人身事故で運転見合わせ

いやー、今日はなかなかひどい目にあった。

南武線で溝ノ口に行ったら、田園都市線が二子新地で人身事故のため運転見合わせ。経験則ではこの手の事故ではだいたい1時間ぐらいすれば復旧すると踏んでいたので、駅で気長に待っていたのだけど、待てども待てども電車が動かない。。。電車が止まったのが8:47で、動き出したのが最終的に10:40とのことなので、約2時間も止まっていた計算に。おそらく現場では懸命に救護・復旧作業が行われていただろうと思うし、東急を責める気も全くないが、とにかく不運だった。

で、改めて考えてみると、引っ越してからと言うもの、まともに迂回経路について考えたことがないと言うことに気づいた。とりあえず自宅から会社の間だけでも、電車が止まったときの対策を考えてみたい。

(1) 南武線が止まった場合

うちの最寄り駅は南武線の武蔵新城。ここは南武線しかないので、南武線が止まったら当然電車は使えない。で、その他の手段と言うことになると、

タクシー:
もっとも便利だし、溝の口までは1,000円ぐらいで行くのでお手軽だが、長蛇の列が予想されるので論外。

徒歩:
Google先生によれば、武蔵新城駅から武蔵溝ノ口駅まで線路沿いに歩くと2.4km、約29分とのこと。また、自宅からだと高津駅 (最寄りの田園都市線の駅) までは2.2km / 26分。これはこれで選択肢としてはあり。

バス:
武蔵新城駅前からだと、田園都市線方面へは宮前平行きか鷺沼行き。が、どちらも非常に本数が少ない (宮前平行きは1時間1本、鷺沼行きは朝夕に数本のみ) 上に所要時間もかなりかかることが予想されるので、現実的ではない。
一方、うちの近所からだと、府中街道沿いの西下橋に高津経由溝の口行きのバス停があり、Google 先生によれば自宅から800m、徒歩9分とのことなのだが、やはり1時間に1〜2本しかないので、時間が合わないと悲惨なことに。おまけにこのバスは小杉発なので、南武線が止まっている場合には激混みの可能性がある。

ということで結論: 武蔵新城の駅にいる場合は武蔵溝ノ口まで歩く。また自宅にいる場合は高津駅まで歩く。

(2) 田園都市線が止まっている場合

今回のように、溝の口まで出れても田園都市線が止まっているとどうしようもない。特に用賀は田園都市線しか使えないだけに、電車以外の別の手段で用賀にたどり着く必要がある。

まずそもそも溝の口から用賀まで歩いたらどうなるかと調べてみると、Google 先生によれば 4.1km / 52分。これがものさしとなる。

大井町線が動いていれば、武蔵溝ノ口→武蔵小杉→自由が丘→二子玉川→徒歩で用賀、というルートがあるが、これだと二子玉川までだいたい電車で30分、さらにそこから徒歩で1.9km / 25分。トータルで55分かかることになる。

他の電車の駅から用賀へ徒歩で向かうことは困難なので、あとはバスを使うしかない。用賀駅を発着するバスとしては、

- 小田急線の成城学園前
- 東横線の田園調布から
- 大井町線の等々力から

とおおよそ3パターンある (祖師ヶ谷大蔵や恵比寿から来るのもあるけど、明らかに遠回りなので選択肢から除外)。それぞれ比較検討してみると、

駅までの所要時間バスの運転間隔バスの所要時間
成城学園前20分15分22分
田園調布20分25分24分
等々力25分20分17分

という感じ。(ここではバスの平均時速を15kmとしている。)

バスの待ち時間が一様分布だとすると、平均待ち時間は純粋に平均到着間隔の半分だと考えればよいので、これらの時間を合計してあげると、

成城学園前経由 = 50分
田園調布経由 = 56分
等々力経由 = 52分

と、結果的に成城学園前経由が一番早くなる。

ということで、結論としては、どうやらバスで成城学園前を回ってくるのが一番早そう。

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とはいえ、やはり一番早いのは、自宅からチャリで行くことかな。。。徒歩ルートで検索しても4.8kmだから、時速15km平均としてだいたい20分ぐらいかな。自転車欲しいなぁ、、、。

武蔵新城

実は昨年の12月から武蔵新城に住んでます。

まだまだ土地勘もあまりないので何がどこにあるのか全部把握し切れていないのがなんとももどかしいところだけど、道も覚えてきてるし、徐々に慣れてきているという感じ。

で、1ヶ月半ほど住んでみて感じた武蔵新城のいいところと悪いところを記してみたいと思う。

<いいところ>

1. 電車が頻繁に来る

武蔵新城には路線が1本しか通っていないので必然的に南武線を使うことになるのだが、このあたりの南武線は本当に本数が多い。府中の方だと、朝のラッシュ時でも10分に1本のペースでしかやってこないが、ここでは8時台だと3〜4分に1本のペースで来る。南武線というのは、一部の列車をのぞいて上り方面はほぼすべて終点の川崎まで行く電車であるのに対し、下り方面は武蔵中原、武蔵溝ノ口、登戸、稲城長沼など途中駅で止まってしまう電車がかなりの本数紛れているため。府中だと数少ない立川行き (もしくは立川始発) を待たなければならなかったのが、武蔵新城では途中駅までのでも全く問題ないというのがいい。

2. 意外と都心に出やすい

さすがに一本で都心に出れるというわけではないが、溝の口や武蔵小杉まで出れば渋谷までは割と近い。さらに3月に横須賀線の武蔵小杉駅が開業すれば、新橋、銀座、丸の内なんかはもちろんのこと、湘南新宿ラインで新宿や池袋までも簡単に出られるようになる。個人的に新宿は好きでよく行くのだけど、今後ますます便利になりそうな予感。

