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本多孝好「真夜中の五分前」

本多さんの本を読むのはこれで3つ目なんだけど、相変わらず quality 高い。登場人物のキャラが立っていて、どの人を見ても「人生って何なんだろう」と妙に考えてしまうような描写が、この本の面白さを作っているんだろうなあ。個人的には、主人公よりは、かすみさんとゆかりさんの方がキャラとしては好きだけどね。

ただ、この本、果たして上下巻に分ける程の内容かなぁ。紙もいい紙使っているし、わりとすき間も多い感じなので、頑張れば1冊で終わったんじゃないか、と。。。ちょっと商売根性が見えた気がして減点。。。

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