2004/12/26
■ 2004年12月26日 ■<同人誌>月天使『奇岩城』再読中
同人誌をこんなに読み返したのは初めてかもしれない。何回か読むと、とても巧妙に原作の設定を反映していることがわかるし、独特の雰囲気がある。耽美小説風の文章に時々ほころびがあるものの、それを差し引いてもかなり上手い人だと思う。ダブルパロディっていうのかな?フジミのキャラを使って、『鉄仮面』の話になっている。私は鉄仮面は子供向けの本しか読んでいないので、原作がどの程度反映しているのかはわからないけれど、独立したロマンス小説としても十分読めるんじゃないかな。以下ねたばれのあらすじと、フジミの設定の反映について。
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■ 2004年12月26日 ■ROTK SEE 本編感想
なんせ四時間強のビデオ。時間のあるときになんて言っていたらとても見られないので、今日見ました。50分の未公開映像が加わっても、メインのストーリーはそのままなので、劇場公開時の感想はほとんど代わりませんでした。それぞれのキャラクターのエピソードが少しづつ増えて、うれしい反面、この長さでこの内容では散漫になりすぎて、公開には向かないだろうと思いました。短いなら短いなりに、ストーリーをしぼってタイトに仕上げることはできるはず。その絞り方が、TTTとROTKについては私は不満で、それはSEEを見ても解消されなかったように思います。印象的な場面はたくさんあったんだけれども・・ファラミアとピピン、エオウィンとメリー、ファラミアとエオウィンのシーンはとても素敵でした。
2004/12/27
■ 2004年12月27日 ■年末モード
ええと、我が家も年末年始をこざっぱりと過ごすために、ちょこっと年末モードに入ります。一段落ついたら帰ってきますが、息抜きと称していつもより更新が進む可能性もないでもない。しーんとしてたらまじめに働いているんだな、と思ってくださいませ。では。
ほとんど、うそっぱちな年末モード宣言(笑)
クリスマスが終わったら、気が抜けて、本とかネットとかにひたった週末でした。
いや、今日こそは大掃除の真似事を・・・・
年末の地震と津波。
最後にとんでもない2004年の置きみやげ。
■ 2004年12月27日 ■本を買う
本屋に行くと本を買う。でも、このところ読んでいない。『蟲師』のあたりから積読がたまっていて、バルバラの三巻も読んでいない。今日買った本は、千代菊の新刊と、ランドリオールの新刊とかまたきみこさんの新刊と、安永知澄さんの新刊。それからマ王の新刊を探しに行って、入荷していなかったので、がっかりしたところで、今市子さんのイラストに引き寄せられて、嶋田さんの新刊をゲット。学研もえぎ文庫とかいうの。これがものすごい数のイラストが入っていて、必見。そのあとブックオフでやっぱり嶋田さんと今さんの『宵闇の鎮魂歌』(学研のノベルズ)が私を呼んだので、ゲット。平安モノ、晴明モノかな?同じシリーズかな?イラストが美しいです。ノベルスの方には8ページのコマ漫画も特別寄稿されています。
2004/12/28
■ 2004年12月28日 ■<本>嶋田純子『平安京伝奇』二冊
今さんのイラストに引かれて手にとったシリーズ。主人公は安部晴明。強力な式神の涼牙と弟子の鬼王丸が主要な登場人物。短編連作で、さまざまな物の怪や怨霊や魔を晴明が調伏していく話。このお話の晴明は端正な美青年で、霊力は強いけれど、心優しい弱さのある人間として描かれています。涼牙は魔でありながら、晴明に惹かれ、彼の力で式神として使われているけれど、友人以上恋人未満あたりの位置でセクハラに励んでいるといった感じ。これもまた野性味のある美青年という設定。鬼王丸はそんな二人の間で、ちょっとなごみ系の少年かな。2000年から陰陽師のアンソロジーに掲載され始めた話で、その都度イラストが掲載されていたらしくて、イラストの枚数が普通の本よりもすごく多い。なかなか目の保養です。主役ふたりが美青年なので、美青年を書くぞ〜と意識して描かれたような絵が楽しい。これが本業に反映して、味噌屋の若旦那とかが出てきたんじゃないかと思う。今さんが、もともとは地味な作風だったのに、ここのところ艶がくわわってきたのは、こういうノベルズの挿絵の仕事の影響もあるんじゃないか、と私は勝手に想像したりします。
