インドネシア・スマトラ島沖地震による津波の被害は日を追って拡大して、観測史上最大の大災害になりそうだ。犠牲者の数が一万人を越えたという時点で、もうそれは把握のできない数字になって、日本人犠牲者の数を伝える日本のニュースがかえって現実感を失わせる。最終的には何万人になるのかわからない。それが、ひとりひとりかけがえのない誰かの家族であり友人だったと思うと言葉もない。どんなに科学技術が発達しても、ほんの一瞬でこんなことが起きてしまう。私はこのことをどんなふうに受け入れればいいのか考えている。答えを探してニュースを見る。ネットを見る。分析もレポートも答えはくれない。自分がおだやかな年の瀬の時間を過ごしていることが、いっそ不思議なくらいだ。
投稿者 SOKE : 2004年12月29日 19:13結果論だけれど、地震のあと、津波が来ることは、予想できなかったのだろうか?いや、研究者のレベルでは、もしかしたら、可能性がわかったのかもしれない。少なくとも、日本人ならば、地震→津波の連想があるだろう。
地震の予知も大事だけれど、起きてしまったあと、どう、救援をするか、準備してすみやかに十分なスタッフを送ることが必要だとおもった。
それから、安否情報がないことは、深刻な被害があるっという、「情報がこないのが情報」というのを改めて感じた。
http://www.bo-sai.co.jp/tyuuetujisin.htm
遺体確認のための法医学の専門家や、そのための救援資材も、残念だけれど、送る必要があるだろう。いずれにしろ、年末年始の休みに、大変な仕事が舞い込んでいるようである。
http://www.bo-sai.co.jp/sumatrathunami.htm
海底地震だったことが、地震の揺れのない地域の津波被害を大きくしたのかもしれません。そもそも津波の知識がなかったそうだし。くーみんさん、ご紹介のページは、とてもわかりやすく被害の分析と対策が書かれていてためになります。ご紹介ありがとう。情報がないのが情報ということなら、今回の地震では震源近くのアンダマン・ニコバル諸島の被害状況が明らかになったときに、犠牲者の数はとんでもないことになるんじゃないかと思います。行政単位で壊滅状態じゃないだろうか。本当の被害がわかるのは一週間以上かかるかも。
こういう災害が起こったときに、どういう援助ができるのか、それがすごく気になる。第一陣で医療チームと、レスキュー専門のチームが派遣されたのはニュースで見たし、アメリカに次ぐ資金援助も約束したようだけれど、もっと具体的に目に見えるように、何が出来るのか、何をしたのか報道してほしい。じゃないと居たたまれない思いがします。被害に応じた対応と、関係各国との連携を取るリーダーシップを見せてほしいですね。
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20041230/m20041230002.html
こういうのも、評価の迷うところ。適用の仕方によってはなし崩し。
この艦隊の派遣は、ナイスタイミング。なかなかやるなあと思う反面。外国に出す口実とか、自衛隊の予算をブンドル口実にならないか、心配な面もある。
少なくとも、遺体を1体収容しただけで、終わり。にならないように。タイみたいに安全な国には、やはり消防とかレスキューの方がいいのでは。
しかし、おんなじことをいくつもの団体がやるのは、非効率だなあと思います。
非効率といえば、日本国内から外務省への行方不明者の問い合わせもネット登録とか、できればいいのに。2000件も電話があったらそりゃ、大変ですよ。その分のマンパワーを違うことに使えるといいのにね。もちろん、パソコン環境のない人のために電話も必要ですが。
現地の病院が収容された患者氏名をネットに公表していて、プライパシーの問題もあるけれど、現地の病院が問い合わせに応じている暇も人手もないだろうことを想像するとこれも一つの方法かと思いました。
そうですね、ネットをどんどん利用すればいいと思います。私はまるで戦時のように転がるご遺体をどうすれば一番いいんだろうと考えたりしました。南国で放置すれば痛む。身元の確認と公衆衛生上の問題をどう解決するのか。まとめて埋葬するしかなくて、実際そうされている映像を見ると、ひとつひとつ丁寧に並べられていました。少しだけほっとしました。
痛む前に写真を撮る。髪を保存する。ご遺体に識別番号をつけて、その番号で情報を保存する。その際に必要な記録は何か。性別と身長と人種と埋めた場所と。あとからご遺族が家族のもとにたどりつけるように。そういう最初の作業をやる余裕もないでしょうけれど・・・
死者が10名くらいと、死者が1万人を超える時では、対応にも、違いがしょうじるでしょう。東海地震で、死者数万人ということになったら、今の地震で死者20人くらいとは、全く違い、はっきりいって、今の日本の常識からいったら、非情な対応が必要だと思います。タイでは、身元確認の資料をとって、火葬するそうです。
最高気温30度。想像すれば、腐乱がはじまる現在の状況を考えれば、いたしかたないことでしょう。
頭の中で考えているのと、実際は大きく違って、私は死んだ人を見た体験はごくわずかです。それすらも非日常でしたから、想像を超える災害に遭遇したことはありません。ただそのへんは人間のスイッチは切り替えができるようにできてるんでしょうけれどね。そういう切り替えに遭遇しないで済む幸運に感謝しなくちゃね。日本の被災者は、原爆や阪神大震災といった際に驚くほど冷静な対応を見せたと思います。そのようにできればいいのですが・・・非常時のレベルが上がっていくたびに切り捨てるものも増えていくんでしょうね。その時にできるだけ正しい判断を下せるといいと思う。人も国も。
昨日、ちょこっと2chをめぐったら、日本の報道が、いかに
死体とか、悲惨な状況を、まったく報道していないかが、わかった。
皇室の慶事にあたって、あまりに世界で悲惨なことがおこっていると、
いままで、中越地震で延期した、意味がなくなるからだろうか?
