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Windowsメモ帳を使いこなそう メモ帳のメニュー(1)

ある日のメーモとみつりんの会話
メーモ :「なんか、梅雨の時期ってイヤだよね。」
みつりん:「ちょっとね。」
メーモ :「こんな時こそ、メモ帳を起動すればいいんだよね。」
みつりん:「ちょっと強引な展開だけど、それでいいかも。」
メーモ :「おかげさまで。」
みつりん:「ほいじゃ、メモ帳の使い方から行く?」
メーモ :「行くって、どこへ?」
みつりん:「真似すんなって。」
今日のテーマは「メモ帳・メニューを確認する」です。
一見、シンプルでたいしたメニュー項目がなさそうなメモ帳ですが、
どのようなメニューがあるのかを確認していきましょう。
なお、表示されるメニューと機能は Windowsのバージョンによってちょっと違いがあります。
Windows 95/98/MeとWindows NT/2000では少し異なりますので、
あらかじめご承知おきください。
では、メモ帳を起動させましょう。
今回はマウスを使わずにキーボードの操作のみでメモ帳を起動させます。
まず、Ctrl(コントロール)キーを押しながら Esc(エスケープ)キーをして、
スタートメニューを表示させましょう。


次に、キーボードの Rす キーを押して、ファイル名を指定して実行
ウィンドウを表示させ、入力欄に半角英数モードで notepad とタイプします。


Enterキーを押してください。メモ帳が起動します。



まずはメモ帳のタイトルバーを見ましょう。
タイトルバーとは画面の上に青地で「無題-メモ帳」などと表示されている部分です。
その下にあるのが メニューバーです。ここには ファイル(F) 編集(E) 書式(0) ヘルプ(H)
が表示されています。


では、今度はメニュー項目を表示させながら各項目を確認していきましょう。
今度もマウスを使わずにキーボードで項目を選択する練習をしてみます。
Alt(オルト)キーを押しながら、Fは のキーを一回だけ押してください。
マウスを使わなくても、ファイル(F)が選択され、メニューが下に(プルダウンメニュー)表示されました。


マウスを使っていないのに下にメニューが出てきましたがな!
「おお!」自分で言うのもなんですが、
 びっくりくりくり、くりっくり。ショートカットキーって、便利って感じ、です。(^_^;;
もう一度 Altキーを押してください。メニューが消えます。
では、個々にメニューを見ていきましょう。
シェフのおすすめは、焼き魚と貝のみそ汁付き定食と書いてあります。(そりゃ、メニュー違いや!)(^_^;
ファイル(F)
新規(N) Ctrl+N  *注1
開く(O) Ctrl+O  *注1
上書き保存(S) Ctrl+S  *注1
名前を付けて保存(A)
ページ設定(U)  *注4
印刷(P) Ctrl+P  *注1
メモ帳の終了(X)
これがファイルのメニューでしたね。
*注1 Windows 95/98/Meでは Ctrl+Nなどの説明が出ません。
*注4 Windows 95/98/Meの場合は、ページ設定(T) です。
Ctrl(コントロール)キーと一緒に、N,O,S,P のキーを押すとそれぞれの項目を、
メニューを表示させずに直接選択することができる、ショートカットキーを表しています。
たとえば、メモ帳が起動しているときには、マウスを使わないでも、Ctrlを押しながら Nみ キーを押せば
ファイル(F)メニューの新規(N)を選択したのと同じことになります。

メニューを選択するときはマウスでクリック派の人は、時には気分を変えてショートカットキーによる操作も覚えてみましょう。あまりに便利で、「びっくりくりくりくりっくり。」と叫びたくなるかもしれません。
では、メニューを個々に見ていきましょう。
[ファイル(F)]

新規(N)
 現在開いているテキストファイルを閉じて、新しくテキストファイルを新規編集するためのメニューです。
 編集中にこのメニューを選択すると、入力画面がクリアされ真っ白になります。

開く(O)
 別に保存されているテキストファイルを開いて表示させます。
 ファイル名選択のウィンドウが開きます。


上書き保存(S)
 現在編集中のファイルを上書き保存します。
 上書き保存とは、編集時の名前と同じ名前で保存することです。
 開く(O)の場合のように、ファイル名選択ウィンドウが開かずに、現在編集中のファイルに
 新しいファイルが更新されて保存されます。
名前を付けて保存(A)
 現在編集中のファイルを、別の名前をつけて保存します。
 ファイル名入力のウィンドウが開きます。

ページ設定(U) *注4
 印刷するときの用紙のサイズや向き、
 プリンターの設定、フッタやヘッダの設定を行います。
 *注4 Windows 95/98/Meの場合は、ページ設定(T) です。


印刷(P)
 編集中のテキストファイルをプリンターに印刷します。
 プリンターが複数登録されている場合は、「通常使うプリンター」
 として設定されているプリンターに印刷されます。
 *Windows NT/2000の場合は印刷に使用するプリンターの選択画面
 が現れます。