嶋田さんの本を読むのはこれが初めて。好きなエピソードや好きな場面がところどころにあって、いい感じなんだけれど、突き抜けて迫ってくるところの一歩手前みたいなもどかしさがあって、そこを越えるかどうかがまだわかりません。でも、そういう状態だからこそ、短編連作は続くのかなあと思ったりもするので、続きを追いかけてみようと思います。晴明ものはこのごろ山ほど出ているし、魔物や物の怪や式神のエピソードは他のいろいろな作品と被る。少年陰陽師のコンビの青年版みたいで。そもそも今さんの百鬼も被ってる。イラスト専門の絵描きさんが挿絵を入れる場合と違って、漫画家さんの挿絵はけっこう、作家さんにとってはスリリングなんじゃないだろか。絵だけではなくて、話も作れるわけだから。読んでいて、今さんが漫画化した画面が頭に浮かぶのでした。実際8ページの漫画がノベルズに方に載っていて、この出来がすごく良いのでした。これに負けないくらい楽しい話を作ってもらって、漫画作品に影響を与えるリベンジを期待。いや、もうすでにあるのかな?どっちがどっちかわからないけれど、雪女とか。
平安京伝奇 宵闇の鎮魂歌
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054022472/
平安京伝奇 花影の刻
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4059003328/
■ 2004年12月28日 ■生殺し
今日はまるマ新刊の発売日。以前よりテンションがやや下がり気味なので、家でごろごろしてる次女に「チャリでまるマを買いに行って、ついでにお昼のパンを買ってきてくれたら、先に本を読んでもいい」と、言ってしまったのが運のつき。無事にゲットしてきた新刊はページ数もあるようだし、やっぱり読みたいじゃないですか。でも、「ママが先に」と言いかけてすりよったら蹴られた。・・・そんな子に育てた覚えはっ!!・・・私の方が読むの早いんだよ。一時間で読めるんだよ。あんた三時間かかるじゃん。うー、夜塾行ってるときに読めるけれどね。しかたがないから掃除するか。(実は全然手をつけていない)
■ 2004年12月28日 ■<本>『やがてマのつく歌になる』
あー、おもしろかったです。ちょっと安心した。不安定なところは多々あるけれど、ちゃんとお話がすすんだし。伏線の回収を始めているし。聖砂国も面白そうだし。なんたって、ツーショットがうれしい(笑)
まるマアニメは来年も続投だそうで。あと1年もたせるということは、コンラッドがらみのお話が充実するってことですね。それはそれでうれしい。以下感想。
2004/12/29
■ 2004年12月29日 ■思考停止
インドネシア・スマトラ島沖地震による津波の被害は日を追って拡大して、観測史上最大の大災害になりそうだ。犠牲者の数が一万人を越えたという時点で、もうそれは把握のできない数字になって、日本人犠牲者の数を伝える日本のニュースがかえって現実感を失わせる。最終的には何万人になるのかわからない。それが、ひとりひとりかけがえのない誰かの家族であり友人だったと思うと言葉もない。どんなに科学技術が発達しても、ほんの一瞬でこんなことが起きてしまう。私はこのことをどんなふうに受け入れればいいのか考えている。答えを探してニュースを見る。ネットを見る。分析もレポートも答えはくれない。自分がおだやかな年の瀬の時間を過ごしていることが、いっそ不思議なくらいだ。
■ 2004年12月29日 ■明日は雪かな?
