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安達千夏「モルヒネ」



7年前に忽然と姿を消した恋人が、末期の脳腫瘍患者となって自分のつとめるホスピスに現れる。病魔によりピアニストとしての夢をたたれた男の苦悩と、女医である主人公の過去の辛い思い出が交錯する。

とても悲しい作品。

個人的には、ちょっと男性が美化されて書かれすぎだなぁ、という気がしないでもないが、読み進めていくとそれも気にならなくなってくるし、終盤にかけておもしろさが増してた気もする。

想像してた感じとはちょっと違ったけど、ま、これもありかな。

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