KE F1 PROJECT
KE F1 PROJECT
*10:本番2(KE007)*
作り直されたマシンは、午前中の30分間のウォーム・アップ・セッションだけがセットアップに残された時間でした。しかし、ステアリング・ギア・ボックスのトラブルにみあわれ、ほとんどまともなセット・アップができぬまま本番を迎えることとなりました。
コースには、あいこちに深い水溜まりができ、ドライバーサイドからは、とてもレースができる状態ではないという意見が出て、レース開始は遅れていました。地の利がある日本人ドライバーたちや、雨に滅法強いブランビラなどは、もちろん、決行したいと思っていました。天気予報では、午後から回復の方向に向かっているということで、一時間半遅れでスタートが切られました。
ブロックの剥離したレインタイヤ。国産のタイヤはほとんどがトラブルを抱えていました。
レース結果
順位 | 氏名 | マシン | 周回 | 時間 |
1 | M.アンドレッティ | ローラス77 | 73周 | 1時間43分58秒86 |
2 | P.デパイエ | ティレルP34 | 72周 | − |
3 | J.ハント | マクラーレンM23 | 72周 | − |
4 | A.ジョーンズ | サーティーズTS19 | 72周 | − |
5 | C.レガゾーニ | フェラーリ312T2 | 72周 | − |
6 | G.ニルソン | ロータス77 | 72周 | − |
7 | J.ラフィー | リジェ・マトラJS5 | 72周 | − |
8 | H.アートル | ヘスケス308D | 72周 | − |
9 | 高原敬武 | サーティズTS19 | 70周 | − |
10 | J.P.ジャリエ | シャドウDN5 | 69周 | − |
11 | 長谷見昌弘 | KE007 | 66周 | − |
リタイヤ
3 | J.シェクタ― | ティレルP34 | 58周 | エンジン・トラブル |
21 | H.ビンダー | ウイリアムズFW‐05 | 49周 | サスペンション・トラブル |
16 | T.プライス | シャドウDN8 | 46周 | エンジン・トラブル |
9 | V.プランビラ | マ―チ761 | 38周 | 電気系統トラプル |
34 | H.スタック | マ―チ761 | 37周 | 電気系統トラブル |
12 | J.マス | マクラ―レンM23 | 35周 | クラッシュ |
28 | J.ワトソン | ペンスケPC4 | 33周 | エンジン・トラプル |
52 | 星野一義 | ティレル007 | 27周 | タイヤ・トラプル |
20 | A.メルツァリオ | ウイリアムズFW‐05 | 23周 | ミッション・トラプル |
30 | E.フィッティパルディ | コパスカ―FD04 | 9周 | エンジン・トラプル |
8 | C.ペイス | ブラバムBT45 | 7周 | エンジン・トラプル |
1 | N.ラウダ | フェラ―リ312T2 | 2周 | 電気系統トラプル |
7 | L.パーキンス | プラバムBT45 | 1周 | ステアリング系統トラブル |
10 | R.ピ―タ―ソン | マーチ761 | 0周 | 電気系統トラプル |