東京が雪のときは、こちらは晴れ、もしくは雨。でも、明日は雪が降りそう。今年は年末はけっこう時間があるにもかかわらず、何もしていない。年賀状もまだ作っていないというていたらく。おーい、引越し先をいまだにご連絡下さらない方々。年賀状はくれるんだろうな。うちの年賀状は出来るかどうかわからないけどさ。掃除も適当。長女が日中塾に行ってて夕方まで帰らないのをいいことに、次女とふたりでお洒落なお店でランチを食べ歩いていることはナイショだ。そうやって昼間一時間出かけると、家にかえってごろごろと本をよんでしまうんである。実家に運転手しに行こうか?と電話をしたら、そんなことはいいから掃除しなさいと言われた。とほほ。掃除もせずにHP作っていたり。ばかもの。
■ 2004年12月29日 ■小ネタ
さっき10時を過ぎてから駄菓子を食べていたら、次女がやってきて袋を取り上げ輪ゴムでしばってしまった。「太りますよ」といわれた。「いいんだ。今さら。ママは長生きしようとか思ってないから」すました顔で次女は言った。「新刊が読めなくなりますよ。」・・・・!!!・・・新刊ってのは「まるマ?」「それだけじゃなくて、いろいろあるでしょう」だって。私は絶句しましたよ。反論できなかった自分が情けない。
駄菓子なんて私は買わないんだけれど、昨日長女が「あーなんか食べたい。パパ、おやつ買って〜」と、珍しくおねだりしたんでした。そうしたらいそいそ買いに行くんだよ。2袋も!ポテチとか小魚アーモンドとかあられとかおさつドキッとか。笑っちゃったのは「うカール」そんなもの私は絶対買わないぞ。しかも同居人氏は自分が買ってくるお菓子だのケーキは全然食べないのだ。健康に悪いから。それって優しいような優しくないような。
2004/12/30
■ 2004年12月30日 ■やれやれ
娘たちの冬期講習の時間帯が違っているので、今まで写真を撮ることができなかった。やっと今日、年賀状用の写真を撮った。それを使ってプリンタで作業。宛名書きも済ませて、ほっと一息。年末モード宣言している時は遊んでいることが多いが、ちゃんと作業をしているときは、日記を書くヒマなんてないのである。年賀状を書いたら今日はもういいや、って気になったので、掃除は明日。ああ、明日は大晦日。
■ 2004年12月30日 ■ハウルのgifアニメ
こんなのみつけました。
配布先はこちら
ハウルの歩く城同盟
http://www007.upp.so-net.ne.jp/nekoteya/arukushiro.htm 続きを読む...
2004/12/31
■ 2004年12月31日 ■白い巨塔
さっきまでスペシャルで『白い巨塔』を見ていた。財前といえば田宮二郎。というのは聞いたことがあるけれど、原作も読んでないし、映画もテレビも新しいテレビドラマも見たことはない。これが初めて。あー、オールバックだ。オールバックてこういう髪型なのか(・・・)と妙なことに感心していたりする。途中から次女が隣で一緒に見始めて、「これ放送していた小学六年生のとき、クラスの女の子が原作を読んでた。」という。「ふーん、この財前をやってるのは誰?」「・・・唐沢くんだよ。ママ」「ああ、そうか」(ダメダメ)
そして突然、グーグルの検索窓に「里見×財前」と打ち込む母。それを見た途端次女はどこかに逃げって行った。だって、そういう感じじゃないの。そういうドラマじゃないの?2004年最後の日にこんなことを書いているようでは、この1年は推して知るべしというもの。
■ 2004年12月31日 ■年末のごあいさつ
2004年の終わりは穏やかに・・・とはいえない年になってしまいました。
どこかのお坊様が『災』と書いたのが予言になってしまったかのように、
史上最大の災害とともに年が暮れようとしています。
NHKではいつもどおり紅白なんかやってますが・・・
お正月はテレビとネットでニュースをひろいつつ過ごすことになりそうです。
私自身は家族の入院以外は穏やかな1年でした。
久しぶりに、いろんなお話に夢中になってひたる毎日を過ごせました。
今年遊んでくださった皆様、どうもありがとう。
来年もまたよろしくお願いします。
今からお風呂に入って、年が明けたら近所の神社に初詣に行ってきます。
2005/01/01
■ 2005年01月01日 ■年末に届いたお年玉
