2005/03/20
■ 2005年03月20日 ■<まんが>羽海野チカ『ハチミツとクローバー』第七巻
昨日長女のピアノのレッスンの際に、先生にのだめを強力にプッシュしておいた。「本屋に平積みになってますから10冊大人買いしてください。おもしろいから。」『20世紀少年』と『モンスター』を貸してくれた先生は、「わかりました。買いに行きます」と言った。長女を車に放り込んで、その足で実家へ向かったのだけれど、車中で姪っ子に「ハチクロって知ってる?」と聞くと知らないと高校二年生が言う。「読めばー?」と長女と次女が口をそろえていう。「なに、それ面白いの?」「面白いよ〜。でも何だね、あれだ。セイシュンなんだよ」・・・中学生にセイシュンの漫画って言われてしまうのもどうかと思うけれど、でも、やっぱり青春ど真ん中だと、新刊を読んで思った。
7巻は、竹本くんの自分探しの旅だ。あまりにベタな展開。あまりに恥ずかしい生真面目さ。デフォルメの強すぎるギャグ。そういうもので包み込んで油断したところに差し出される、繊細で透明な瞬間。私たちが日々の生活で時々出会い、とどめることもかなわずに過ぎていく瞬間を、こんなに見事に切り取ってみせてくれる作品も珍しい。夜の中を走っていく北斗星。転んで見上げる天の川。日本の果ての雨の終わる場所。そして帰ってきた竹本くんは森田と同じくらい強くなっていた。現在雑誌では、大人の顔していた先輩が青春に逆戻りしている。今後も楽しいハチクロだ。
■ 2005年03月20日 ■<ドラマCD>『ごはんを食べよう2』(真船るのあ原作)
小杉十郎太×三木眞一郎 こおろぎさとみ 檜山修之 松本保典
全然BLCDじゃないんですけれど、擬似夫婦っていうのでもなくて、玖珂と月島とはるかの関係は家族としかいいようがない。月島@三木さんは、きれいで意地っ張りで切なくて。はるか@こおろぎさとみさんはかわいいー。玖珂@小杉さんは今回出番は少なかったけれど、いいお父さん。聞いていてとても楽しい。シンプルなのに上質のホームドラマ。
■ 2005年03月20日 ■<まんが>中村春菊『Hybrid Child』
持ち主の愛情を糧に成長する人形の話。といっても、川原由美子の『観用少女』とは趣が違う。見て楽しむ少女の人形じゃなくて、主人に仕えるちょっと生意気な召使という感じ。三篇収録されているうち、第一話が一番好き。持ち主と人形がほぼ対等の関係だから。葉月のキャラがとても好き。第三話の人形を作る黒田の話は、木原としえさんの『紅に燃揺るとも』とか『愛は不死鳥のように』のあたりの読後感に似てる。今の読者には泣ける作品なんだろうか?
2005/03/21
■ 2005年03月21日 ■<まんが>夢路行『モノクロームガーデン』第三巻
もともと柔らかい作風の中にしっかりした骨のある作品を描く人だったけれど、今回はそれがむき出しになったような感じがちらほら。ううう。怖いよ。幽冥界との境界にただようようなお話ばかりで、ナイフを肌にあてられるようなヒヤリとした感触がする。あいかわらずギャグとおとぼけでくるんであるけれど、身近の誰かが亡くなられたのかなと思った。心から楽しむには、ほんの少しだけ重い。
■ 2005年03月21日 ■<映画>『ナショナル・トレジャー』
久しぶりの映画。なぜなら塾の送り迎えがなくなったから。今日は休日だけれど義母がでかけたので食事を適当に済ませたから。悩み事がなくなって遊びたい同居人氏が行こう行こうとうるさいから。SBめあてで見に行った映画だったけれど、おもしろかったなー。スピーディーでクール。なのにおしゃれ。最新機器を使ってアナログな暗号を解読して、そこらじゅうに引っ掛けがあって、追いつ追われつ緩急自在。ニコラス・ケイジってそんなに好きじゃないんだけれど、この作品では素敵でした。そして、SB。指輪の後も、以前と同じ役回りを淡々と演じているのはいっそ清々しいほど。アメリカの宝を奪う英国人って役で出演しているのにね。でも、立っていても座っていても走ってもかっこいいので、目の保養でした。
