待っていても出てくるものではないということ。
「へー」とは思ったが、最後の方は同じ話の繰り返しになってしまい、ややだるかったのが残念。