それとも、日本人の被害が少ないからだろうか?
しかし、被害を受けた地域は、日本が大切にしなければいけない国々のはず。
マスコミって、当たり前のことが当たり前に行われていることは、報道しないのかなああ。いいことやっているのに。ブーケッとで、各国大使館が、臨時の支所をつくって、自国の国民の便宜をはかっているのだっって、もっと報道していいのに。
いままでの、ひな形とおりの報道ってちょっと??
しばらくの間はBSの海外ニュースを流しっぱなしにしていました。そこでは硬直の始まった死体が信じられないくらいたくさん映っていました。それすらも、実態からは遠い映像だと思いますが。日本の報道は海外のソースを利用しながら、編集で死体とか、人が力尽きて流される映像はカットしていました。ぬるいと思うけれども、子供も見ることを考えると、仕方がないかなと思う。
昨日かおととい、ダイアナ妃のインタビュー映像やってましたけれど、それは本国では流されていないらしい。(とんでもなかったよダイアナ。そういうテープがまだ山ほどあるそうな)でも、そんなもの、衛星放送だのケーブルだのビデオだのネットだので、入手は可能。
特に、ネットだよね。探せばどこかにあると思う。どこまで知るか、というのもそれぞれの判断に任されているというか。
くーみんへ
>結果論だけれど、地震のあと、津波が来ることは、予想できなかったのだろうか?いや、研究者のレベルでは、もしかしたら、可能性がわかったのかもしれない。
昨日知って激怒したニュースがあります。
インド洋の米軍ディエゴ・ガルシア基地(イラク戦争の中継基地になっている)は今回、被害を受けなかったんですが、それってアメリカが地震監視システムで警報を出したせいらしいです。基地に出せるなら他の国にも出せただろうよ!
太平洋の津波監視システムに入ってるタイは、情報を持っていながら、観光への悪影響を考慮してか、迅速に警報を出さず、地震の三時間後にネットに情報を載せただけなんだそうだ。
もっとも、津波警報の問題は、ただ監視ブイを置けばいいというものではなくて、連絡体制がしっかりしていないと意味ないそうですが。
特にインドネシアやスリランカみたいに国内に相対する勢力が対峙しているところは連絡を滞りなく伝えるのが難しいみたい。
インドは来年中に自力でシステム作ると云っているし、日・米・露は技術協力惜しまないみたいですけど。
日本の報道は特に初日はなってなかったですね。NHK始め、どの局も年末特番流してばかりで。三日目くらいからましになって来ましたけど。
2チャンネルのスレッドをざっと見て、日本のテレビの報道が異常じゃないか?という意見を見ました。確かに変。未曾有の惨事だというのに、報道があまりにも少ない。なんででしょう。BSも昨日から海外ニュースが少ないような。それでケーブルのCNNをつけてます。今日はあんまり時間をとれないけれど。
この写真を見て涙が出た。衛星写真のbeforeとafter
http://www.washingtonpost.com/
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/flash/photo/world/2004-12-30_quakesatellite/movie.htm?startat=1
上記写真は、衛星写真だけでも十分衝撃的ですが、
一日目、三日目、四日目、五日目の写真は日本では
報道に載らない悲惨な写真を含んでいます。ご注意を。
こちらのtelevisionには、津波直後のホームビデオ。
http://www.reuters.com/
http://www.vg.no/video/