メモ帳の終了(X)
 メモ帳を終了します。メモ帳で編集中のテキストファイルが、
 変更されているのに保存されていない場合は、
 などと警告のメッセージが出ます。

では、ファイル(F)メニューを閉じましょう。Altキーを押してください。

今度は、Altキーを押しながら Eい キーを押します。
編集(E)メニューが現れました。
では、編集メニューを上から順に追っかけてみます。

[編集(E)]

元に戻す(U) Ctrl+Z
 メモ帳の一連の編集作業を一回だけ元に戻します。
 たとえば、文字を削除したり、貼り付けしたりして、一度行った作業を取りやめたいときに使う機能です。

切り取り(T) Ctrl+X
 選択した文字(列)を別の場所に移動するときなどに、いったん選択した内容を
 パソコンに一時的に覚えさせてから、選択した部分を消します。
 移動させたい場所にカーソルを移動させてから、貼り付け(P)を選択すると、
 さきほど消えた内容がそこに移動します。
 範囲を選択していない場合は、この項目を選ぶことができません。項目名がグレイアウトしています。

コピー(C) Ctrl+C
 選択した文字(列)をパソコンに一時的に覚えさせます。
 切り取り(T)との違いは、選択した文字(列)を消さずに元の場所に残しておく点です。
 範囲を選択していない場合、この項目はグレイアウトしています。

貼り付け(P) Ctrl+V
 切り取りやコピーでパソコンに一時的に覚えさせた内容をカーソルのある位置に展開します。
 あらかじめ切り取りやコピーされた内容が無い場合はこの項目は選べません。

削除(L) Del
 選択した文字(列)を削除します。
 切り取りと異なり、選択範囲はパソコンに記憶されません。
 「元に戻す(U)」を選択して、削除した内容を作業の一段階前までなら呼び戻すことができます。

検索(F) Ctrl+F *注2
 特定の文字(列)をテキストの中から探し出したいときに、使う機能です。これを選択すると、



 検索(文書中の中から特定の文字(列)を探し出すときに使います。

置換(R) Ctrl+H *注3
 テキスト内の特定の文字(列)を、別の文字(列)に一個ずつまたは、
 いっせいに 置き換えたいときに使います。
 置換(ちかん)と読みますが、わ、わたしは何も悪いことはしていません。。。(^_^;;;
 たとえば、こんな文章があったとしましょう。

 むかしむかし、とある村に好青年がひとりおりました。
 ある日、好青年は山へ洗濯に行き、川で芝刈りをしていた
 美少女と出会いました。美少女は好青年にひとめぼれして
 しまいましたとさ。

 この文章の「好青年」を「みつりん」に強引に(^_^;置き換えるときに
 この機能を使って置き換えてみましょう。


 検索する文字列と置換後の文字列に文字を入力し、置換して次に(R)ボタンを押すか、
 すべて置換(A)ボタンを押して置き換えます。
 こんなふうになれば、正解です。

 むかしむかし、とある村にみつりんがひとりおりました。
 ある日、みつりんは山へ洗濯に行き、川で芝刈りをしていた
 美少女と出会いました。美少女はみつりんにひとめぼれして
 しまいましたとさ。

 なんか、とっても強引な例ですけども、気にしないで、
 ささ、みなさんも適当な文字列に好青年と美少女を置き換えて遊びましょう。(^_^)
行へ移動(G) Ctrl+G *注3
 特定の行にジャンプしたいときに使います。
 これを選択すると、入力欄が表示されますので、移動したい行数を入力します。


すべて選択(A) Ctrl+A
 すべての範囲を選択するときに使います。文字と背景の色が反転して表示されます。


日付と時刻(D) F5
 編集時の日時を、カーソルのある位置に挿入します。
 たとえば、今ここでそれを使いますと、この原稿を書いている 21:08 2001/06/25が挿入されます。



*注2 これらの項目は Windows 95/98/Meでは[検索(S)]メニューの中にあります。
*注3 これらの項目は Windows 95/98/Meにはありません。

では、編集(E)のプルダウンメニューを消してください。
Altキーを押します。
さて、次のメニューは、書式(O)のメニューです。このメニューは Windows 95/98/Meにはありません。
編集メニューの中に含まれています。
Altキーを押しながら Oら キーを押してメニューを表示させてください。


[書式(O)]

右端を折り返す(W)
 改行を使わないでタイプされた文は横に長く表示されます。 スクロールバーを使わないと右のほうの部分見えません。

 それをメモ帳のウィンドウの幅に合わせて折り返して表示させることができるようにするのが、この機能です。


フォント(F)
 メモ帳で表示させるフォントの種類やサイズを指定します。


 文字が小さくて見にくいと感じている人は、フォントの種類を変更して、フォントサイズを大きいものに指定してみましょう。メモ帳で表示されるフォントが大きくなります。
元に戻したいときは、上の画面の設定のようにしてください。

では、Altキーを押して書式(O)のプルダウンメニューを消してください。
最後のメニューは、ヘルプ(H)です。
Altキーを押しながら Hく キーを押します。


[ヘルプ(H)]

トピックの検索(H)
 メモ帳のヘルプを表示させます。
 ヘルプは、目次別、キーワード別に表示させることができます。


バージョン情報(A)
 メモ帳のバージョン情報が表示されます。

では、メニュー(2)に進みましょう。
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