KE F1 PROJECT
KE F1 PROJECT
*06:試走1(KE007)*
エンジンはご存知、フォード・コスワース・DFVです。当時、コスワース社は全てのチームに、同一仕様のエンジンを供給していました。コジマKE007の活躍は、コスワース社のこの考えによって成立しました。
一コンストラクターでは、エンジンの開発までは不可能に近かったですが、お金を出せば、誰でも、F1で一番安定した、それも、一線級のエンジンを手に入れることができたのですから。パワーは490馬力とも言われていますが、465馬力だったとも言われています。
小島氏と何やら打ち合わせをする長谷見選手。
上方から見たKE007。
コクピットカウルをはずした状態のKE007。プラグを交換中。
テールエンドに設けられたオイルクーラーとギヤボックスオイルクーラー。
S字を駆け上がっているKE007。
当時このように後退角を持ったウイングが流行していました。マクラーレンも同様のウイングでした。
タイヤはダンロップ製でした。当初、ブリジストン製のタイヤを履く計画でスタートしましたが、それまで、小島エンジニアリングが、F2,CG,FJ1300と、ダンロップを仕様していたことからダンロップに変更されました。