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バブルへGO

バブルの時代というと、自分はまだ中学生。正直この頃の好景気の記憶はほとんどないんだけど、逆にそれゆえ興味もあった。去年劇場公開してた時に見に行こうかとも思ってたけど結局行けずだったが、今日たまたまテレビ放送をやってたので見てみた。

全体的な雰囲気としては、細かいところまで再現されてる感じでなかなかよかった。サントリーの鉄骨飲料のCMなんて、あの当時以来見てなかったし、ソバージュとか太い眉とか、あのバブリーなファッションはかなり懐かしかった。2007年の現代に1990年の世相を再現させたら面白いだろうという発想はひとまず当たりだったのではないだろうか。

しかし、やっぱりストーリーはめちゃくちゃなんだよなぁ、、、。過去を都合のいいように変えようったって、そうはいかないでしょ。だいたい、バブル崩壊が日本経済に悪影響を与えたからといって、一度バブルになってしまったものをいつまでもそのまま放置しておいて、好景気がいつまでも持続していたとは到底思えない。いつかは膿を出す必要があった訳で、逆にあのタイミングで規制を打ち出さなかったら、もっと取り返しのつかないことになってただろうし。

個人的にはあの時代の恩恵を受けた記憶も全然ないので、ほんとに一般庶民があれだけ金余りだったはずはないとも思ったり。つまり、バブルが続けばいいと思ってたのは一部の業界だけだったんだろう。そういえば「業界人」なんて言葉が流行ったのもこの時期だし、結局この映画は業界人の目線から限られた範囲の世相を描いた作品、ということなのかも。

まあまあ楽しめたが、お金を払ってまで見る価値のある作品かといわれると微妙。

コメント
僕も昨日見ました。
レンタルしようかなぁと思っていたところだったからグッドタイミング!
それなりに面白かったですね。
それにしてもバブルってあんな感じだったんでしょうか?一度味わってみたい。
  • てっぺい
  • 2008/01/13 1:21 PM
あの当時の六本木界隈はあんな感じだったんだろうけどね。まあ、とはいえ、自分があの時代に生まれていたとしても、あれだけ羽目を外せたかと言われるとちょっと微妙かな。今でもそれなりに遊びまくっている人もいるけど、自分はそこまで遊びたいとも思うしね。
  • taishi
  • 2008/01/13 11:27 PM
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