昨年3月に起こった東日本大震災と福島第一原発のメルトダウン(炉心溶融)による放射能汚染は、この国に生きる私たちに大きな傷跡と不安をもたらしました。
日本政府は、私たちの命よりも経済活動を優先させる財界の意向を受けて、社会保障と税の一体改革と称した「消費税引き上げ」を決め、国会を閉じました。多くの人たちは、国民の声を反映しない政治に絶望し、かつてないほどの不満と大きな不安を募らせています。
いま日本では、理解できない犯罪が増えていると言われています。少年少女による殺人・暴行、いじめを受けた児童・生徒の自殺など、若者が夢を語ることができない国になってしまいました。誤解と偏見による生活保護受給者や障がい者など社会的弱者に対するバッシングも見過ごせないものがあります。
なぜ、こんな世の中になってしまったのか?「司法の今」から考えてみましょう。
講師:渡辺 治さん(一橋大学名誉教授・政治学)
とき:2012 年12 月5 日(水)17日(月)18:30~
ところ:札幌エルプラザ大研修室(4F)
札幌市北区北8西3 JR 札幌駅北口徒歩5分
参加費800円(障がい者・学生は500円)
主催:北海道裁判員制度を考える会
連絡先:いの法律事務所http://www.ac.auone-net.jp/~inolaw/saibannin.htm
電話011-272-9555 FAX011-272-5556