パイオニア リニアトラッキング レコードプレーヤー PL-L5

見てやってください、現役でまだ活躍できるこのレコードプレーヤー。
みつりんが高校生の頃からコンポーネントステレオにこり始め、
一番最初にゲットしたレコードプレーヤーはすでに手元にはありませんが、
それはベルトでターンテーブルを回転させるタイプのものでした。
ベルト式のものは年月を経るとベルトがのびてしまい、回転数が変わって
しまうという欠点がありましたし、ベルトを交換するにも部品を探すのが大変でした。
その後、モーターで直接ターンテーブルを回転させるダイレクトドライブ方式が普及しました。
次に一時的にブームになったのが、このリニアトラッキング方式です。

ごらんのように、リニアトラッキング方式というのは、アームベースが固定されておらず、
モーターで横にスライドしていく方式ですので、理論的には針がレコードの中心に向かって
まっすぐ進むことになります。
普通のアームのように、針が弧をえがくように移動しないぶん、リニアトラッキングのほうに
メリットがあるということで、ちょっとしたブームにもなりました。

アームベースが移動する場所が必要なため、どうしてもサイズがでかくなる、
重量が重くなるなどデメリットも大きく、ブームが去るとこのタイプは姿を消して
しまいました。

買った当時は、このストレートのアームにうっとりしたものでした。(^_^;)
俺のはS字じゃないぞって感じでね。(^_^)

アームとアームベースをロックした状態です。
演奏するときはロックを解除します。
フルオートですので、スタートボタンをクリックでオッケー。

ウェイトバランサーを見るとなつかしい方もおられるでしょう。
この目盛りをいくつにするか、使用するレコード針によって調整するんですが、
その瞬間がまた楽しいんだよね。

カートリッジの取り付け位置の調整も重要です。今はDENONのMCカートリッジを
装着しています。MMカートリッジにするか、MCカートリッジにするか、
当時は悩んだものですが、たいていは石丸電気で売れ筋のカートリッジを聞いて、
それを使っていました。ちなみにこのレコードプレーヤーはカートリッジ別売でした。
本体定価が9万8千円だったかな。

当時のパイオニアは全盛時代だったのではないでしょうか。

レコードプレーヤーの足なんですが、ただの足だと思うなかれ。
レコードの大敵、衝撃や振動をいかに吸収するか、いろいろ工夫してあるんです。

レコードクリーナーもいろいろなものがヒットしましたが、
これは晩年にヒットしたクリーナーです。中央のカバーをはずし、クリーニング液を
注入し、クリーナーを湿らせて使用するタイプのものです。

水平器です。レコードプレーヤーは水平な場所でないといけません。
空気の泡が中央にきていれば、完全に水平です。

今夜あたり、レコードをひっぱり出してきて、聴いてみたくなりませんか。(^_^)

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