SB:ショーン・ビーンです。
ストーリーその他の解説は公式サイトへ
http://www.movies.co.jp/nationaltreasure/index.html
2005/03/22
■ 2005年03月22日 ■なっちゃこパックの思い出をひとつ
私が四ヶ月だけ在籍した高校には英語の名物教師がいた。その先生は今にして思えばヒステリー気質というか、異様なほど感情の起伏が激しい先生だった。口癖は「辞書繰れ、辞書繰れ、辞書繰れば、な〜んでもわかるんや。さて、この単語の意味は?片手で三秒!」言ったとたんに生徒全員が、研究社英和中辞典をざーっと音をたてて繰るのであった。先生は気まぐれにそのへんの生徒を当てる。直立不動で立ち上がった生徒がちゃんと答えられればラッキーだが、口ごもりでもしたらさあ大変。優しげな言葉を言いながら近づいたかと思うと、生徒を殴りつけるのだ。私と同じ中学から来た男の子がそんなふうに殴られたことがある。静かな優等生で、おそらく親にだって手を上げられたこともないだろう。彼のびっくりした顔が忘れられない。そんな教師がなぜ何年もその学校に在籍していたのか、理由がわからない。私は一学期で転校してしまったので、恐怖の英語を受けなくてよくなったのが何よりうれしかった。転校先の英語の先生は穏やかなクリスチャンで、まさに地獄から天国へ移り住んだ心地がしたことだった。さて、
続きを読む...■ 2005年03月22日 ■<ドラマCD>『ごはんを食べよう3と4』(真船るのあ原作)
小杉十郎太×三木眞一郎 こおろぎさとみ 檜山修之 松本保典
昨日はとても良い天気だったので、朝から洗濯と掃除をしていた。作業しながらCDを二枚聞いた。聞いていて、このシリーズが五才の子供を中心にしている話にもかかわらず、危うい感じが全然しない理由がやっとわかった。ドラマの中の実年齢は玖珂30才、月島25歳、はるか5才、なんだけれど、このドラマの中では月島が子供なのだ。過去に傷つき、その傷を癒さぬまま成人し、自分の家族とも疎遠になって孤独に生きてきた月島が、玖珂とはるかに出会い救われる。玖珂だけではだめで、はるかが必要なのは、月島の過去に原因がある。だから玖珂が朴念仁で鈍感でもちっともかまわない。月島は玖珂との関係に悩む以上にこの親子から大きなものをもらっているので。そんな月島を三木さんは、これ以上ないくらいにぴたりと演じている。小杉さんも、鈍くても優しくて大きい玖珂そのものだし、はるかは無条件にかわいい。聞いていて幸せな気分になれる。
■ 2005年03月22日 ■雨の休日明け
昨日の天気とはうって変わって雨。でも気温が高いので春の雨。今日は午前中は実家の母の運転手、その足でバイト先へ行ってちょっと予習。スーパーで昼ごはんを調達して帰って食べさせてほっとひと息。間に姉からメールと電話が入る。携帯の入荷の予定がわかったので、数日のうちにまた実家のそばのドコモショップに行って手続きするとのこと。そしてうちの中学生はまたとんでもないことを言い出した。実は名古屋で友達と会うのではなく、名古屋の友達のおばあちゃんの家が横浜にあるので、横浜でこの週末みんなと会うという。・・・・おいおい、それ本当か?実現可能な計画なのか?まあ、名古屋よりも横浜の方がいろいろと手配しやすいけれどね。ビジネスパックはもう使えないぞ、そんなぎりぎりじゃ。それどころかJRも高速バスも切符がとれるかどうかわからない。いざとなったら自由席で乗り換えダッシュという手もあるけれど、私以外のご家族のみなさまがちゃんとついてこられるか不安だ。これからわずかの期間にバイトが三件と、研修会と懇親会と実家行きと、高校の説明会が入っている。あ、部屋の片付けなんてのも課題だったっけ。・・・無理むりムリ。絶対無理〜!