29日のコミケで買ってもらった本を30日に送ってもらって、31日に手にしました。一足早いお年玉をお正月に楽しむわけですが、一応メモがわりに書名一覧。読んでいると、あの会場でたくさん買いたいなあという気になりますよ。
続きを読む...■ 2005年01月01日 ■<同人誌>駒崎優『『The another story of Blue lilies』
これはビーンズ文庫から出ている『歓楽の都1 手折られた青い百合』の、作者自身による同人誌。商業出版の際に削られたエピソードを読みたいという声が多く、このたび同人誌として発刊された。内容は、ショウとレイが一線を越えるというお話。・・・これがすごくよかった。このエピソードがあるとなしでは、本自体の評価が変わってしまう。この話をビーンズで出してしまったのが、そもそもの間違いではないか?と思ってしまったくらい。私が『手折られた青い百合』を読んで物足りなく思ったのは、宝石という仕事と、レイとの関係をどう両立させるか曖昧なまま話がすすんでいくことだった。しかし、本気でそこを書こうとするとそれは大変だ。その一端を見たような気がした。でもほんとに、どうするんだろ。これはもう本編に入れようのないエピソードで、自ずと本編は違う道をたどることになる。その行く先はどこになるんだろう。
おまけとして、雪舟薫さんがファックスにこっそり忍び込ませた宇宙人の絵が収録されています。とってもラブリーな宇宙人。このまま表紙に登場してSFになってしまうのもまた楽しいのではないかと思いました。
もう一冊の同人誌も『運命は剣を差し出す2』の裏本なんですが、これは本編をまだ読んでいないので、あとのお楽しみ。両方とも、通販可能なので、ご希望の方は駒崎さんのHPをご覧ください。
作者の公式HP「楽園貴族」
http://members.jcom.home.ne.jp/y.komazaki/
『歓楽の都1 手折られた青い百合』感想
http://park3.wakwak.com/~winter/mt/archives/000555.html
■ 2005年01月01日 ■初詣

夜半から朝にかけて雷が鳴り雪も降りましたが、うっすらと積もる程度。日中には日も差す元旦になりました。朝は階下でおせちを食べ、年賀状を分けて、午後から初詣にでかけました。今年は長女が友達と待ち合わせて、金沢神社に行ってしまったので、私たちは送っていきがてら尾山神社に初詣。今年は階段の下から行列が並ぶこともなく、ほどほどの人ごみの中でお参りして、境内の屋台でジャンクな食べ物を食べました。次女のひいたおみくじは中吉。「甘さを捨てよ」などという、ドンピシャな忠告つき。家に帰って、長女の帰宅を待って、実家へ泊りがけで年始に行きます。

■ 2005年01月01日 ■実家にて

今日実家に来るはずだった姉一家が、明日になったので、母と私の家族だけの元日の夜になった。実家に着いたのが五時。朝からいろいろ食べていたのでお腹も空かないし、ちょっと本屋に行って来ると言って、私と同居人氏と次女で近所のショッピングセンターに出かけた。このごろはどこも元日から営業しているらしい。バーゲンの手袋と帽子を買い、母に頼まれた調味料を買い、それから品揃えの良い本屋で一時間過ごす。WINGSのよしながさんの『フラワーオブライフ』が面白かった。少女漫画の王道、文化祭ネタでありながら、げんしけん真っ青のオタクな内容。彼女の作品はいつもオーソドックスなのに新しい。『プライド』はラストの引きがありがちだけれど、きっと次回は違うことになってるんだろうな。でも、ちょっと息切れしてきたような。『バッテリー』の三巻の文庫が出ていたので買った。青波の視点から書かれた短編が新しく加わっている。次女情報によれば、この短編は角川のHPで読むことができるのだそうだ。
それから、ドラマCDを二枚買う。森川さん×置鮎さん(もしかしたら逆)の『幸せにできる』と、『最後のドアを開けろreplay1』さすがに、この二枚をレジに出すのは恥ずかしかった。本屋の中の喫茶店でコーヒーを飲んでから家に帰った。
夕飯は母の作ったお節。軽い食事でいいといったので、お節のお重とご飯。ワインを一本開けてほとんど私1人で飲んだ。このごろすっかり弱くなってしまって、一本飲んだらいい気分になってしまう。二階に上がり父のパソコンで巡回先を見て、これを書いている。今から布団を敷いてCDを聞く。2005年はそんなふうに始まった。