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精神科・神経科・心療内科

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.046-200-7531

〒242-0007 神奈川県大和市中央林間4-5-19 MEGビル2階

専門および対象疾患About

院長 医師 小羽 俊士(こば としお) 

略歴
H5年防衛医科大学校卒。同年〜H13年防衛庁勤務(防衛医大病院、自衛隊福岡病院、自衛隊中央病院など)。H13年〜H21年相模ケ丘病院・青山渋谷メディカルクリニック勤務。H21年〜「こば心療医院」院長。著書に『夢の引き金解読ワークブック』(翻訳:誠信書房)、『困った子が5週間で変わる』(翻訳:日本評論社)、『心理療法のできることできないこと』(共著:日本評論社)、『思春期臨床の考え方・すすめ方』(共著:金剛出版)、『境界性パーソナリティ障害』(みすず書房)、『困った性格の人とのつき合いかた』(すばる舎)など。



診療について

専門 : 精神科・神経科・心療内科
  もともと、病院での勤務医を辞めて診療所での診療を始めようと思った理由が、抑うつ症状や不安症状などを中心とした非精神病性の精神科疾患に対する、本当の意味で「治す」ための外来通院治療をよりしっかりやりかったからです。 ですから、当診療所の体制・構造はそれに特化したものとなっています。 逆に言うと、長い治療経過中に頻繁に入院治療を要することになるであろう重症の精神病性疾患(重症・慢性期の統合失調症など)や患者さん本人に本当の意味で治療意志のない場合は比較的対応困難になります。 この点はご理解を頂けると有り難いです。

不得意分野の開示

以下の分野は当院の不得意分野であり、あまり良い対応は期待出来ませんので(より対応が上手な他施設に相談された方が良いと思われるため)あらかじめお知らせします。

○小学生以下の小児、および老人性の認知症
思春期以降の精神疾患と違い、思春期以前(小学生以下)の精神疾患はかなり特殊であるために児童精神科を標榜する専門の医療機関に相談した方が良いでしょう。
また老人性の認知症は診断確定までにいくつかの画像診断の必要があったり、基本的に進行性の疾患であるために、在宅医療や入所施設との連携にもすぐれた専門の医療機関の方が良いでしょう。

○何度も入院・退院を繰り返す重症統合失調症
大雑把な目安としては、(1)2,3年に1回以上の頻度で入院を要する症状増悪を繰り返している統合失調症の方、(2)付き添いなしでの通院・診察が困難なくらいに生活自立度が障害されている統合失調症の方、は当院での通院治療は困難と思われます。入院施設を併設しており福祉施設との連携にすぐれた有床の精神科病院等の方が良いかと思います。

○知能が低い方(IQにして70〜80以下)
知的障害がベースにあり不適応反応を繰り返し起こしている方の場合、当院での治療がうまくいかない傾向がありますので、あまりお勧めできません。福祉施設との連携にすぐれた他施設の方が良いでしょう。

○主な問題が発達障害である方
当院は発達障害に特化した医療機関ではなく福祉施設との連携もよくないため、発達障害が主な問題である方は当院には不向きである可能性が高いです。またADHDの治療に使用する薬の一部は当院では取り扱いができません。このため発達障害が主な問題である方は専門の医療機関に行かれたほうが良いと思います。ただし、発達障害をベースに神経症的問題を合併していたり一時的な精神病性の反応を起こしており、その治療を目的とする場合は良いかもしれません。

○本人に本当に治したいという治療動機が全くなく、それ以外の外的理由で通院される方
精神科の治療はほとんどの方が治療に対してアンビバレントです。このため治療に対する動機付けが完全である必要はありません。 ただ、本当の意味での治療動機がほぼ全くない場合、つまり(1)通院が本人の意思ではなく家族等の一方的な要求に従っているだけである場合、(2)障害年金や傷病手当や損害賠償金など金銭的な利益だけが受診理由である場合(当院では患者様が有利になることを目的に診断書に虚偽の記載をすることはありませんので、それをご希望の場合には他院を当たってください))、(3)抗不安薬や睡眠導入剤など一時的に楽になるための現実逃避をする手段が欲しいことだけが受診理由である場合、(4)ただの冷やかし、などの場合、当院での通院治療は不向きである可能性が高く、お勧めできません。

○本人に治療動機がない場合のご家族の相談
ただし、そんなご家族に対してうまく対応できない自分の問題を解決したいという治療動機がある場合は良いかもしれません。




  当院で比較的力を入れて、しっかりと治療をしていきたい疾患は以下のようなものを想定しています。
「当院の対象疾患についての簡単な説明」を参照ください。)

●「うつ病」および抑うつ症状を主症状とするその他の「抑うつ状態」

●「いわゆる神経症」
 適応障害、パニック障害、広場恐怖、全般性不安障害、強迫神経症、社交不安障害、ヒステリー神経症(転換性障害・解離性障害)、抑うつ神経症、など

●「パーソナリティ障害」

●「軽症統合失調症」

●「軽症躁うつ病」

●その他


心理スタッフ

臨床心理士
堀江 姿帆(金曜日、土曜日担当)
臨床心理士
木下 直紀(木曜日担当)
臨床心理士
池田 優菜(火曜日、水曜日担当)

こば心療医院こば心療医院

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