■ 2005年03月22日 ■<ドラマCD>『ごはんを食べよう5』(真船るのあ原作)
小杉十郎太×三木眞一郎 こおろぎさとみ 檜山修之 松本保典 中原茂
四枚目と五枚目のCDの間には3年のブランクがあったそうです。ほんの少し三木さんが初々しくなくなったかなあ?という感じ。でも違和感はないです。今回は玖珂の母親が乗り込んできて、嫁姑戦争が勃発。イビられても負けない月島君がけなげです。聞いたすぐあとで、今年出たばかりの6枚目のCDをヤフオクでゲット。(ついでに、金曜パックの本もゲット)これでラストと思うと少しさびしい。
2005/03/23
■ 2005年03月23日 ■曇りの水曜日
先週次女が耳が痛いというので耳鼻科へ行き、昨日は二回目の診察に行ったところ、待合室にあふれんばかりの患者がいたので、別の病気をもらうのも嫌なのでそのまま帰ってきた。(帰り道古本屋に寄ったので無駄足ではなかった。)今朝仕切りなおしでまた耳鼻科へ行ったが午前中休診だった・・・・ちょっと遠い医者に行っているので疲れた。午後から三度目の正直となるかどうか。通り道に新しい和菓子屋を見つけたので、帰りにぜんざいでも食べてこよう。次女は古本屋歩きと食べ歩きにはちょうどいい相手なので、寄り道ができる。
午後から長女は説明会。大量の教科書と副教材とズックの購入があるので、4万円ちかくもたせることになる。一万円以上の買い物を一人でしたことがないので、ちょっと心配。銀行で五千円と千円に両替して、一万円と混ぜて封筒に入れて渡す。揃えてみて、それぞれの札のサイズが微妙に違うことに初めて気がついた。そうか、大きさでも区別がつくようにできてるんだな。制服や体操服の採寸も同時にやるので、要領よく動くことができるかどうか心配だ。頼みの綱は幼稚園から仲良しのあいちゃんだ。きっとあの子がなんとかしてくれるだろう。そんなことを考えている時点で、過保護の親バカでアウトである。高校側はそういう親がうっとおしくて、「保護者のつきそいは必要ありません」と明記しているのであった。
■ 2005年03月23日 ■<ドラマCD>『青桃院学園風紀録 キケンじゃないだろ!』(真堂樹 原作)
如月剣(石田彰) 篁朱雀(成田剣) 伊集院躑躅(置鮎龍太郎) 御霊寺密(子安武人)
鹿ヶ谷薫(緑川光) 竹中竹千代(阪口大助)
えっとーなんでこのCD買ったんだろ。いつ買ったのかも覚えていない。原作を読んだことも無い。キャスト買いかな?最近お気に入りの子安さんと成田さんが出ていて、オッキーもいるからかな。話を知らないので、よくわからないんだけれど、お金持ちの私立のお坊ちゃま学園に、ケンカ仲間の朱雀を追って一般庶民の剣が転校してきて、剣が風紀委員長の躑躅(トカゲじゃなくてツツジ)に気に入られて、躑躅にあこがれている鹿ヶ谷に嫌がらせされるんだけれど、嫌がらせされてること自体に気づかない、というような話。成田さん演じる朱雀は硬派でテンションが低いんだけれど、すきを見ては剣に手をだそうとして適わず、という役どころ。置鮎さん演じる躑躅はなんだろう・・・・変。異様にテンションが高くてナルシストで思い込みが激しくて、変。オッキーはうれしそうに演じています。でも変。で、躑躅の思い人は子安さん演じる御霊寺。ギャグなのに二枚目声。エンツォの声でギャグ。緑川さんは初めて聞くんだけれど、一人相撲する変なヤツだった。いつもはこんな人じゃないんだろうなあ。この濃ゆ〜い皆さんの中で主役を張る石田さんは、残念、役不足かも。天然の猿だったら、いっそ櫻井さんの方が。
■ 2005年03月23日 ■はっきりしない天気だった
一日曇り空で、時々雨が降っていた。午後から耳鼻科へ行ってやっと診てもらった。昨日の混雑は連休明けだったからなのね。今日は30分くらいで済んだ。中耳炎の治りがけなので、点耳薬(てんじやく?)を差して斜めになっていたようだ。一週間ほど様子を見てあと一回で終わり。患者さんが多いのにセキをしている人が少ないのは花粉症の人が多いせいか。そういえば目の赤い人もいた。眼科と耳鼻科のハシゴは大変だろう。
その間に長女は説明会を無事に終えたらしい。大量の教科書と参考書をリュックと振り分け荷物にして帰ってきた。チャート式の参考書まで全員に買わせているようだ。参考書、記入ノート、問題集などなど。新しい教科書セットとかプリント類を見ると、ピカピカの一年生ぽくて楽しい。でも英国数三教科の宿題と、作文の課題が出たので、遊んでばかりもいられないみたい。春休みくらいフリーにしてやればいいのにね。学校では引っ越す前の小学校でずっと一緒に通っていた近所の友達に会ったそうで、その子を含めて何人かの小学校の友達に会えてうれしそうだった。私も入学式での知り合いとの再会が楽しみだ。
週末のおでかけは、いまだに場所と時間が決まらないようでは、行くのは無理だろうと本人に言ってある。宿も足も取れないことはないけれど、急場しのぎで間に合わせるのはあまりにもったいない。また今度。春休みはどこか近場に家族で遊びに行こうと思う。
