昔の仲間も遠く去れば、また日ごろ顔あはさねば知らぬ昔と変はりなきはかなさよ。春になれば草の雨、三月桜、四月すかんぽの花のくれなゐ、また五月には花とりどり、人ちりぢりのながめ、窓の外のいり日雲。
木下杢太郎『食後の唄』
これ↑、昔高校2年の時、異動の決まっていた国語の先生が3学期の試験の一番最後に (問題とは関係なく) 載せてた詩。これを見て「すごいかっこいい去り方だなー」と感動して、いまだに強く印象に残っている。そういえば、小学校の頃は文学少年だったなーとか思ったりした。詩とか作文とかで何度か賞ももらったし。いつからダメになったんだろう、、、。(ちなみにこの授業は現代文だったのだが3年間で唯一「3」のついた科目。多分クラスでワースト3には入ってる。)