3. 商店街が充実している

これは引っ越すまで全く知らなかったのだけど、武蔵新城の商店街の充実度はかなりすごい。商店街も、行ったことあるものだけでも6種類ぐらい有るし、スーパーも西友、マルエツといった大手に混じって地域密着型の八百屋上がりのスーパも何軒か林立していて、かなりしのぎを削っている。食べるところも意外とお店は多く、気になっているけどまだ制覇していない店が実は結構ある。

4. 寒くない

これは府中と比べて、ということになるのだが。。。体感的に、ちょっと寒さが和らいで感じる。府中だと車の窓ガラスは冬はほぼ毎日凍っているけど、武蔵新城は凍らない日も多い。まあ微妙な差ではあるんだろうけど、この差は結構大きい。

<悪いところ>

1. 必ず乗り換えが発生する

いいところの 2. と若干矛盾するようだけど、どこに行くにもたいてい乗り換えが発生するというのは、若干ストレスかな。まあ、乗っている時間はそんなに長くないのでいいんだけど、電車の乗り継ぎが悪い時にはちょっとがっかりしてしまう。

2. 利用者が多いのにホームが狭い

特に朝はかなり駅が混む。にもかかわらずホーム自体もあまり広くないし、ホームへ上がる階段やエスカレーターが狭くてかなり混雑する。改札も、これだけ利用者がいるんだからもうちょっと広く取って欲しいところ。(まあ今更拡張することも出来ないと思うけど。)

3. 近くに大型電気店がない

近所の電気屋さんと言えばせいぜい溝の口のベスト電器 (ドンキの上)、ノジマ (丸井の9階)、あとは武蔵中原のヤマダ電機 (マルエツの上) ぐらいで、どれも規模的には大きくない。府中だとコジマもケーズもあって家電を買うのには困らなかったのだが、武蔵新城ではどこに行けばいいのか未だによく分からない。


とまあ、長所と短所を並べてみたが、短所はどちらかというとどうでもいい感じのものが多いし、いまのところは長所の方が目立っているので、全体的にはとても満足している。まだ医者とか美容院とかの開拓があまりちゃんと出来ていないが、特に医者はいざというときのためのかかりつけを作っておきたいので、いろいろと調べておかないとな。

新・タクシー備忘録

1/9 用賀から第三京浜経由で2,060円
1/14 同じく用賀から第三京浜経由で2,380円

引っ越したので、タクシー代もかなり変わってくる。ということで、自分のためのタクシー備忘録も新章へ突入 (?)。

年明けから2回ほど用賀からタクシーで帰ることがあった。が、同じルートを通ってるのにこれだけ値段が違うとはこれ如何に。ちょっと納得がいかないなぁ、、、。

何と、weathernews.jp によると、府中方面では明日の明け方は4月だというのに雪になるらしい。



寒いなぁとは思っていたが、まさか雪とは。かなりびっくり。

ネタでもエイプリルフールでも全然ないんですが。。。

MINANO

先週の木曜日、分倍河原に大型の商業施設「MINANO」がオープンした。

分倍河原は乗換駅だし近くに東芝やNECの工場もあるので乗降客もそれなりに多いが、いかんせん駅前はごちゃごちゃしているし、逆にロータリー側は閑散としているので、栄えているといったイメージは全くなかった。

が、そんな分倍の南側、かつて東芝の社宅があって、20年ぐらいずっと遺跡調査をしていた区域がようやく再開発され、それが何でも入っている複合商業施設になるというニュースを聞いたときには本当に驚いた。

で、今週の日曜に早速行ってみた。

まー、確かに何でもある。スーパーあり、ドラッグストアあり、安売り用品店あり、TSUTAYA、タリーズ、モス、ブックオフ、果てにはサイゼリヤや陳麻屋 (用賀にもあるよね) なんかまで入っていて、これが本当に分倍なのかと思うほど。

TSUTAYA、タリーズ、モスあたりは頻繁に利用することになるだろうし、こうした施設が出来てくれることは地元民にとっては本当にありがたい。

が、その一方で、この施設に行く末に関しては一抹の不安を感じざるを得ない。

はっきり言って街の規模に比べて施設の規模がでかすぎる。特に2階の飲食店は果たしてやっていけるのだろうかという気すらする。オープンして初めての休日の昼過ぎだというのにサイゼリヤは席が空いていたし、タリーズも席が埋まっているようには見えなかった。そもそも外食にしたってわざわざ分倍のサイゼリヤで済ませようという人が果たしてどれだけいることかと思うし、買い物にしても府中に行けばもっと選択肢が広がる中で敢えて分倍で済ませようという人はあまり多くないように思う。

もう1つ重要なのが立地。はっきり言って悪すぎる。周りに何もないところに箱だけ作ってしまったような印象。人が流れるのはあくまで商店街側。東芝の社員だって (TSOL の人以外は) わざわざ南側までこないだろうし、NEC に至っては南武線の西府駅が出来てしまった影響で分倍を利用するユーザは大幅に減るものと推測される。人の流れが全くないところにいきなりどーんと施設だけ立てたところで、中身がよっぽど魅力的でない限りはやっていくのは難しいだろう。

それと、この施設のマーケティング手法にも問題がある。オープンに先駆けていろんなところにポスターが掲示されていたが、これが全く持って意味不明。とりあえず適当にキャッチーな文章を並べて庶民の味方感をアピールしたいという意図が見え見え。かなり薄っぺらい。また、この施設の web サイトも全く持っていけてない。たいした情報も載っていないくせにめちゃめちゃ重い。これでは次にこのページを見ようという気が全くもってそがれてしまう。

作ったはいいもののすぐに寂れて閉店、なんて悲しい結末まで見えてきてしまうこの施設。もっといろんなやり方もあっただろうに、、、。

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