明日は野暮用で一日外出の予定。明日に備えてもう寝ます。
2005/03/24
■ 2005年03月24日 ■あー疲れた・・・
午前中はややこしい話を聞き、一時間だけ家に帰ってごはんを食べさせ、バスで繁華街へ行くつもりがバス時間が都合悪くてタクシーを拾い、ぎりぎりに会場にすべりこんで長い長い講演を聞き、夕方からの懇親会で、年度変わりにいなくなる皆様にさようならのご挨拶をして、二次会はパスしてバスで帰ろうとしたらみぞれ混じりの雨だったので同居人氏に迎えに来てコールをし、やっと家に入ってお茶を飲んだところ。めったに宴会には出ないんだけれど、いつもお世話になっている人が転出するので久しぶりに参加したら、やっぱりめったに宴会に出ない人が顔を出していた。要所要所だけお酌をし、あとは知らん顔して食べていたら、よくしたもので挨拶しに行かない人は向こうも来ないのだった。いい人ほどさっさといなくなるのは何故。
長女の東京行き中止。うちの都合じゃなくて、名古屋の彼女が都合が悪いんだって。ま、いいや。かわりに4月に東京の高校の同窓会のお誘いが来た。参加する方向で検討中。ひとりで行くか、みんな連れて行くか。
2005/03/25
■ 2005年03月25日 ■まとめ検索
たまたま検索に引っかかったページ。
便利かどうかは使ってみないとわからない。
ヤフーの検索にリンクしてあるだけみたいなボタンもあるし。
http://www.matome.jp/
2005/03/26
■ 2005年03月26日 ■早起き
おとといも昨日も午後8時くらいに布団に入って、本を読んだりiPodを聞いたりするうちに眠ってしまった。日頃ぐーたらしているので外出すると疲れるらしい。そういうふうに早寝するのはかまわないんだけれど、昔のように12時間寝るということができないのが困り物。8時に寝ると確実に4時か5時に目が覚める。夜も明けない一番寒い時間に目が覚めてもねえ。一応部屋は暖房してあるので、パソコンを見たりするけれど、やっぱり寝床のぬくぬくの中で本を読んだりCD聞いたりしながら夜明けを待つ。も少し実のあることをしてもバチはあたらないと思うが・・・今日は品切れしていた携帯が入荷したというので、実家そばのドコモショップで卒割の加入契約をしてくる予定。姉が言わなきゃ買う気もなかったのに、長女は電話がかかってくるたびに、「もうすぐ携帯買うから電話番号とメルアド知らせるね」と嬉しそうに友達に言っている。相手は既に持っているらしい。そうか、高校生になったら携帯がいるよ、というのはあながちウソでもなかったのか。でも、うちの姪っ子たちは、なけりゃ無いでかまわない、と言っていたけれどね。持ってると使ってしまうのか。
私信:こんなことろでなんですが、無幾庵さん、日記のURLをここでご紹介してもかまいませんか?100冊の話が、とても面白くていつも楽しみに読んでいます。エルマーの話に大受け。
■ 2005年03月26日 ■帰宅
無事、長女の携帯を購入。買ったあとで、MOVAにしたけれどFOMAでももう基本料とかほとんど変わらないよな・・・と思った。今度自分の携帯を機種変更するときはFOMAにしよう。テレビ電話はしないけれど、パケット料金とか安そうだし。今日はあんまり古本の収穫なし。ドクボク第三巻買いました。
■ 2005年03月26日 ■さて
夕食後、ブックオフと宮丸書店へ行ってきました。『星のファンタジー1』と『空中楼閣の住人』と『テレプシコーラ』の七巻を購入。『星のファンタジー』の最初の二編はもしかしたら未読だったかも。水樹さんの話は読んでてちょっとつらいものがあるなあ。こういう殉教者的な気分というのは苦手。ミネコさんの話は、久しぶりに読むと「ここではないどこか」への郷愁とかあこがれが原動力になってるのかしらと思う。そういうものが形作られた経緯の方に興味があるかも。波津さんのは確かにBLでした。でもまあ、SF&ファンタジーと見ればOKかしら。この頃の花郁さんと佐藤さんのSF少女マンガはやっぱり今でも好き。このシリーズの読者層ってのは、昔からのファンなのかしら、新規の読者開拓かしら。作品選択の意図がいまいちよくわからない。『テレプシコーラ』は面白かった!雑誌で立ち読みしているけれど、まとめて読んでも面白かった。『アラベスク』がたくさんの子供達に影響を与えたように、『テレプシコーラ』も潜在的な影響力というのは計り知れないと思う。読んでていてわくわくしてしまう。
ブックオフでは『花郎藤子の世界』をゲットしました。花郎さんの本を一冊も読んでいない頃から、書棚を眺めているときに書名が目に入っていました。確かこの店にあるはずだと思って探したら、やっぱりありました。ラッキー。三年間くらいここにあったと思うけれど、ウチへ来ることになっていたんだね。きっと。『黒羽と鵙目』の雑誌連載が始まった1995年の本なので、それ以前の同人誌とか『恐怖の男たち』や『ヴィヴィアン』の話題が多いんですが、スラムダンクの同人誌の話にからんで、よしながさんとの対談が収録されています。三井×小暮もどきの小説と挿絵の合作も(笑)。