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戦場のピアニスト

見ました.結構面白かった.まあ生き延びた過程はほとんど奇跡の連続って感じもするけど,でも迫害されたユダヤ人の悲惨さとかはかなり伝わってきた.いろいろ考えさせられる作品だっだと思う.


ところで,第2次大戦というと,日本はいまだに中国や韓国から戦争責任を問われ続けているという問題があるが,この作品でふと思ったのは,たとえばこの作品でも触れられているポーランドとか,ナチスドイツに征服された東欧諸国ってのは今でもドイツに対して戦争責任云々を問い続けているのだろうかということ.そもそも今の中国人にしろ韓国人にしろ若い世代の人たちは,日本にやられたのは自分たちの祖父母の時代な訳で,彼らに「鬼畜米英」ならぬ「鬼畜日本」っていう考え方を植え付けられていなければ何も日本に対して敵対心をいまだに持ち続けるっていうのは本来あり得ない話だと個人的には思っているので,ちょっと東欧の事情と比較してみたくもなったりした.まあ比較そのものにどれだけ意味があるかといわれると,強くは出れないんだけど...「自分たちの国が日本と比べて発展していないのは日本の占領が原因だ」というスタンスじゃなく,もっとポジティブに自分の国をよくすることを考えて欲しいと思うな.実際戦争で焼け野原になった日本を始め,ドイツだってフランスだってあれだけ何度も大変な戦争をしながらも大きな国に育ってる (というか大国であることを維持し続けている) わけだからね.

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