懐かしのレーシングカー:My Dear Old Racing Cars

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TOPIC 09
*Goodwood-02*

今回は、Goodwood-2002年後編です。

Lotus88
このマシンは、ツインシャーシーを採用したロータスの画期的? なマシンです。写真をアップしていただくと判ると思いますが、カウルがサスのアッパーアームから吊り下げられています。可動式のサイドスカートが禁止されたことに対するロータスの答えがこれでした。カウルとドライバーが乗るシャシーを別個にし、カウルが常に路面と一定の隙間を保つようにしたものです。ロータスでは、カウルもシャシーで可動式の空力装置ではないと主張しましたが認められませんでした。残念!


RenaultRS01
ルノーの2台。黒い方はプロトタイプA500で、黄色い方が実際にレースに参戦したマシンです。エンジンは1.5Lターボです。このマシンから、F1のターボ時代が始まりました。エポックメイキングなマシンといっても良いのでは?


Tyrrell006
このマシンも、私は大好きなマシンです。なんて言っても、J.シュチュワートが乗って三度目のチャンピオンになったマシンです。でもこの写真、ボデーサイドにオイルクーラーが付いてないな……。ボデーサイトにサイドラジエター風のオイルクーラーが載っているはずなんだけど。


Tyrrell001
それまでマトラのシャシーを使っていたタイレル(ティレル)が初めてチームで開発したマシンがこの001です。001とは1号車という意味ですね。タイレルでは、しばらくこの名前の付け方で進みます。同じマシンでも、001と002という風にシャシーごとに番号が付いていました。001と言う事は、No1ドライバーのJ.シュチュワート用ってことです。002はセカンドドライバーのセベール用って感じで……。003はスポーツカーノーズを採用したマシンです。


TyrrellP34
たぶん日本で一番有名なタイレル(ティレル)のマシンがP34でしょう。このマシンは、後期タイプですね。私としては、初期のボデーカウルの方が好きなのですが。写真を見ると、ノーズが前方に伸ばされていますね。この頃、グッドイヤー社がタイヤの開発を渋りだし、フロントのグリップが足りなくなった頃のマシンです。なにせ、このフロントタイヤ、タイレルしか使えませんからね。タイレルだけの為にタイヤを開発することに対して、他チーム、社内からの抵抗があったみたいです。


Tyrrell008
このマシンもエポックメイキングと言えば言えるマシンです。走行データ摂りのコンピューターを積んでいました。走行データを基にセットアップするという現在の手法の基礎を作った? マシンです。


WilliamsFW06
このマシンも、ウイリアムズにとっては重要なマシンです。これ以前は、ウイリアムズチームと言えば、F1に参加してるだけの弱小三流チームって感じでした。このマシンからチームが強くなったって感じですね。