昨日は統一地方選挙の後半戦だったわけだが、どうにも市議会議員ともなると誰に入れてよいのかよく分からない。府中市の例でいえば36人も立候補しているわけで、しかも2,000票も集めれば当選できてしまうという状態だと、結局「地の利」というか、ちょっとでも地盤を持っている人が強いと言うことになる。国政や都政と比べても、いわゆる「地元の有力者」が幅をきかせる結果になるわけで、有権者のが分からしてみれば、どうにも盛り上がりに欠ける展開になってしまう。
ま、とはいえ、貴重な一票を無駄にするわけにもいかないので、締め切りぎりぎりになって投票してきた。
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一夜明け、各地での選挙の結果が報道されているわけだが、これを見ていると「何だかなぁ」と思うことがたくさんある。
・長崎市長選挙
伊藤一長市長が非業の死を遂げた長崎市。娘婿が突如立候補するというニュースを見たときはちょっとした違和感を感じたが、やっぱり長崎市民も同じように考えていたらしい。敗戦を受けて、「父が貢献した長崎市にこんな仕打ちを受けるとは」的な発言をしたらしいが、勘違いも甚だしい。結局、長崎市を勝手に自分ちの物だと思っていただけじゃないだろうか。
・目黒区議選挙
複数の議員が公金を私的に流用していたことが争点だったらしい。が、流用していたほとんどの議員は当選したらしい。そして、それをいいことに「区民から新任された」とのたまっているらしい。冒頭でも書いたように、区議選挙レベルだとちょっとでも支持する基盤があれば簡単に当選できてしまう。極端なことを言うと、95% の人がこの議員に当選して欲しくないと思っても、残り5%の人が投票してしまえば当選できてしまう訳で、この状態で「信任された」と主張するのはとてもナンセンスな気がするのは自分だけではないだろう。
・プリティ長嶋
市川市議に当選したらしい。彼は知人の死をきっかけに、AED の普及を促進する活動に目覚めたらしく、そのことが市議へ立候補するきっかけとなったらしい。そのこと自体は悪いことではないと思うけど、何か、選挙や議会を道具としてしか見ていないような気がしてちょっと残念。AED だけやっていれば市議がつとまるわけではないし、本当に AED の普及を促進したいのであれば、市議になるという選択肢が本当に適切なのかどうか、ちょっと疑問。
・夕張市長選挙
ここはもともと財政破綻で注目されていたわけだが、個人的に目玉だったのは、羽柴秀吉候補。青森の実業家で、あちこちに選挙に出ては敗れ去るというのを繰り返しているわけだけど、まさか夕張に出ていたとは。結局またも敗れてしまった (今回は僅差だが) わけだが、それにしてもこの人は地元では立候補しないんだろうか。。。
- コメント
- 大田区は60人も立候補してました。
もはや政策の違いとか、そういうレベルの戦いはなく、ひたすら名前を連呼しているだけの選挙戦でした。
アントニオ猪木が選挙ポスターに写っていた人に入れてみましたが、落選してました。。。
ま、今までに自分で票を入れた人が当選したためしがありませんが。。。
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- yamachita
- 2007/04/24 10:39 AM
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